具体化してきた社会保障改革論争 (𝕏 まとめ)
今週はさほど荒れた投稿はなかった印象です。
おそらく、私の書く熱量がさほど高くなかったのもありますが
社会保障関連の話をすることがそれほど珍しくなくなってきた
というのもある気がします。
全体論より具体論に進んできた印象です。
10月6日
今の薬不足は、開業医団体が繰り返し、診療報酬の「薬価」を削り「医科本体」を増やした皺寄せが原因です。10年ほど前から、開業医団体が厚労省会議で「薬価を下げて医科報酬に充てるべき」と繰り返し言い始めました。生命健康に必須な医薬品よりも、無駄な頻回受診や老人リハビリを減らすべきです。
これは次世代運動で作った正拳突きと呼ばれる定型分のパクツイです。
薬剤不足の問題を端的に指摘した良い文章だと思います。
10月7日
「高額な抗がん剤を負担するとなると、親子関係そのものにヒビが入ることもある。こんなに金掛かるなら、早く〇ねばいいのに、となることも」
これは本質的な指摘で
低負担は自分の心理的負荷を減らすために他人のお金を要求してる
ということです。
自分で貯金するか民間保険に入れば良いだけです
自分が親の判断に迷ってしまうからお金だけは他人から欲しい、という
ブラックジャックが見たら激怒しそうなお気持ち表明ですね。
とにかく他人からお金をもらいたい、というのはよろしくないと思います。
10月8日
これは以前から提案していた大規模施設案です。
これは高齢者だけの施設ではなく、右半分は現役世代が利用して、ついでに親や祖父母に面会に行ける、というのがコンセプトです。
それによって、高齢者の施設に対する忌避感をなくし、進んで施設に入所してもらい、家族にも罪悪感をなくしてもらう。
スケールメリットで福祉を効率化する、が目的です。
10月9日
告発しましょう。
https://jisedaiundo.com/page-7306/
薬局には違反には厳しいですが
医師には甘い厚労省。
隠れた不正はたくさんあります。
10月10日
「生活保護や小児の医療費の自己負担0も絶対辞めるべきだと思います。低額自己負担や一度払って還付にするなど、少しだけ制度を改定するだけでだいぶ医療の無駄が避けられると考えていますよ。」
開業医でも自己負担増に賛成する人は少なくないようです。
東京都医師会の尾崎会長は比較的、反サロ的な主張をしています。自己負担増を主張するのは医師会内では珍しいのではないでしょうか。
開業医の中にも賛同する人はいるようですが、多数派まではならないのでしょう。
内部改革も期待したいところです。
10月11日
アリのように働いて貯金を奪われながら
老後にキリギリスのような優雅な生活を夢見るより
キリギリスのように働いた分をその時に好きに使いながら
アリのような慎ましい老後を送る方が
経済は回るし
生き物としても社会全体としても幸福だと思うんですけどね。
これは本当にそうだと思います。
老後を楽しみにするより、今を楽しんで生きるべきです。
どうしてしまったのでしょうか。
10月12日
尊厳死の法制化に言及することに何の問題があるのでしょうか。
仮にそれが社会保険料を下げるためであったとしても。
現状、本当は本人が望んでいない終末期医療に医療費が使われていることがあるわけで
そうであれば本人の望む医療によって社会保険料が下がるなら誰も何も困りません。
そういう話です
尊厳死と安楽死、自殺幇助が区別ついていない人が多いですね。
尊厳死は、その人の尊厳を守るための終末期のあり方です。
きちんと議論すべき問題です。