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町をイベント会場に見立てたイベントの全貌を公開しました!
こんにちは!今回は5月15日(土)に開催された東伊豆未来会議の様子をお届けします!
まず最初に静大生たちお手製の東伊豆未来会議ウェルカムボードがみなさんをお出迎え!
今回の東伊豆未来会議は10月に稲取でイベント開催を計画している静岡大学の東伊豆フィールドワーク(以下静大FW)のメンバーによるその名も「キンメナーレ構想」のご紹介と、参加者の方からイベントに関するアイデアをいただこうと対面とオンラインのハイブリットで開催しました!
そのためイベントは二部制で、前半に静大FWメンバーによるプロジェクトの発表が行われ、後半は対面2グループ、オンライン1グループの3つにか分かれて静大FW のメンバーが各グループのファシリテーションとして入りながら、グループディスカッションを行いました。
まずは、静大FWの発表の様子をお届けします!
「キンメナーレ」構想発表中の様子
静大FWメンバーが発表したのは「キンメナーレ構想」。
稲取地区の特産品である、キンメダイの「キンメ」という言葉と、よく芸術祭で耳にする、ビエンナーレや、トリエンナーレという言葉の「ナーレ」を取って作った造語で、
コンセプトは「アート要素を掛け合わせた街歩き」イベントです。
今年、静大FWは、自分たちの様に大学生で外から地域に関わっている人と、地域の人を繋げたいという目標の元、このイベントを考案したそうです。
まず、なぜアートなのか。という点で綺麗な写真を見せながら解説してくれました!
街を美術館と見立て、展示品(出展ブース、名所、人)を巡りながら、朝から夜まで一日を通して特別感のあふれる稲取を楽しんでもらうというイベントです。
イベントのターゲットは地元の方、地元で活動するプレイヤーに特に焦点が当てられており、イベントを通して稲取の良さを再発見してもらいながら、新しく稲取でなにかをやってみようかな、という地域のプレイヤーを増やすこと、そしてそのプレイヤー達の活躍の場になるようにという願いがあります。そして毎日がキンメナーレの日のように活気溢れる町になっていることを最終的なゴールと置きました。
前回のフィールドワークの際に出店候補地を探しながら街歩きをしてくれたということで、どんな場所で出店できそうかアイデアも共有してくれました。
発表の様子パート2
また、全国で先行されているアートを用いたイベントの事例も紹介してくれました。
後半は、グループごとに分かれてブレスト。
対面会場では、模造紙と付箋を使用してアイデアをとにかく書き込んでいき、模造紙いっぱいの付箋が!
グループディスカッション中の様子
対面のAグループでは、アート要素を掛け合わせる発想は面白いけど、アートは敷居の高いイメージがある、どこまでをアートと呼んでいいのだろうという疑問も出た一方で、どんなことが出来そうか。というアイデアがたくさん生まれました。以前静大FWが企画した稲取クエストのようなゲーム要素を持ち込んだ街歩きもたのしかった!という意見が出ていました。
対面のBグループでは、参加者のアイデアをうまく構造化してくれました。子供向けの企画のアイデアがたくさんでたり、伊豆の文学やかるた大会といった文化系のアイデアや、写真を用いたアイデアがたくさんでました。
オンライングループもGoogleスライドを使用して、参加者のかたにアイデアや意見を書き込んでいただき、何ページにも渡り、アイデアが出てきました。インスタレーションや資格だけでなく、聴覚も刺激されるようなアートのアイデア、空き家改修プロジェクトの学生さんにも参加していただいたため、山の家を活かした出店のアイデアなどが出たそうです。
グループディスカッション全体交流中の様子
今回は対面とオンラインのハイブリットだったため、地元の方や、東伊豆で活動する大学生など、幅広い範囲の方に参加していただけました!
短い時間でしたがたくさんのアイデアが持ち込まれ、キンメナーレがどのような形に収束していくのか、これからが楽しみです。
静大FWの「キンメナーレ構想」の実現に向けて今後も月に1回、東伊豆未来会議を開催させていただきます!
早速ですが、次回の東伊豆未来会議は6月19日(土)18時から!
稲取にある場所を同時に開放するという点に集中し、静大FWとしてはそれぞれの場所をつなぐためのお楽しみ企画を考える予定なのでその企画発表してもらいます!
それと各場所を担う人にはテーマ(例えばアート、クラフト、産地直送とか)を設けてそれぞれテーマに沿った場所の開け方をしてもらうような動きにできたら面白いかなと思っているので、そちらのテーマ選定をみんなで考えても面白そうだなと考えております!
最後の集合写真(撮るのが遅くなり、オンライン参加の方が少ないですが、会議中は大盛況でした!)