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構図の勉強になったYouTube動画まとめ
背景と構図が課題であるとまとめた前回の投稿から、随分時間がすぎてしまいました。
コロナ禍でリモートワークが増えた昨年から、YouTubeでも絵の勉強ができるなと思い、いろいろ視聴を始めました。今回はこの1年で観てきたなかで、構図の勉強になったなと思うチャンネル3つとその動画をまとめて紹介します。
さいとうなおき先生
イラストレーターを目指している人なら知らない人はいないでしょう。キャラクターデザインが得意なさいとうなおき先生の動画は最初に見つけて以来、たぶん全部の投稿を観てきました。すでに200本くらいあるそうなので、いくつかpick upしておきます。
三分割法とレイルマン構図の使い方を解説されています。オリジナルキャラを使って、どのように配置すると魅力的になるかが分かりやすいです。
気まぐれ添削シリーズはとくにBefore→Afterがわかって勉強になるのですが、元絵を活かしながら世界観や背景の空間を作っていくのがすごいです。しかも、毎回最初にまず褒めてくれるのが嬉しいですよね。
吉田誠治先生
イラスト添削+落書きのライブ配信をされている吉田誠治先生の動画も全部観ています。背景グラフィックが専門なので、パースの説明や昼と夜のライティング、建物などの描き方も解説されています。
魚眼パースの和室、早朝のビル街、ライトノベルの表紙絵(人物に視線を誘導する構図)の添削。
いつも背景から描く先生が、もふもふワンコを先に描いてから背景を創作して行った落書き。
東京カメラ部
写真も趣味なので、FacebookやInstagramでフォローしている東京カメラ部さんが「名画から学ぶ〜写真の見方、撮り方〜」というシリーズ動画を出されていてとても勉強になります。
カメラと絵画の関係、写真と絵画の違いを解説されています。絵画の下絵を描くためにカメラが生まれたそう。写真には、偶発性と希少性がある。
リーディングラインで主題を明確化する。また、補色を使って主題を目立たせる。宗教画の勉強にもなりますね。
三角形の構図。ラバットメント構図。斜線・対角線の構図。
ラバットメント構図、リーディングラインを使う。そのほか、顔の有無、サイズ、コントラストの高さで主題を明確化する。
安定させるための工夫。左右対称なだけでなく、大きさ・使う色・同じ形を使う。
ビジュアルウェイト=画像には重力がある。明暗や色に重さがある。コントラストが強いと重く、目が引き寄せられる。さらに、上にあるものは落ちてきそうに見える。
見せ場を奇数にすると安定感が出せる。3つにすると三角構図にもなる。
コントラストの重さで左右で安定するようにすると快く感じる。
これは吉田先生も話されていましたね。画面(紙)の中心に指を置いて、バランスが取れるようにモチーフや見せ場を配置していくと良いということですね。
まとめ
YouTubeやInstagramやTwitterのおかげで、いつでもどこでも無料で勉強できる時代になってありがたいですね。
また、構図の勉強になる動画を見つけたら追記していきたいと思います。