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わちゃわちゃの意味を考えてみた
岩立チームBに見る“わちゃわちゃ”
『今日もわちゃわちゃするぞ〜!』
2021年5月に開催されたAKB単独コンサートにて、異色の口上が叫ばれた。
岩立チームBキャプテンのさっほーが、
チームの出番時に放った言葉だ。
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出番前のメンバーたちを見て決めたらしいが、
チームBの楽屋からもはみでる普段の わちゃわちゃ感を思うと、
そう形容するほどに楽しげな様子は想像に難くない。
言い得て妙である。
…いやいや。
“わちゃわちゃ”って、なんぞ??
しっくりきている。
そしてしばしば、オタクはそいつから癒やしや昂りを喰らわされている。馴染みがあるものだ。
しかし、先般「言い得て妙」と言っておきながら、言葉の意味は曖昧に捉えていた。
なぜ自分は“わちゃわちゃ”を享受していたのか?
今回は、やっほーさっほーチームBを表すのにぴったりな
“わちゃわちゃ”の意味を考えてみた。
※補足
【岩立チームBとは】
AKB48のチームの一つ。
高橋朱里 卒業後、後継のキャプテンとして岩立沙穂が就任して活動がスタートした。
親しみを込めて「やっほーさっほーチームB」とも呼ばれる。
中西智代梨いわく、「チームB」の「B」は「Beautiful」の「B」。女神だしなわかる
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「わちゃわちゃ」って何?
まずは、検索して「わちゃわちゃ」の意味を調べてみる。
「わちゃわちゃとは、複数人が仲良く話したり騒いだりしている様子のこと」
「わちゃわちゃとは、数人でやかましくしゃべるさま」
「わちゃわちゃとは、ワイワイとした雰囲気のこと」
「わちゃわちゃとは、仲が良い人同士が和やかに楽しく過ごしている様子」
なんとなく、なんとなく分かる。
これらの意味も含まれている気がする!
先の2つは
「やかましwww(いいぞもっとやれ)」と愛を持って言いたくなるような、
ときに一緒に悪ノリしたくなるような、“わちゃわちゃ”感。
後の2つは
眺めていると胸の奥がじんわりとあたたかくなるような、
癒やし効果をもたらしてくれる“わちゃわちゃ”感。
でも、まだ表し足りていない気がする。
「相変わらず岩立チームBはわちゃわちゃしてるなあ(大笑顔)」と言うときには、
ほかにも汲み取っている背景がたくさんあって、
もっといろんな感情を込めているように思う。
それなら今度は“わちゃわちゃ”を形成している要素について考えてみよう。
岩立チームBのメンバーたちの言動を振り返ってみる。
わちゃわちゃとは、自由なことである
岩立チームBのメンバーを見ていると、
「本当に自由だなあ(笑)」と思う。
楽しく自由に過ごしていて、
たまに独特な世界が2つ以上 繰り広げられていることもある。混沌。
中心で騒ぐ人、乗っかる人、優しく見守る人、巻き込まれる人←
また、すこし離れたところからそれを認めているメンバーもいるだろう。
ポジションはさまざまだが、ゆるやかな輪の中で思い思いに過ごしている。
「こうしなくちゃいけない」
「こんなことはしちゃダメ」
「こうあるべきだ」
そういうものに縛られず、各々が自由にいられること。
これは“わちゃわちゃ”を形作る要素の一つだと思う。
なんていうか、ksgk…もとい、子どもたちがのびのびとしてるチームって、良いよね。
どんどん表情がやわらかく・明るくなっていったのが分かった。
みっさー(川原美咲)の「初恋よ こんにちは」でのキラキラぐあいを見たときは感動を覚えた。
っていうか可愛すぎてふつーに沸いた(オタク)。
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わちゃわちゃとは、自分らしくいられる状態である
先の「自由」は「好き放題」というよりは、
ニュアンス的にはたぶん「自然体」が近い。
気疲れしない、楽しい気持ちでいられる、素の自分。
素でいられることで、みんなの個性が見えてきた。
「完全にこっち側の人やん」と思わせる
まほぴょん(大盛真歩)のオタク全開なところも、
爆発した個性の例の一つだ。
高くなる声のトーンと饒舌さは、オタク特有のそれ。急に親しみを感じる。
さとね(久保怜音)に対して、アクセルべた踏み・かえって真顔☆みたいなリアクションも良い。
さとたんは可愛いから仕方ない。
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なお、自分らしくいられる状態にあったのは、後輩メンバーだけではない。
先輩メンバーもまた、素の自分でいられる居場所だったのだと思う。
どうしてものびのびすくすく育っている子どもたちに目が向きがちだが、
ときどき「この前さほさんがぁ〜(声:久保怜音)」などとリークされていたことを思い出すと、
先輩メンバーにとっても自分らしくいられるチームだったのかもしれない。
