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Fラン大学生のアメリカでの就職活動 vol1
大学卒業の目処が立ち、自分の将来について考えなければいけない時期に差し掛かった時、私は当時勤めていたサッカーコーチにそのまま就職することに決めていた。
当時本音でサッカーコーチになりたかった理由として、
今までやってきた経験(サッカーと英語)で海外で活躍できるコーチになりたかった。
サッカーを教えるのにやりがいを感じていた。
就職活動に関しては無知で、やりたくなかった。
以上の理由からサッカーコーチとして生きていくことを考えていた。
正直な気持ち、今思えば一番強く思っていた気持ちとしては、3番目の理由が大きかったと思う。
しかし、あるきっかけが私の就職活動の概念を大きく変えた。
アメリカボストンで行われる、バイリンガルな学生が集まる大規模就活イベント「ボストンキャリアフォーラム」である。
バイリンガル、留学経験がある学生を対象とした就活イベントで、名だたる日系、外資の企業が集まる大規模就活イベントである。
当時サッカーコーチに就職を決めていた私は、そのイベントがあることを知った時ある想いを抱いた。
自身のこれまで培った「ゼロからの英語力」「サッカーでの経験」「留学経験」をサッカーコーチという場に留まらせて良いのか?
もっと高い、過酷な環境に挑戦するべきなのではないか?
サッカーコーチがダメとかではないが、私はサッカーコーチになる=就職活動をしなくても良いという思いに安堵していた。
これまでも様々な挑戦があって、新しい景色を見れている。
自身が培った経験で新しい扉を開いていきたい。
ここからFラン大学生の就職活動は始まった。