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「ピーマン」(研究要素皆無)

週末なのでお気楽な投稿を。

私の子供たちは食べ物の好き嫌いも全くなくて、その意味ではとてもありがたかったのですが、
食べ物の好みに関しては不思議だなと思うことがいくつかあります。

その一つが、「好きな野菜を単体で調理して、徹底的に食べたがる」というもの。

数年前に、表面上は玉ねぎしか見えないポトフの写真をツイートしたところ、なぜだか大変多くの方に読んでいただいたのですが、

https://x.com/atsukohigashino/status/1621415190876295168?s=46&t=lhDOTu03FfzFB6Zw0p8AZg

あれは序の口で、
「細切りにした鍋いっぱいのピーマンを炒めて、お醤油と鰹節をかける」や
「レンコンをひたすら薄切りにして、鍋いっぱいのきんぴらにする」など、とにかく単一の野菜をもりもり黙々延々と食べたがるのです。

もはやコツもテクニックもいらない料理ばかりで、上記の二品も我が家では「ピーマン」「レンコン」と呼ばれます。まさに名もなき料理。

久しぶりに「ピーマン」を作ってみました。

まずピーマンを買ってきます。

8袋だと、我が家としては比較的少なめです。

昔、レジカゴにピーマンを山盛にしてレジに運んだら、お店の方がひきつりながら「ピーマン…7袋でお間違いございませんでしょうか?」と確認されたことがあったんですが、
私が答えるより先に、当時幼稚園児だった子供が
「これじゃ取り合いになっちゃうから、もっと買いたかったんだけど、もうこれしか残ってなかったんです」とお店の人に説明していました。

で、全て千切りにします。ご覧の通り、ごくごくいい加減な千切りで大丈夫です。

千切りって、ちょっと心に空白が出来て、寂しい思いに囚われた時なんかは、無心になれて寂しさを吹き飛ばせるので、ヒーリングとしての効果もあるように思っています。
よければ皆様も千切りヒーリングをお試しください!

軽く塩をして、オリーブオイルかごま油で炒めます。
どちらでも美味しいと思いますが、私の子供たちはなぜか二人とも、オリーブオイルで炒めた方が喜びます。

炒め具合は…私はパリパリシャキシャキを食べたいんですが、子供たちはクタクタに近い状態になったものを喜んで食べるので、今日はクタクタ気味にします。

好みの炒め具合になったら、お醤油を回しかけ、これでもかとばかりに削り節を投入します。
この時に入れる削り節は手頃なものの方がピーマンに絡みやすくて良いと思っていて、私はヤマキのかつおパックマイルドお徳用を、6パック(12g)入れました。

冷蔵庫で数日は持つし、小分けにして冷凍すればお弁当のおかずにも良いのですが…そこに辿り着くまでになくなります。
昨夜作って味を馴染ませ、今日のお昼に出したら、親子三人でこの量がほぼなくなりました。

これ、白いご飯に乗っけていただくのも最高でして。

ある時上の子が「ピーマンだけがぎっしり入ったお弁当を食べたい!」というので、お弁当箱にご飯を入れ、この「ピーマン」をたっぷり乗っけたものを塾に持たせたら、仲の良かった子に

「お母さんと喧嘩したの…?」

と素で聞かれたらしいですので、その点だけ(どんな点?)注意が必要でしょう。

私の近況ですが…ありがたいことに、皆様のご支援のおかげで少しずつ落ち着きつつあるので、
こういう単純極まりなく、でも楽しいお料理などを楽しみながら、少しずつ生活を取り戻していきたいと思います。

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