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日本酒~日本酒度、酸度~

日本酒度 アミノ酸度 酸度

日本酒度はざっくり言うと糖分の量です。
水を0とした時の酒との比重を表しており、糖分を多く含む酒は重くなるので値がマイナスになります。
±10を越えるものはそんなにないですが、八海山の貴醸酒なんかは-36度もあり、とても甘いです。

アミノ酸度はアミノ酸の量です。
酒のコクや旨味のもとになります。日本酒には、アルギニン、チロシン、セリン、ロイシン、グルタミン酸など約20種類のアミノ酸が含まれています。

酸度は酸味や旨味の量です。
乳酸、コハク酸、リンゴ酸の量を表しており、酸度が高いと甘味が打ち消されて辛くて濃いように感じます。
日本酒の酸度は平均して1.3~1.5度、ワインの酸度は6.0~8.0度と言われております。

香りや温度、アルコール度数など他の要素も関わりますが、日本酒度と酸度で甘辛をわけるとざっくりとこのようなグラフになります。



今回は酸度3.1度日本酒度-9度のIMA というお酒を飲んでみました。
新潟の今代司酒造のお酒で、牡蠣のために作られた物です。
酸度が高く、日本酒というより白ワインのような酸味を感じました。米の甘味が鼻から抜けていくような爽快感もありました。
牡蠣やオリーブと美味しく頂きました。



日本酒度や酸度が書いてあるお酒も多いのでぜひ見てみてください。

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