社債投資が一般にも身近に、三菱UFJ信託が1万円単位取引のデジタル化で新展開
皆さんは、投資をしていますか？
投資にNFTでもお馴染みのブロックチェーン技術が用いられた、社債が発行されます。
三菱UFJ信託銀行とNTTデータが進めるデジタル化プロジェクトが、個人の社債投資を一段と身近なものに変える可能性を秘めています。
2023年度内に1万円単位で社債を売買できるインフラが整備される予定です。この新システムはブロックチェーン技術を活用し、発行や管理にかかるコストを削減。これにより、従来の100万円単位取引から大きく小口取引が増え、個人投資家と企業の資金調達手段が多様化されることが期待されています。
具体的には、デジタル社債をブロックチェーン上で発行・管理し、売買時の名義変更を自動化。これにより、関係者間での情報共有が容易になり、発行企業のコストが大幅に削減されます。現在の社債投資では高い発行コストや複雑な手続きが課題とされており、個人投資家へのハードルが高い状況ですが、新システムにより1万円単位の投資が容易になる見通しです。
この新システムの導入により、個人投資家の裾野が広がり、社債の発行件数が増加することが期待されます。これにより、企業の資金調達手段も多様化し、証券会社側も新たなビジネスチャンスが広がるでしょう。また、特典付与やステーブルコインを用いた新しいサービスの提供も可能となり、投資の魅力が向上することが予想されます。
この動きが社債市場の活性化に繋がり、日本の金融市場全体の拡大にも寄与する可能性があります。米国やドイツなどでデジタル証券の普及が進む中、日本のデジタル社債市場も新たな展開を迎える兆しと言えるでしょう。
また、一歩個人投資への新たな道が開け、人生百年時代への手助けになります。
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