ガレットブルトンヌ
ガレットブルトンヌ
なんとなくですが名前が王様っぽい。
名前からして王様のクッキー的なフランス語だと勝手に思ってましたが、直訳すると
ブルターニュ風の丸
まー単純にブルターニュ地方特産のクッキー的な感じでした。
この数ヶ月焼き始めたクッキーの中で、これをちゃんと焼けるようになりたいと思えるような、自分の中の軸になるようなクッキーだったと思います。
焼き菓子は面白くて、焼きたてよりも2.3日置いてからが美味しい。
もっと言うなら1週間後から本領を発揮して、1ヶ月くらいは楽しめる。
ガレットブルトンヌも御多分に洩れず、3日後からが食べ始め。
しっとりとした口当たりとホロリと崩れる感じにバターの滑らかさを感じる。
1週間後から官能的な味わいになる。(って勝手に思ってる)
男性的と言うより女性的。
アンニュイな感じの食べ物。
人に例えるなら、橋本まなみ。
そんなことを思いながら作っては食べていたのですが、そういえば、他のガレットブルトンヌを食べたことがないと思い、他のお店のものを購入して食べてみたら、こちらは意外と男性的。
なぜかと考えてみたら、おそらくバターよりも小麦粉の量が多いせいか、ザクっとして骨格がしっかりした後にバターの風味がしっかりくる。
ちなみに僕が作るガレットブルトンヌは
バターと小麦粉が同量。
ちょっといいラム酒をちょっと多めに使っているせいか、ホロリとしていて、油分が多いのでしっとりとしている。
そしてその後にバターの香りとラムの香りが引き立つ。
大人の食べ物。
なので橋本まなみ。
人妻になる前の、グラビア誌を飾ったあのアンニュイさを感じさせる食べ物。
そんなクッキー。
そんなことを考えながら作るオジさんが作るクッキー缶
しばらくは焼き菓子関する妄想コラムを描き続けようと思う。
またいつか