道営POG指名馬⑨シャルフジン
主な指名理由
(1)4月1日(木)の能検で47秒7という超破格のタイムを叩き出しました。スタートはやや後手気味も、押して出てハナに立ちぐんぐん加速し、直線でもムチが少し入って2番手以下を突き放す一方で、2位入線馬に2秒1差をつけました。
(2)しかも所属は田中淳司厩舎です。
(3)父ヘニーヒューズはダートで早くから走る産駒を出しており、中にはアジアエクスプレスのように芝でも走る産駒が現れます。
(4)母はクロフネ産駒でJRA2勝、園田と盛岡で計4勝の通算6勝。半弟にはタイセイレジェンドがいます。
(5)生産者の坂東牧場は、何といってもオジュウチョウサンですが、デルマルーヴル、ビービーガルダンなど活躍馬を生産されています。
(6)本馬は社台地方競馬オーナーズで1口60万円で募集され、北海道or船橋・川島正一厩舎への入厩予定が案内されていることから、能検結果ともあいまって道営デビューが濃厚かと思われます。
(7)能検時の馬体重は484kgと、門別競馬場のコースを走るのに十分なパワーがあると思われます。
(8)懸念材料として、ヘニーヒューズ産駒故の超早熟馬で能検時が生涯最高のピークだったかもしれないこと、適性距離が800mで1000mすら長いかもしれないこと、レースで逃げられなかったときや他馬に絡まれたときの対処などが考えられますが、あの能検の走りと天秤にかけるとどうしても指名するほうに傾きました。
(10)やはり圧倒的1番人気の指名者数でした。