【ラジオの裏側】しゃべりのプロを目指すラジオ(仮) part.2

ただの「しゃべり好き」が「しゃべりのプロ」になるまでの試行錯誤を全公開する、ラジオ企画。

"しゃべりのプロを目指すラジオ(仮)”

このnoteでは、ラジオ配信の裏側の仮説検証を公開してます!

今回の記事のテーマは

うわ〜、全然うまくしゃべれなかったぁ〜。…けど、そもそも見るべきところはそこだっけ?

です(笑)


2回目のラジオ配信(8月10日)の裏側をお見せします♪

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ラジオの全音声はコチラ!(39分)

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「え?これ聞かないと、この先の話ってわからないの?」

「39分?!そんな長いの、今から聴けないよ!いや、聴く気ないよ!」

「なにが『みなさん、最後まで聞いてくれて39(サンキュー)!』やねん!」

「39分ってカップラーメン13個分ですよ?!13個分!」

という方もいると思います。


ラジオを聴いていない方にも楽しく読んでもらえるように書くので、大船に乗ったつもりで読んでください♪(笑)


1. 配信後のひがし


8月10日 23時35分。家族は寝静まり、虫の鳴き声もしない。

静かな部屋で、2回目のラジオ配信が終わった。

30分ほど前につけたエアコンのせいで、部屋は完全に冷えきっていた。

だが、ひがしの心はそんな部屋の温度より、まだまだ暑さが残る外の空気に呼応しているかのようだ。

30分前の期待に満ちた表情は影を潜めた。肩を落とし一点を見つめ、しかし、正常な思考は止まってしまった、そんなひがしの姿があった。


…すいません、文才ないのでやめますね(笑)


配信後の僕は、こんな感じでした。

・うまくしゃべれなかった!
・説明が体系だってない!
・まじめになりすぎた!
・コメント拾うのとしゃべるののバランスが悪い!
・もっと準備しておけばよかった!
・時間を意識してしゃべれなかった!

とにかく、たくさんの課題に目を向け、「どうするべきだったか?」を考え始めてました。

もっと言うと、「なにが原因でうまくしゃべれなかったのか?」を考えようとしていました。


でも、ラジオを聞いてくれた友達からのメッセージや、翌日相談に乗ってくれた奥さんからの言葉で、「そもそも、そこに目を向けるべきなんだっけ…?」と思い直すことになりました…!


2. 原因論と目的論


今回のラジオのテーマは「アドラー心理学」。

そう!『嫌われる勇気』で有名な、あのアドラー心理学です!
(有名度合いのトーン、合ってるかなぁ?(笑))

お酒を作る心理学ではありません!

って、それはマドラー心(略)

…気を取り直して(笑)

ラジオの中でも話したんですが、アドラー心理学の重要な考え方のひとつに「目的論」という考え方があります。

ざっくり言うと、「悩み事や問題の原因ではなく、目的に目を向ける」という考え方です(ざっくり!)。

そこから、「うまくいってないことの原因や過去に目を向けるのではなく、そもそもの目的に立ち返り、未来に実現したいことに目を向ける」と応用することができます。

気づきましたか?気づきましたよね?

いいですか?!この話、ラジオの中で僕がした話なんですよ?!
「なにが原因でうまくしゃべれなかったのか?」に囚われてしまった僕が、その直前に話してたんですよ?!(笑)


僕のケースだと…

「うまくしゃべれなかった原因」ではなく、
今回のラジオのそもそもの目的」に立ち返ろう、

ということですね。

…人は自分のこととなると、いろいろ見失いがち♪(笑)

