経営者の視点:社長になって気づいたリアルな困難と成功の裏側
皆さんは、経営者に成りたいと思いますか?
経営者のリアルな実話から現実を覗いて見ました。
雇われている時には見えなかった、社長になるという現実。
手取り16万、週休2日、社保完備、住宅手当半額、ボーナス半年に一回、有給10日。
これが当たり前のような条件に見えましたが、経営者になると全く別の課題が顔を覗かせます。
手取り16万、実は厚生年金・雇用保険・国保保険料が平均4万。
家賃半額3万。
現場までの通勤に必要な車台が3.5万、車保険4千円、ガソリン4万。
仕事の日報から請求書の作成や給料の計算に1万。
ボーナスが16万だとしても、半年に一回なので月々の手取りはおおよそ1.3万円。
これらを合計するとなんと33万。
しかも、有給10日や設備工事に必要な工具50万も考慮に入れる必要があります。
経営者になれば、仕事未経験者にこの金額を支払う難しさを痛感します。
仕事を教える時に43万くらいは稼げるようになれる職人になれるのかどうか、そして働いてくれた方に還元できる限りの余裕を見つけなければいけません。
また、予測できないトラブルもつきもの。
アルバイトの方がオフィスで自撮りをしてSNSにアップし、クライアントとの取引が50万もなくなるなど、真面目に働いているスタッフにも影響が及ぶことも。
アルバイトでも会社の責任となり、社会から制裁を受ける出来事は日常的なリスクとなります。
このような予測外の出費にどう対応するか、経営者は日々考え抜いています。
最近では商品の発注ミスで15万前後の損失、急な手配忘れで仕事が流れてしまうなど、予測できない出費が続きます。
社長の立場では、仕事を頂いたクライアントに対する責任だけでなく、社内のメンバーに対するサポートも求められます。
経営者としては、現状の固定費、未来の仕事を受注するための資金、そして会社として残すべき利益のバランスを考え続けなければいけません。
何よりも大切なのは、5年後や10年後も会社が健全でいられること。お客様に信頼され、再度仕事を頼んでいただけるよう、努力と柔軟な経営が求められます。
経営者の道はまだ始まったばかり。
しかし、これまでの経験から得た教訓を生かし、少しでも「この会社で働けて良かった」「自分の会社に仕事を依頼して良かった」と言っていただけるよう、努力を惜しまないつもりです。
とリアル経営者が話されいましたが、会社は社会に貢献している事が、会社継続に必須と思いました。
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