horsetripさん主催『限界集落POG20-21』の指名馬

 今年初めて、horsetrip (@hiro0731milan)さん主催の「限界集落POG」に参加させていただきました。
 ルールはこちら
 要約すると、10頭指名で、必ず牡馬と牝馬を指名する(牡馬only、牝馬onlyはNG)、新種牡馬・マル外or持込馬・父、母父がSS系以外の3つのカテゴリーの馬をそれぞれ必ず1頭指名する、ノーザンファーム生産馬は5頭以内(うちキャロット・シルク・サンデー・G1は各クラブ1頭までの計2頭以内)かつ他プレイヤーとの重複不可というルールです。

 自分が当初提出した指名馬のリスト(ノーザンファーム生産馬)は以下の5頭でした。

①アルマドラード netkeiba
 ※キャロット
②トレデマンド netkeiba
 ※サンデー
③シテフローラル netkeiba
④ステラヴェローチェ netkeiba
⑤サトノレイナス netkeiba

 これら①~⑤のうち、ステラヴェローチェとサトノレイナスが他の参加者の方と重複したためくじ引きになりました。
 サトノレイナスは弥生賞の勝ち馬サトノフラッグの全妹で、各POG本でも扱いが大きかったので重複覚悟だったんですが、バゴ産駒のステラヴェローチェが重複するのは予想外でした。また逆に、アルマドラード・トレデマンド・シテフローラルは正直重複してもおかしくない、むしろ重複するだろうと思っていたので、単独で指名できたのはラッキーでした。

 抽選の結果は以下のとおりです。
 まず、サトノレイナスの抽選です。

 見事に外れました……

 次にステラヴェローチェの抽選です。

 こちらは幸運なことに当たりました!

 サトノレイナスが外れたため外れ指名馬の提出が必要となりましたが、ルールによりキャロット・シルク・サンデー・G1のクラブ馬はもう指名できないので、主に個人馬主の馬を指名しなければいけないのが、若干悩ましいものがありました(東サラなど他のクラブ馬は可能だったのですが……)。
 ただ幸運にも、4頭は指名できたので、リストを1頭に集中できたのはありがたかったです。

 その結果、サトノレイナスに代わる⑤頭目は、

⑤サヴァニャン netkeiba

 となりました(順位付きで全部で10頭の追加リストを提出しましたが、1頭目で決まりました)。

 また、ノーザンファーム生産以外の5頭は以下のとおりです(リストは当初提出済です)。

⑥バニシングポイント netkeiba
 ※外国産馬
⑦ハーモニックソウルの2018 netkeiba
 ※父、母父がサンデーサイレンス系統以外
⑧ドラマティコ netkeiba
⑨レコレータ netkeiba
⑩サブルドール netkeiba

各指名馬の主な指名理由です。

①アルマドラード
 御存知ダービー馬レイデオロの全弟です。良血ゆえ抽選になるのを覚悟していましたが、意外にも単独指名できました。
 再来年に定年を控えている藤沢和雄調教師にとって最後のクラシック世代になる今年の2歳ですが、ハープスターの全弟アークライトの評判が高いようです。正直、アークライトを指名するか結構悩んだのですが、クラブ馬は2頭までしか指名できないことや、ディープインパクト産駒に偏るのを避けたいなどと考えて本馬にしました。牧場でもパワーある走りは評判のようです。名伯楽の最後のダービーを目指して活躍してほしいところです。

②トレデマンド
 サンデーレーシングの募集馬で、アルジャンナの全妹です。ひょっとしたらくじ引きになるかもと思いましたが、幸運にも単独指名できました。
 牧場では、完成度の高い走りで、気性も素直との評判です。入厩先は松永幹夫厩舎ですが、騎手時代からの「牝馬のミッキー」の名のとおり、牝馬の活躍馬が目立つ厩舎です。兄を超える活躍を期待したいところです。