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真面目!しっかり者!というイメージがあったせいちゃん(福岡聖菜)に対して
「意外とふわっとしたところもあるのかも?」という印象を自分が抱いたのも、
岩立チームBで素に近い姿を見せてくれたからだと思う。
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岩立チームBという居場所が自分らしくいられる場所だったからこそ、
素が出せて、個性がひしめき合い、
“わちゃわちゃ”は生まれたのである。
わちゃわちゃとは、許し合うことである
岩立チームBは、『ええ加減』で許し合っているように思う。
自分と違うからといって否定することは決してせず、
いろいろなタイプの人がいることを許容している。
…余談だが、個人的にこの姿勢をさっほー(岩立沙穂)に強く感じている。
もちろん、普段の活動やSNS、握手会・お話し会など、
ファンである自分の目に映るのは限られた範囲でしかないけど、そう感じる。
フラットに、“その人”を“その人”として受け止めているような。
そんなところを尊敬しているし、彼女の好きなところの一つだ(急な告白)。
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話をもどそう。
自分らしくいられるのは、ありのままの自分が許されているからだ。
周りのみんなが受け入れてくれる安心感。
…なんなら、「何をしても大丈夫」とさえ思っているメンバーもいそうである。
当初は「借りてきた猫」だったひーな(奥原妃奈子)。
人見知りを自称しており、兼任当初はあまり知らない人ばかりで『絶望した』そうだが、
千秋楽公演MCでは「いつのまにかチームBで1番になってた」と豪語するほどに←
「いや ちょwww」と、素で声が出た。
また自信満々なええ顔で言うのよ…。
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そんなひーなは、しーちゃん(大家志津香)や
さっほー(岩立沙穂)などのメンバーを
「ママ」と呼んで慕っている。
懐っこい様子がかわいい。
よく悪態をついているちより(中西智代梨)は、
同じ目線で遊んでくれる「お姉ちゃん」だろうか?
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家族みたいな、絶対的な信頼感。
確かな絆で結ばれた岩立チームBだから、
“わちゃわちゃ”感が生まれたのかもしれない。
わちゃわちゃとは、Big Love なんじゃね??
“わちゃわちゃ”を形作る一つひとつを考えてみたら…
あれ? これ「Big Love」なんじゃね??
「やっほーさっほーチームB」の「B」、
「Big Looove …♡」の「B」だわ。
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岩立チームBの 賑やかであたたかな
“わちゃわちゃ”を醸成しているのは、
きっと愛だ。
8つの愛の種類のうちでいえば、
「ストルゲー(家族愛)」が近いのかもしれない。
そして大きくて深い愛は、見ている人にも移るんだと思う。
現に、自分はどんどん岩立チームBのことが好きになっていった。
千秋楽公演でひーなが「終わってほしくない…」と涙目でつぶやいたときには
「愛しい。これは産んだかもしれん」と思った。
(オタクは安易に産むな)(安産)
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このnoteの随所でも漏れていたと思うが、
さっほー以外のメンバーに対しても愛情が生まれた。
愛しいと思ったし、どうか幸せでいてほしいと願うようになった。
みんなの夢が、叶いますように。
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時勢によりチームとしての活動が制限されたこともあったが、
それでも岩立チームBのみんなに対して愛を抱くことができたのは、
「わちゃわちゃ」してくれたおかげだろう。
岩立チームBが
誰もが自分らしくいられて、
一人ひとりが輝ける居場所 だったからだ。
そしてそれは、
【キャプテンがさっほーだったから】
ということが理由の一つとして大いにあると思う。
…が、ばっちばちに推し補正もかかっちゃいそうな自分が話すのも野暮な気がするので、
今回はここで筆をおきたいと思います。
それに
「チームBありがとう!」
「大好き!」
「さっほーがキャプテンで良かった!」
という気持ちは、
千秋楽公演で起こった割れんばかりの拍手と
チームBメンバーからの寄せ書きの中に
めいいっぱい詰まっていることでしょう。
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やっほーさっほーチームBの皆さん
楽しい時間をありがとうございました!
沙穂ちゃん キャプテンおつかれさまでした。
君は、最高だ!!
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