ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ面白かった〜!

ひがしと申します。普段はゲイ社会に対して文句を言ったり、思ったことをてっきとーに書き連ねていましたが、将来まっすぐ前を向いて堂々と生きていける大人になるには、ゲイについて書くだけではなくて、高校の頃から作っている自分のネタ帳の一つだったり、エンタメについて語る方が宜しいだろうと思い、今回は趣向を変えて最近見た映画についてでも語ろうかなーと思っております。ネタバレをあまり含まないように書くつもりなので興味ある人はぜひ劇場へ!GOGO!!ですよ。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ めちゃ良かったです!!べいびーわるきゅーれとしては三作品目の映画のようなのですが、僕は一切ドラマも、映画も触れずに可愛い殺し屋の少女たちが悪い奴らを蹴散らすという情報だけ入れて友達と劇場へ向かったのですが非常に良かったです!
事前情報なしでも全然楽しめるし、8割アクション、2割日常パートぐらいアクションが多めだったのですごく見やすかったです。誰が敵で誰が味方なのかもスッキリしていて、前作のキャラが出てきても即座にくどくない感じで説明を施してくれるのでストレスを感じるところが一切無かったです。特にベイビーわるきゅーれ ナイスデイズで出てきた新キャラの、冬村かえで(池松壮亮さん)と、入鹿みなみ(前田のあっちゃん)のキャラが立ちまくっていて、Xの感想も軒並みこの二キャラを褒めまくった感じでした。この映画の主人公達(まひろ、ちさと)はコメディチックな少女としてとても明るく描かれているので、対照的に敵キャラの冬村かえでのシリアスな過去や思いが淡々と描かれたシーンが多く、感情移入してしまうシーンが沢山あったように感じます。あと池松壮亮池松壮亮がえぐい。冒頭にチラッと池松さんの肉体が映るシーンがあるんですが(ここ見るだけでも非常に価値があります。)肉体だけで魅せる殺し屋としての熟練度合いや、打撃戦多めでまひろさんとのタッグで見せる殺陣の演技。前半、後半と割と長尺で描かれるんですがどのシーンも目を離せないぐらいの熱気がムンムンしててほんとに堪らないです。あまり多くは語らないですが、ただのアクションシーンだけでは終わらせない構成の良さに凄く惹き込まれる所がありました。確実に鳥肌モンです。冬村かえでが私にとって忘れられないキャラクターになりました…。
あと、入鹿みなみ演じる前田のあっちゃんさん。こうこう、こういうのでいいんだよ。こういうので。をすべて詰め込んだキャラクターだった思います。入鹿みなみさんと、もう一人成瀬さんというキャラがこの映画には本編の追加キャストとして登場するのですが、どちらも、ちさとと、まひろの画面映えに負けず劣らずと言ったキャラとビジュアルをしていて、日常パートをものすんごく明るく見ることが出来ました。入鹿さんは所謂、ツンツンした態度を取っちゃう先輩殺し屋と言った感じで、この映画を見た後だとこの役は前田の敦子さんにしか務まらない!と感じさせるほど役に合っていました。役柄以外について語るとすれば、ジャンプスケア(急な脅かし)や、過度なグロ表現がだいぶ抑えられていたので、鬼滅の刃や呪術廻戦を視聴済みのお子さんなら余裕で見れるぐらいのテイストに仕上がっていました。(まぁ多分視聴はダメだろうけど。)かと言って、子供っぽいチープな流血表現だったのかと言えばそうではなく、目かっぴらいて口ポカーンと空けちゃうぐらいアクションシーンに見入っちゃいました。可愛いおにゃのこにバチボコイケてるアクション。冬村かえでの孤独とちさまひの輝かしい日常。日常と戦闘の対比、緩急がの付け方が物凄くて、退屈に感じるシーンが一切無かったです。
映画はコレでラストとも言われてるのでぜひ皆さん劇場でベイビーわるきゅーれを見て下さい!

では。

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