人間として成長するために、社長からマインドセットを学んだ
みなさんこんにちは、東馬場です。
遠隔リハビリの事業開発と令和6年能登半島地震の被災者支援に日々奮闘中です。
先日、勤務先の社長と面談を行いました。面談というよりは社長が熱くいろいろと語っていたので講義のような学びの時間となりました。
自分自身の備忘録という意味合いが強いですが、
皆さんにとっても参考になれば幸いです。
目標は人に伝えることで現実のものとして認識される
目標を設定すること自体も意義のあることですが、それを実現するためにはさらに一歩進めて目標を他人に伝えることが重要です。
人に伝えることで目標が現実のものとして認識され、責任感が生まれ、達成へのモチベーションが高まります。
「目標は他人に伝えた方が良いのか」について、目標を口に出すことで自分自身に対するプレッシャーをかけ、行動を促進する効果があると社長が話してました。
特に「人との約束は果たそうとするけど、自分事の約束って伸ばしてもいいから」というコメントには確かに…となってしましました。
自分の目標を他人に伝えることで、人との約束に変えることと、現実のものとして認識することができ、目標達成に向けたコミットメントが強化されるのかなあと腑に落ちました。
人間性・先見性の在り方について
人間力を高めるためには、人間性と先見性を持つことが不可欠です。人間性とは、他人を尊重し、共感し、誠実であることです。先見性とは、未来を予測し、適切な判断を下す能力です。これらの資質は、リーダーシップにおいて特に重要です。
社長の師である中西先生という方が「先見性を持つにはどうすればいいか」と問われた際、その答えはシンプルでした。
それは「人様の役に立つこと」を常に考えることだそうです。
自分の利益だけを追求するのではなく、他人や社会にどれだけ貢献できるかを考えることで、自然と情報に気が付くようになり、先見性が身につくということでした。たしかに。
中西先生は、奥さんの町工場を12年間で2000億円企業に成長させたそうです。その成功は、金儲けではなく社会貢献を目指して行動した結果であり、その背後には確固たる信念と行動力がありました。
この話を聞いていて、論語と算盤を改めて読み返そうと思いました。笑
遠隔リハビリテーションの今後について
遠隔リハビリテーションは、技術の進歩とともに急速に発展しています。特にコロナ禍以降、遠隔での医療サービスの需要が高まり、その有効性が認識されつつあります。面談でも述べられているように、遠隔リハビリテーションは今後ますます普及し、標準的な治療方法の一部となるでしょう。
遠隔リハビリテーションの利点は、地理的な制約を超えて治療を提供できることです。これにより、地方や過疎地に住む患者にも質の高いリハビリテーションが提供できるようになります。また、患者の自宅での治療が可能になるため、通院の負担が軽減され、治療継続率が向上します。
面談の中で、遠隔リハビリテーションの将来性についての議論がありました。特に、保険適用のリハビリが減少する中で、自費リハビリテーションの重要性が増すことが強調されました。さらに、AI技術の導入によって遠隔リハビリテーションがより効果的に実施される可能性も示唆されました。これにより、国の補助金を活用して大規模な研究開発が進められる可能性もあります。
ただ、日本人の文化や国民性によって普及が海外よりも遅くなる可能性は大きいのではないかなあとも話しておりました…。ので、10年かけて育てるくらいの気持ちで、心折れずに踏ん張っていきます。
被災者中心の支援について
令和6年能登半島地震の被災者支援を行っているのですが、
勤務先の会社は東日本大震災の復興支援を機に創立した会社であり、
社長はその当時ボランティアとして被災地に入っています。
その経験などから被災者支援についても様々ご教示いただきました。
被災者支援において最も重要なことは、支援活動が被災者のニーズに基づいて行われることであると再確認しました。
被災者のための支援活動であることを常に念頭に置き、自己満足や自己アピールのためではないことを肝に銘じる必要があります。
そんなのあたり前やろうと思いますが、例えば、予算がこれだけあるからこういう支援をやろうではなく、被災者の人がこういうことで困っているからこの支援をやろうというように「被災者のニーズに応える支援」を徹底していきたいと思います。
まとめ
人間として成長するために、特に目標を他人に伝えることで現実のものとして認識されることや、他人の役に立つことを考えることで先見性が身につくことが基本となるのかなと。これらの要素を実践することで、個人の成長だけでなく、社会全体の発展にも寄与することができます。
まずは自分の立てた目標や現時点での数字に対して素直に向き合い、一歩ずつ行動を重ねていくこと、継続することを大事にしていきます。