破裂音と共に弾け飛んだモノは
どうも。東野京(ひがしのみやこ)です。
今日は学生時代に体験したとある出来事について記していきたいと思います。
友人との食事
今から遡ること10年程前、私は大学生でした。
今回の話は大学が異なる友人達と食事をした時の話です。
場所は確か新宿のルミネの上層階に入っていたレストランだったと思います。
今となっては季節も面子も曖昧ですが、その時に起こった出来事だけは10年経った今も忘れられずにいます。
箸が転んでもおかしい
私はよく笑う人間だったと思います。
小学生の卒業アルバムではクラスのページのランキングコーナーでよく笑う人の項目を40人中35票で制しました。
中学高校大学と進学してもそこら辺は変わらないままだったと思います。
前述の友人達との食事の日もたくさん笑っていた記憶があります。
同席した友人がユニークで、私以外もよく笑っていました。
突如鳴り響いた破裂音
それは食事も一段落し、談笑が弾んでいた頃のことでした。
パンッという乾いた破裂音があたりに響き渡ったのです。
聴き慣れない破裂音に静まり返る私達。
一瞬の静寂の後、私達は音の出処を探しはじめました。
何の音なんだろうと不思議そうな友人達を他所に、私は下腹部に違和感を抱きました。
恐る恐る見てみると、ズボンのウエストが不自然に広がっているのです。
よく見るとフロントの中央部分にあったはずの留め具が見えなくなっていました。
そう、先程の破裂音の出処は私だったのです。
笑った際に力んでしまったのか、ズボンのボタンが弾け飛んでしまっていたのでした。
それを友人達に伝えたらその日一の爆笑が生まれましたが、友人達のボタンは弾け飛びませんでした。
弾け飛ぶほどに肉付きが良いのは私だけだったのです。
後日譚
ボタンが弾け飛んでから数ヶ月後、私は周囲に驚かれる程の減量を遂げていました。
しかし、それは意図的に行われたものではありません。
3週間にわたる教育実習で、気が付いたら激痩せしていたというのが正直なところなのです。
教育実習そのものがハードだったこともあるが、運動部の部活に参加し続けていた事が大きかったと思います。
実習中に運動部の先生方に飲みに連れて行ってもらったりもしていたが、それでも痩せていく一方でした。
ハードではあったがそれなりに良い経験を積めた3週間でもあったと思います。
おわりに
痩せたり太ったりを繰り返し続けているのでいつか身体を壊しそうで怖いです。
最後までお目通しくださった方、ありがとうございます。
またどこかでお目にかかれたら幸いです。
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