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りんご〜人物デッサンまで、絵画教室に2年半通った記録
はじめまして。アート好きなデザイナーのHIGAshine(Twitter)です。
2018年4〜2020年10月まで、月2回、1回2時間のペースで絵画教室に通っていました。せっかくなので、どのくらい描けるようになったのか記録しておきたいと思いnoteをはじめました。
絵の勉強をしたいと思ったのは、幼い頃から絵を描くのが好きで高校の選択芸術科目も美術を選んだくらいだけど、地方住みのうえ親から「絶対浪人NG」が出て美大を目指すのも最初から諦めたから。
デザイナーに転職するとき、社会人向けのWebデザイナー養成スクールには通いましたが、Webとデザインの超基本的な知識とAdobeの使い方を習得したくらい。
Webデザイナーとして、経験は積んだけど、この先を考えると何かもっと「手に職」になることを身に付けたい。できれば、仕事にもなって趣味にもなることを。と思って絵画教室に通うことにしました。
目標は、人物の全身を描けるようになること。
バストアップのちょい左向きの顔しか描けなかったので。
静物デッサン
Apr, 2018
はじめは林檎の鉛筆デッサンからスタート。先生からの加筆あり。
光がどちらから当たっていて、稜線がどこで陰影がどこにできるか。まずは白いリンゴだと思って描く。
May, 2018
りんご。一人で全部描けるようになりました。
May, 2018
次は、玉ねぎ。描いてる途中で皮がパカって開いてきちゃった。
なんか葉脈がちょっと気持ち悪いですね。
June, 2018
複数モチーフになり、玉ねぎと芽の出たじゃがいも。
芽が出てないのより描きやすいのかも。質感の描きわけ難しいです。
June, 2018
次は、工業製品。私はサングラスを持参しました。
一気に難易度が上がりますね。
特別レッスン:先生と一緒に描く
July, 2019
ここでちょっと1年後に飛びますが、先生と同じモチーフを一緒に描くレッスンがありました。一目瞭然ですが、、、
こちらが先生のデッサン。固有色やテーブルの木目まで描かれていて流石ですね。
こちらが私の。りんごが薄いし、木製のキューブも立方体に描くのが精一杯でした。
水彩
デッサンだけでなく自分の好きな画材で着彩することもできます。
水彩色鉛筆も持っていたのですが、より水彩っぽい表現がしてみたいなと思ってホルベイン24色を買いました。
自分で撮った写真を使い、まずは鉛筆で当たりというか線画を描きます。
ほぼ自分で描いたところ。
立体感を出すためにチーズケーキとお皿の影を描いたら良いよとアドバイスいただきました。
水彩は、白いところを残しながら描かなくてはいけないし、水の含ませ方とかとても難しいですね。そして、こちら背景を平面的なストライプにしたのですが、よくわからんってなっています。背景難しいです。
模写
次に、いよいよ人物を描けるようになるべく、まずは模写をはじめました。
March, 2019
鉛筆で雑誌の写真を模写。床をちゃんと描いてないのでバランスが悪いですね。
April〜May, 2019
雑誌の写真を水彩で模写。これは白背景のままに。
June〜Oct, 2019
クリムトの油絵を水彩で模写。
西洋人の頭はもっと前後に大きいよと指摘されました。たしかに。
Oct, 2019〜Feb, 2020
フェルメールの油絵を水彩で模写。
右ので完成させたのですが、左の時の方が良かった感ありますね。
口がもっと右ではと指摘されましたが、もう紙がボロボロになってきていたので描き直す勇気がありませんでした。
人物デッサン
実際にモデルさんを見ながらデッサンできる人物コースが月に一度あり、人気だったので模写をしつつ、たまに参加することにしました。
November, 2018
時は少し戻って、はじめての人物デッサン。顔が大きくなっちゃいました。そして、男性なのに肩幅が狭いですね。
December, 2018
首が長く、モデルさんに似ていないです。お洋服のガラも練り消しを使って描いたけど謎ですね。イラストちっくになってしまいました。
February, 2019
手が小さい??でも、顔がモデルさんに似せることができました。
March, 2019
こちらたまたま講評棚ぜんぶのショットが残っていてトップ画像にしたものですが、私のは下段の一番右です。小さくて薄っすいのが分かりますね。
このように他の方と比較することができるので人物デッサン良いです。
(通常レッスンは個人の進み方でバラバラなので)
当日は、色鉛筆でちょっとだけ着彩しました。
そして、次の通常レッスンで一度消して水彩で着彩してみました。
July, 2019
全身を描くの難しいと思って顔アップの構図に。色鉛筆で少し着彩。
December, 2019
次はもうちょっと引いて、手をメインに描いてみました。
March, 2020
背景まで描いてみたけど、鉛筆の上から水彩したら濁ってしまいました。
April, 2020
コロナになってしまったのでモデルさんもマスク姿に。
全身を入れて、コピックで着彩。アニメ塗り?難しいですね。
最後にアドバイスもらって左下に靴を入れたことでバランスが良くなりました。
May, 2020
花束を持っているポーズで、全身を入れて、水彩で着彩もしたら全然時間が足りませんでした。
August, 2020
初心に戻って鉛筆デッサンにしました。4月のポーズに似ているのですが、思い切って膝下からトリミングすることで構図が良くなった気がします。
October, 2020
全身を入れても小さすぎず、画面に収めることができました。また、手に持ったビンも含め、固有色や質感まで描けた気がします。
これが最後のレッスンでした。
まとめ、これから
ということで、目標の「人物の全身を描けるようになる」は達成できたかなと思います。
目下の課題は、背景と構図です。アナログでの試行錯誤は難しいので、まずはiPadでいっぱい練習しようと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事を読んで「デッサンやってみたい」「絵画教室に行ってみたい」と思った方は、ぜひ私が通っていた教室の体験レッスンをおすすめします。
昨年3月からはオンラインでのレッスンも始まっているので、コロナ禍はもちろん地方在住の方にもおすすめです。(ただし、人物コースを除く)
ART SCHOOL SHINAGAWA/MEGURO
http://art-school.tokyo/
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