記念日~茜と陸~ (Twitter140文字小説)
「来週なにがあるか知ってる?」
茜は水を向ける。
「梅沢富美男の誕生日だろ」と陸は空を仰ぎながらとぼける。
「なにそれ?そんなの知らないよ」
茜はもういいと頬を風船にしてさっさと歩き出す。
「恥ずいから言わねぇよ」
呟く陸の鞄には初デート記念のキーホルダーがきらりと煌めく。
あとがき
困った時の茜と陸シリーズです。
この二人は勝手に動いてくれるので、作者としては非常に楽です(笑)
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