道営POG指名馬③スティールルージュ
主な指名理由
(1)能検初日の一番時計。スタート後押してハナに立ち終始先頭、直線でも後続を突き放して48秒9でゴール。能検初日で一番時計を出した馬は過去2016年から2019年にかけて4年連続で重賞ウイナーになっています。
(2)本馬も角川秀樹厩舎所属。
(3)父マジェスティックウォリアーはマル外のベストウォーリア、エアアルマスなどダートの活躍馬を多数輩出し、日本に輸入された実績を持ちます。ホッカイドウ競馬ではヘイセイメジャーの活躍が目立ちます。
(4)母ディアユリアザミはJRA未勝利から門別、名古屋で4勝を挙げましたが、その母(本馬から見て祖母)の兄にサウスヴィグラスがいます。
(5)生産者ディアレストクラブからは、ハッピーホンコンが目下活躍中。
(6)「スティール」冠の菅野守雄オーナーは、角川厩舎での活躍馬を多数所有。
(7)能検時の馬体重は456kgと、母の初仔としてはまずまずの大きさで、門別のダートでも気にせず走れるのではと思います。
(8)課題としては、スタートで後手を踏んだり、他馬に絡まれたとき、また道中砂を被ったときのレースぶりがどのようなものか、また距離が延びたときにどうするかなどが考えられます。