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数人で始めた空き家改修PJが、すみだ向島EXPOに参加するまで。

東向島の奥深くに佇むこの空き家は、すみだ向島EXPO2020展示の一つの会場として参加しました。

もとはというと、こんな経緯でプロジェクトがスタートしました。

オーナーである 株式会社job's builder がこの物件を購入し、「運用したいのだが誰かいい感じの空間をつくってくれないかなぁ」と私(オノコハル)に回り回って相談があったのです。
当時東京を離れることが決まっていた私は、大学時代の同級生3人組Nof Architectsに設計の話を持ち掛けたのです。
そんなこんなでプロジェクトが進行していく中で、向島エリアでEXPOが開催されることを知り、ご縁が重なって今回の開催に至りました。

プロジェクトの概要


改修半ばのこの長屋を「空キ家ノヨリミチ」と名付け、木造住宅の美しさと設計の過程を公開。来訪者との意見交換により改修計画が進んでゆく。

プレゼンボード


仕上げのはがされた無防備な長屋にアートが共鳴する。

空き家改修のプロセスを公開し、多くの人から意見をいただき共同事業を創る。


すみだ向島EXPOは、「東京にふるさとをつくる」そんな思いを込めて運営されている街なか博覧会です。
この地域には戦前の長屋が多く残っており、訪れた人にまるで地元に帰ってきたかのような気持ちにさせてくれる町です。

建物それ自体、もっと広く街自体が一つのアート作品のように鑑賞の対象となる、そんなエクスポでした。

オーナー:株式会社Job’s builder
設計:Nof Architects(大坪 元気|西内 修平|藤吉 佑馬)

すみだ向島EXPO:https://www.sumida-note.com/info_category/expo/

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