サッカー指導2021/02/09
今日のサッカー指導の練習内容と意図を書いていきたいと思います。
緊急事態宣言が少し緩んで活動できるようになったので久しぶりの練習でした。
全体的に、サッカーする体に戻す事を意識した練習をしました。
・サッカーのサーキット
練習内容
・ディフェンスの動き
・コーンジャンプ
・ミニコーンドリブル
・フリードリブル
・短い距離をバスケのドリブル
このサイクルを繰り返す
練習意図
今日のサッカーで参加した生徒の数が15人だったのでそれを1人で見るために、サーキット形式にして目が届くようにしました。
5種目あったので、それなりの強度を上げることができ、久しぶりに動く子が多かったので体を戻す意味も込めてとして入れました。
1つ1つについて説明をしていこうと思います。
ーディフェンス動き
練習内容
・マーカーを↑(やじるし)のような形に置く
・先端の方に走っていく
・斜め後ろにステップ(相手に対応する動き)
・次のマーカーにダッシュ
練習意図
練習ができていた時に、継続して入れていた練習ですが、今回は久しぶりの練習だったのでどれだけできるかの確認として入れました。
比較的に出来ていたように見えました。
この動きは、ディフェンスの動きを意識した練習になっていて、それに加えて体を上手く使う事を覚えさせる意図があります。
身体能力に関わってくるので、サッカーだけでなく他のスポーツにも応用できるような狙いを持って取り入れています。
ーコーンジャンプ
練習内容
・コーンを並べる
・両足で飛んでいく
・コーンをしっかり超える
練習意図
跳ぶ動作は、基本動作になるがサッカーの練習の中ではあまり現象として出てこないのでトレーニングの中に入れました。
ある程度一定のリズムで飛んでいくので、リズム感を鍛える狙いも入っています。
連続して跳ぶことが難しい子が出てきて、できない原因を考えた所普段しない動きだからこそできていないんだと考えます。
あまり経験したことがないからできないだけだと思うので、練習の中に跳ぶという動きを入れていけたらと思いました。
ーミニコーンドリブル
練習内容
・ミニコーンを1歩間隔で1列に並べる
練習意図
ボールを足で扱うのがサッカーになるので、サッカーの基本練習として取り入れました。
両足を使い、いろいろな箇所を使ってドリブルするという事を意識して指導しました。
利き足だけでもいいですが、最低限逆足も使えるようになっていた方が良いと思います。
なので、逆足が苦手でも積極的に使うように声かけを意識して指導ました。
その際に、できないことが多く見られましたが、失敗することは恥ずかしいことではないという事を伝える事を意識していて、挑戦する気持ちを持てるような声かけを意識しました。
次第に、できるようになったら緩急を付ける事をやらせたいと思います。
ーフリードリブル
練習内容
・コーンを適当に倒す
・コーンを避けながらドリブルする
練習意図
1つ前の練習でミニコーンを使ってドリブルをしているのでその応用として入れました。
適当に並んでいるので、足の触る位置や避け方を考えながらしないといけないのでドリブルの向上にいい練習だと思います。
より、実践的で試合中は様々な方向に避けないといけないので、それに近い練習になっています。
できるようになってきたら、ミニコーンの時と同じように緩急を入れる事を声かけしていました。
緩急は、1番難しい動作になります。
なので緩急をドリブルしながらできると相手を抜くことだけでなく、ずらすことができるようになることに繋がるための狙いを持って取り入れています。
ー短い距離バスケドリブル
練習内容
・10メートル間隔でマーカーを置く
・バスケのドリブルで進む
練習意図
サッカーをしていると足でボールを扱うことが上手くなります。
サッカーだけをやっていると足は上手くなっても手でボールを扱うことが苦手になる子がいると思います。
いろんな経験で体を使うことを上手くなって欲しいので今回はバスケのドリブルで手を使って前に進むを取り入れてみました。
少し実験的な感じで入れてみたんですが、手でドリブルになると苦手な子が多くみられました。
サッカーという足を使うことだけでなく他のスポーツの動作を入れていけたらと思います。
いろんな種目の動きを入れることによって、体の使い方を小学生の時に経験して、体の使い方が上手になってもらえたらいいと思います。
・マーカーにボールを乗せて蹴る練習
練習内容
・マーカーにボールを乗せる
・まっすぐ走り込んでまっすぐ蹴る
練習意図
実際は、自分がボールを持って走り込んでくる子にタイミングを合わせて蹴らせる練習なんですが、1人で15人は効率が悪かったのでこの練習にしました。
この練習の狙いは、ボールを蹴る足の形、足の振り方、ボールを蹴る足の場所を掴むことをです。
半分くらいの子はうまくミートさせて蹴れていたました。
できていない子に多かったのが、足を爪先まで伸ばして蹴ることが伝わらなかったので、爪先で蹴っている子がいました。
自分の伝え方や感覚をどのように掴ませるかの技術がまだまだ足りていないと感じました。
この練習は継続して取り入れていき、基本的なキックはできるようにしていきたいです。
・終わりに
久しぶりの練習で子ども達も楽しくやっているように見えました。
期間が空いたので、集中力が以前に比べて少しないのかなという感じがありました。
これは、練習の頻度が今まで通りになってくると治ると思うので大丈夫だと思います。
これからも、子ども達の未来を担っていることを常に意識しながら指導していきたいと思います。