③シテフローラル
 ディープインパクト産駒。オーナーは金子真人ホールディングスです。半兄にはサトノクラウンがいます。やや小柄ではありますが、調教量は豊富で動きには柔らかさがあるとの評価です。
 運よく単独指名できました。クラシックの王道を歩んでほしいところです。

④ステラヴェローチェ
 凱旋門賞馬バゴ産駒ですが、抽選の上指名できました。
 自分は日本軽種馬協会の種牡馬ファンという、若干マニアックな趣味を持っています(笑)
 POG本の情報によると、本馬は牧場にて「バゴ産駒の最高傑作になる可能性がある」との評判で、このコメントを聞いて、とにかく前後の脈絡関係なしに指名しました。
 この際、エスケンデレヤの最高傑作やクリエイターⅡの最高傑作、ケイムホームの最高傑作なども育成してほしいところです。

⑤サヴァニャン
 サトノレイナスを外したため、外れ指名馬のリストを提出しましたが、リスト最上位の本馬を指名することができました。
 本馬もシテフローラルと同じく、オーナーは金子真人ホールディングス、ディープインパクト産駒です。また、半兄は残念ながら調教中の事故でこの世を去ったシャケトラです。もちろんノーザンファーム生産馬。
 ドラフトで消えてもおかしくなかったですが、運よく外れ指名、それも単独指名できました。既に3月下旬にしがらきへ移動済ですので、早くからの活躍に期待しています。

⑥バニシングポイント
 外国産馬からの指名です。父はTapit。藤沢和雄厩舎所属です。POG本の情報によると、本馬はケンタッキーダービーなどを目指してのアメリカ遠征が計画されているようです。
 上でもみたように、藤沢師は再来年に定年を控えており、本馬とともにクラシック最終世代の花道をアメリカで飾ってほしいところです。ルール上、海外重賞もポイント対象となり、しかもベルモントSまでが対象になりますので、活躍を期待しています。

⑦ハーモニックソウルの2018
 父・母父ともサンデーサイレンス系以外ということで指名しました。社台ファーム生産馬、父はスウェプトオーヴァーボードです。
 千葉サラブレッドセールの1番で上場が予定されていましたが、今年は中止となってしまい、楽天サラブレッドオークションでの入札となってしまいました。
 千葉のスウェプト、今年はパターンが変わりますが、変わらぬ活躍に期待します。

⑧ドラマティコ
 新種牡馬枠から、ドゥラメンテ産駒の本馬を指名しました。生産は浦河町の名門三嶋牧場です。
 祖母はヴェルメイユ賞の勝ち馬Mezzo Soprano、四代母は名牝中の名牝Glorious Songです。
 POG本でも、筋肉量もパワーも豊富という評価でして、このままの成長を期待しています。

⑨レコレータ
 ハーツクライ産駒の本馬は、サンデーレーシングのクラブ馬ですが、生産は社台コーポレーション白老ファームということで、少々反則気味ですが指名しました。
 また、それ以上に、本馬は中舘英二厩舎所属ですが、赤本の中舘師インタビュー記事をみて応援したくなったのもあります。トップスピードが持続する走りは評価されているようです。
 早くからの活躍に期待しています。

⑩サブルドール
 本馬はカジノドライヴ産駒で、キャロットのクラブ馬。しかし生産は坂東牧場のため、指名可能です。さらに本馬はホッカイドウ競馬田中淳司厩舎所属です。ルール上、地方競馬のグレード級レースはポイント対象です。ホッカイドウ競馬から、さらには南関東へ。関東オークスまで対象になりますので、砂での活躍を願っています。

★まとめ★
 今年、初めてお世話になります。
 ノーザンファーム生産馬については、サトノレイナス以外は自分の指名提出馬を全て指名できましたし、外れ指名もサヴァニャンを取れましたので、90点くらいの内容でした。要は自分に相馬眼があるかどうかです(笑)
 また、ノーザンファーム以外の生産馬についても、バラエティーに富んだ顔ぶれで、好内容の指名だと思います。
 皆さん、1年間お世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします!
 <(_ _)>