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南極の海の底まで氷柱伸ぶ
俳句ポスト365『氷柱』
初級者で佳作でした。
(投稿すれば、ほぼ100%佳作に乗ります)
前回、金曜日にされたから、少し後退です。
(今回は木曜日です。あと一歩。)
近代俳句か現代俳句か
俳句には大きく分けて二つの流れがあります。
伝統的な俳句と、現代的な俳句です。
(伝統的とされる虚子派の俳句も、芭蕉の俳句と少し違います。ですから近代以降『ホトトギス』の伝統と言えます。そこを書くと長くなるので、ここでの説明は省きます)
客観写生としてはどうか
客観写生の俳句としては、やや描写が具体性に欠けています。「海の底」は「海底」でいい。文字数を稼いでいる印象が拭えません。
南極のブライクニル 通称・死のつらら を俳句にしたつもりでした。
この点においても伝わりにくかったかもしれません。単に「死の氷柱」で良かったかな。
現代俳句としては
言うまでもなく駄句です。
「だから何」 so, what?
南極の海底に氷柱が伸びて、それがどうやって詩になるの? という俳句になってしまいます。
どちらだとしても中途半端。
精進します。
近日中に二つの表彰式を控えています。
これは自慢です。
だからと言って傲ることなく、言葉と向き合っていこうと思います。