なにはともかく、未来に向かう広い視野(と夢と希望と愛と勇気)を取り戻した僕は「今回のラジオの目的」を整理し直してみることにしました。


※念のためのですが、「うまくしゃべることを軽視して良い」という話ではないです。今回の僕の目的はなんだっけ?という話です。


3. アドラー心理学についてしゃべった「目的」


"しゃべりのプロを目指すラジオ(仮)”では、僕が「しゃべり」を仕事にすることを目標にしています。

いろいろなテーマや形式でラジオ配信をする。そうしながら、自分が楽しくしゃべることができ、なおかつ聞いてくれる人に価値を届けられる分野やスタイルを探る。

そんな挑戦でもあります。

第2回の今回は、特定のテーマについて話した最初の回。(第1回は企画の説明でした。)

つまり、「自分がしゃべりたいテーマや形式はなにか?」を検証していく一歩目だったんです。大事な大事な、それでも軽快さが求められる、重要かつスムーズな、大胆かつ不敵な、ダイナミックかつスタティスティックな一歩目だったんです(謎)


そして、今回「アドラー心理学」を選んだのは…

・自分の本職で実践している内容を話してみる
・学問、お勉強系を扱ってみる
・難しい話をポップに(可能であれば、可能であれば!!笑える話に)する
・メッセージ性があるテーマにしてみる

という観点からでした。


と、いうことは!と、いうことはですよ!!(気合い)

・「自分がしゃべりたいテーマ、形式」という方向で
・それぞれの観点を振り返る

のが、僕がまずやるべきことだったんですね〜♪


さあ、ここからは僕の個人的な振り返りです!
(いや、ここまでも個人的な振り返りか(笑))

もちろん、この1回でしゃべりたいテーマや形式が明らかになるわけではありません。

そんなに簡単に明らかになるなら、警察はいりません(?!)

ですが、目的や仮説をもってラジオ配信→感じたことから検証、を繰り返すことで、だんだんと「本当にやりたいこと」が見えてくると思います。

少なくとも僕はそう信じています。

たとえ全人類が敵になったとしても、僕だけは信じてるよ…。


4. 目的に沿った振り返り


さあ!ここからは、急にQ&Aでお送りしますよ〜♪

インタビュアー:にし(に)
回答者:ひがし(ひ)


に:まず、本職の内容を話してみてどうでしたか?

ひ:そうですね…普段から実

に:なるほど。

ひ:まだ言うてへんわ!理解速度が速すぎるやろ。

に:失礼いたしました。

ひ:このボケ、もうやるなよ?文章長くなるから。ただでさえ長いのに。

に:改めて、本職の内容を話してみてどうでしたか?

ひ:そうですね、普段から実践している内容なので、納得感を持って話すことができました。その分、話を応用させることもできるので、しゃべっていて楽しかったかもしれません。

に:にゃるほど〜。

ひ:独特のあいづちやめろ!さっきまで普通やったやろ。

に:では、次の質問です。今回は心理学という学問の分野、より勉強系のテーマでしたが、その点はどうでしたか?

ひ:学問を話す難しさを感じました。

に:難しさ?

ひ:なんか、「正しさ」を要求される感じがしますね。

に:「娘を返して欲しければ、『正しさ』を準備しろ。」ですか?

ひ:誘拐犯ちゃうねん!学問として探求されてる分野の話って、間違った説明ができない、論理的に整合性が必要、全体像の把握も大事…そんな感じがします。

に:たしかに、その印象はありますね。

ひ:一方で、僕は大学の先生じゃないので、

に:生徒の方ですもんね。

ひ:生徒の方でもないです。アドラー心理学の専門家のように深くかつ網羅的に理解できてるわけじゃないんですよね。

に:うんうん。

ひ:だから、話す情報の整理や論理の確認のための準備が重要そうです。

に:うんうん。

ひ:ただ、準備が重くなると「しゃべりたい」という欲求を満たすまでが大変になる。だから、調べたり考えたりする準備も楽しめる分野であることは重要なんじゃないかなと。

に:うんうん。

ひ:今回、アドラー心理学について話してみて、心理学はもともと興味があるので、準備も楽しめると思います。他の分野ですと、経済学、経営学、教育学、コミュニケーション学などは、同じように楽しめそうです。

に:うんうん。

ひ:…。

に:うんうん。

ひ:…。

に:うんうん。

ひ:「うん」の自動運転に切り替えるな!ペッパーくんでももっとちゃんと仕事するぞ。

に:し、失礼いたしました。「こいつ、ようしゃべるな〜」と思い、「あいづちだけでいいんじゃね?」と思い試してみたら…予想通りでした。

ひ:失礼やな!合ってはいるんやけど。次は?

