道営POG指名馬⑥ラッキーホープ

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主な指名理由

(1)林和弘厩舎、林正夫オーナー(元調教師)の父子コンビはラッキードリームと同じ。本馬も続いてほしいところです。

(2)父ホッコータルマエは、2020年の地方ファーストシーズンサイアーランキング1位、地方2歳サイアーランキング4位とデビュー早々上位にランクインしており、ポスト・サウスヴィグラスを争う1頭になっています。

(3)母シニスタークイーンはシニスターミニスター産駒で、JRAのダートで3勝を挙げました。シニスターミニスターは、2020年の門別競馬場サイアーランキングで首位に立っており、母父に入ってホッコータルマエとの配合は期待できそうです。本馬の全兄メイショウフンジンはJRAのダートで1-2-1-1と堅実に走っています(4月18日現在)。

(4)能検では大きく出遅れ、終始最後方~後方2番手を進み、直線では砂を被せながら進み結局52秒8で6位入線でした。とはいえ、古谷さんのブログによると上がり3Fは37秒6となかなかの末脚を繰り出しています。フレッシュまでの変わり身に期待してみたいです。去年のラッキードリームも能検では大きく出遅れてます。

(5)能検時の馬体重は510kgと、門別競馬場のダートを走るのに十分なパワーがあるとおもわれます。

(6)課題としては、能検の出遅れが癖にならないかという点と、2歳戦の短距離は本馬には忙しいのではないかということが懸念されます。

(7)また、林和弘調教師は、厩舎で雇用していた厩務員のトラブルで、今シーズンは北海道と岩手でしか出走できない限定免許であることが報じられ、また、賞典停止の処分がされたことが公表されています。このことについては、当面ホッカイドウ競馬でのみ走る訳ですし、仮に遠征の必要性があれば短期間の転厩ということで対処できるのではないかと思います(制度上問題がないのか、ちょっと調べないと分かりませんが…)。
いずれにしても、マイナス材料を上回るスケールの大きさに乗っかってみたいです。