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認定心理士資格、いまだ申請せず。
2024年の出生数、やっぱり70万人割れるってよ。
統計開始来の最少値を更新。政府の試算では、70万人割れは2038年の想定だったのが、14年前倒し。ちなみに50年前の1974年の出生数は200万人超。ほぼ3分の1って50年なにやってたんだ政府。Higashiyamaです。
放送大学は今年の第1学期で認定心理士資格に必要な単位は取り終えた、はず、なので継続せず。2年間の学びに感謝。あとは申請なのですが、タイトル通りの状況なのです。あちゃー。
でも私が受講した面接授業の3つの記事はいまでもそれぞれ月100-150件程度のアクセスがあるみたいで。少しでもお役に立ててるかのかなと思うと顔がホワホワしてしまいます。
実は、もともと認定心理士資格を取ること自体を目指していたわけではないのです。「どうやったら未成年の無念の死を防げるか?」といったようなところに課題認識があったんですね。
たとえば、自殺。
警察庁によると、2022年の小中高生の自殺者数は514人で1978年の調査開始以来初の500人超。2023年も同様に500人を上回っています。冒頭の通り子どもの総数は減っているのに、自殺者数は増えているんです。おかしいよ。
それから、虐待死。
厚生労働省によると、2022年度の未成年の虐待死亡件数は72人。この数字だけでも痛ましいのですが、最近、児童虐待防止の勉強会に参加して驚きました。少し古い記事なのですが。
これだけ見逃されている可能性もあるのかと。見逃され、知られることもないままなんて、無念以外のなにものでもないじゃないですか。
こういった課題認識があって、自分にも何かできないかと考えて。最初は相談員のボランティアなどを考えてたんです。できる範囲で、挑戦できないかと。で、いろいろ調べる中で、心理学をもう一度学んでみようと思い立ったという。認定心理士資格を志したのは、せっかく勉強するならはっきりした目標設定をしようと、そんな考えからでした。
さて、放送大学で学んでいた2年間、実は勤め先ではまた別のボランティアに関わっていて。中高生や、現役の教員の方々を含む大学院生に、デジタルトランスフォーメーションや問題解決の講義をさせていただいています。乱暴に表現すると、デジタルテクノロジーは問題解決の大きな手段になるよ、というお話しなのですが、このボランティア活動をするなかで、「あ、自分自身が相談員になるよりも、この課題に日々向き合っている方々にテクノロジーで貢献するほうがインパクト出せるかも」と。そう考えるようになりました。
こんな経緯で、児童虐待防止や児童相談所などで勤務されている方々の勉強会などに参加させていただくようになりました。当事者・従事者の方の現在進行形のお話には、温度を感じます。温かさも、冷たさも。そしてテクノロジーでできること、やっぱりありそうだなとの確信も。
「あー、自分は偽善者だなー」なんてふと思うこともあるのですが、偽善だろうがなんだろうが、なにもしないよりなんかするほうがマシじゃんとか思う派です。偽善者でいいんじゃん?
ということで、放送大学での学びは終えましたが、また新しい学びが始まりました。学びは資格取得とは別の形で、社会にアウトプットできればと今は考えています。2024年末。
みなさまどうぞ健やかなお年をお迎えくださいませ。