アミダサンガの仏恩讃歌

無量の生命いのちに育まれ
無限の光明ひかりに照らされて
他力のはたらき　大きな願いに
僕らはみんな生かされてる

無量の生命いのちに育まれ
無限の光明ひかりに照らされて
南無阿弥陀仏の六字の中で
そのまま死んでゆけ

命を奪とったらいけません
悪態吐ついたらいけません
怒りの心も　妬ねたみの心も
持ってはいけません

そんなこと誰ができるの？
僕には到底できないよ
自分の力で悟りを開くなんて

それなら僕はどうなるの？
このまま迷い続けるの？
死んだら無・になるなんて　
思えないよ

阿弥陀という名の仏様
言葉になられた如来様
浄土あの世も穢土この世も　未来も過去も　
自在に飛び回る

弥陀の本願成就して
六字のすがたでこの娑婆しゃばに
お出ましあそばせ
僕は　ただおまかせ

南無阿弥陀仏の喚よび声が
生命いのちの鼓動にこだまする
本当の故郷ふるさとへの　道標みちしるべ

生まれてきたのはこの世界
本当のことなどない世界
それでもひと声　届いた喚よび声
世俗を超えてゆけ

生きるも死ぬも　阿弥陀様おやまかせ
自分は地獄に落ちるだけ
「そのまま来い」の勅命ちょくめい　この胸に

南無阿弥陀仏の念仏で
すべての衆生しゅじょうが救われる
これさえ知れたら
もう　死んでもいい

無量の生命いのちに育まれ
無限の光明ひかりに照らされて
六道輪廻ろくどうりんねを彷徨さまよい続けた
凡夫ぼんぶが仏になる

無量の生命いのちに育まれ
無限の光明ひかりに照らされて
信心喜び　死ぬまで生きたら
続きはお浄土で！！