母と悪夢
38歳の私、母に会った後はまだ母に関する悪夢をみるのだと少し驚いている。
子どもを産む前くらいまで、しばしばみていた悪夢を、先日夫の仕事が立て込んだこともあり一泊ヘルプで母に来てもらった直後にみた。
助けに来てもらっておいて、こんな夢を私だって見たくはない。(しかしここにまた「申し訳ない」と書く気もない。純度100%ではなくても、それくらいの本音割合でここには向き合いたい。)
私は整理できていない感情を抱えているのだ。
私はきっと、子どもの頃からずっと悲しかった。悲しかった。悲しかった。きっとそうだ。実感は乏しいのだけれど。
子どもの頃からいつも、今を否定している母を見るのが辛かった。彼女は独親なんかじゃないと思う。でも、38歳の私には分かる。親子だから尚更分かってしまう。
母は今もまだ、自分を受容して欲しい欲が抑えられなくて、それが会話の端々に滲み出て、それが私には毒のように苦しい。