明日がないさ (Twitter140文字小説)
「明日があるさ」と誰かが言った。
そんな不確かなことを誰が言い出したのか。
明日の保証なんて誰にも無いのに。
世界は誰にも等しく残酷だった。
目の前の篠突く石の雨に誰が明日の到来を期待できるのか。
帰ったら、ごめんねと言おうと思っていた。
せめて天国で仲直りしよう、お母さん。
あとがき
人生はいつ終わりが来るかわかりません。
妻とケンカした時に不意に頭に浮かんだ作品です。
投稿した後きちんと妻とは仲直りをしました(笑)
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