に:はい、次の質問です。いま、何問目?

ひ:タイムショックやめろ!忘れた頃にくるキラークエッション!そもそもそれは…


…って、このペースでやってたら、終わらへんわ!!

ということで、以下にまとめてみました。

「最初からそれを出せ!」「そうだ!そうだ!」「有権者をなめてるのか!」という声は、受け付けません(笑)


▶︎本職に関連するテーマ
・楽しさ ○
・納得感 ◎
・しゃべれる量 ○
・備考:もっといろんなことをしゃべりたい…?

▶︎学問、勉強系
・楽しさ ○(分野によっては◎)
・納得感 ○
・しゃべれる量 △(勉強が必要)
・備考:他によくまとまってる動画、音声がある

▶︎難しい話をポップに
・楽しさ ◎(なはず)
・納得感 ×(できてないから)
・しゃべれる量 ○
・備考:圧倒的修行が必要(笑)

▶︎メッセージ性があるテーマ
・楽しさ ○
・納得感 △(まじめになりすぎる?)
・しゃべれる量 ◎
・備考:おもしろさとの共存をどうするか?


それぞれの観点から感想を整理してみました。


とりあえず見えてきたのは…

・まじめなテーマを扱うのは好き。
・ただし、ポップにおもしろく伝えたいという欲求が強い。
・メッセージ性をもたせたいのかも。

ということですね。


この振り返りの仕方、いいかもしれません!(笑)


なにを確認したいか?の目的を決めてテーマを選ぶ。
→実際にしゃべってみる。
→当初の目的に沿って振り返る。(他の要因に心を乱されないように!)

今回の気づきをもとに、アドラー心理学以外の分野でも検証を進めると、話したい内容とそうでない内容の区別も進んでいくのかな〜と思います♪


5. 次回は「リスナー参加型」を意識!


ラジオ配信後に友達からDMがあり、「フォロワー参加型のラジオもいいんじゃない?」という案をもらいました♪

(僕の性格やSNSでの振る舞いを見て、僕に合わせたアドバイスをくれる…ありがたい!!)

ということで、さっそく次回!!

聴いてくれる人とのやりとりを楽しむ、「リスナー参加型」のテーマでおしゃべりしようと思います!


奥さんとの出会い、はじめての海外、会社での大きな仕事…。

夏には、僕の人生の中でも大きな思い出がたくさん!

ちなみに、僕の夏には、海もプールも山もキャンプもバーベキューも、出てきません(笑)

僕の「夏らしいこと」は「蚊に刺されてムヒを塗る」です(笑)


リスナーとの双方向のやりとりを重視した回。

検証してみたいのは…

・より自由度の高いテーマで楽しくしゃべれるか?
・コメントのやりとり等、リスナーを巻き込むことを楽しめるか?
・ボケ・ツッコミと、まじめな話の好きなバランスは?

とかですね!


もしよかったら、聴きに来てコメントで参加してくださ〜い♪



6. 番外編の予告


今回のラジオを聞いてくれた友達が、DMでアドバイスをくれました。

内容は…

・僕のラジオの場合、「フォロワー参加型」か「2人での配信」が良い。
・絡みたい or 聴きたい に合わせて配信方法を分ける。

この観点がとてもおもしろかったので、次回のnoteで書こうかな〜と思ってます!

企画を進める上で、まだそんなに意識していませんが「聞き手のニーズに合わせた配信」というテーマのお話です。



最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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