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馬産地通信 #188 より

初回放送:2020年4月5日(日)22:30~23:00

JRAブリーズアップセール注目馬紹介

宮崎育成牧場

昨年12月に育成馬厩舎が改築

今年の育成馬22頭

注目馬の紹介

No.4 アカカホール2018(牡)
 父:クリエイターⅡ
 母父:ダイワメジャー

(JRA宮崎育成牧場 立野大樹氏のコメント)
 新種牡馬のクリエイターⅡ産駒ということで、非常に柔らかい動きをしている。初仔ということもあり、410kg程度の小さめの馬だが、非常にトビも大きく、ストライドの大きく、柔らかみもあって長い距離を走るのではないかと思わせる走りぶりである。

No.13 プレンティオブラヴ2018(牝)
 父:ホッコータルマエ
 母父:コマンダーインチーフ

 (JRA宮崎育成牧場 立野大樹氏のコメント)
 せりでの評価が高い馬だった。馬格も牝馬ながらしっかりしており、体格的にもしっかり走ってくれるのではないかと思っている。調教も順調に消化している。非常に素直な馬で、力強い動きがある。騎乗に対する反応も従順で、育成はうまくいっているほうだと考えている。

No.18 チャオプラヤ2018(牡)
 父:ヘニーヒューズ
 母父:ネオユニヴァース

 (JRA宮崎育成牧場 立野大樹氏のコメント)
 最初から素軽い動きをしていた。最近はトモにもかなり筋肉がついてきて、力強い動きをみせ、非常に楽しみな一頭である。調教量が多いということもあり、若干筋肉を減らしているが、それでも十分な筋肉量があるので、非常に楽しみな一頭である。

No.49 ハニーダンサー2018(牝)
 父:スクワートルスクワート
 母父:Danehill Dancer

 (JRA宮崎育成牧場 立野大樹氏のコメント)
 馬格もかなりあり、460kg台と牝馬ながらこの時期にしては大きい方といえ、調教も順調に進んでおり、単走で13秒台を出している。短距離もさることながら、中距離まではこなしていくのではと考えている。

No.64 パープルカフェ2018(牡)
 父:キズナ
 母父:Vettori

 (JRA宮崎育成牧場 立野大樹氏のコメント)
 父は人気種牡馬のキズナで、2歳戦にも活躍馬を出している。JRA育成馬においてはルーチェデラヴィタが昨年コスモス賞を勝っており、この馬にも同じく期待している。調教で併せ馬をしていると、他の馬を抜き去る一瞬のスピードがある。

新たな取組
 トレッドミルを導入している。研究目的で入れたものだが、調教にも積極的に使っており、馬に対してバリエーション豊かな調教を組めるようになったと思っている。

今後の予定
 早い馬だと単走で13-13を出している馬もいる。あとは調子を落とすことなく、もう一回り馬体も成長させていきたいので、調教量とのバランスを考えながら、馬の成長を促していきたいと思っている。

購買関係者皆様へ
 順調にせりを開催して、馬主の皆様に購買いただきたい。宮崎は今年厩舎も新しくなり、トレッドミル調教も取り入れた効果を競走の舞台で発揮してもらえたらと思っている。