見出し画像

テスラ、年間販売台数が過去10年余りで初の減少-株価下落

皆さんは、今年のアメリカ🇺🇸がトランプ大統領となりマスク氏が重要ポストに着くとテスラの復活はどうなるのか?

電気自動車(EV)メーカーのテスラが、過去10年余りで初めて年間販売台数の減少を記録しました。

2024年の販売台数は179万台で、アナリスト予想の180万台には届かず、前年の180万台からも減少しました。

この結果は、EV市場全体にとっても課題を浮き彫りにしています。

第4四半期の追い込みと株価の動向

テスラは2024年の第4四半期に過去最高の49万5570台を納車しましたが、アナリスト予想の51万2277台には届きませんでした。

この発表を受けて、テスラの株価はニューヨーク時間午前10時49分現在で5.8%下落しました。

昨年には63%上昇していたため、この下落は投資家にとって大きな衝撃となりました。

テスラ株価の勢いが止まった

未来の展望と課題

バークレイズのアナリスト、ダン・レビー氏は、今回のデータがテスラの成長シナリオを変えるものではないとしつつも、既存モデルでの2025年成長への課題や未発表の「モデル2.5」への依存を指摘しています。

テスラは昨年、ドイツ・ベルリン工場での放火事件や業界全体でのEV販売減速など、一連の向かい風に直面しました。

イーロン・マスクの予測と新モデルの期待

イーロン・マスクCEOは、2025年の納車台数が20-30%増える可能性があると予想しています。

これは、上半期に発表されるとみられる低価格車や同社の自動運転技術が一因とされています。

ただし、この新しい自動車については価格を含め、ほとんど明らかにされていません。

トランプ次期政権の影響

トランプ次期政権下でEV税控除が削減される可能性があり、これがテスラにとって短期的な打撃となる可能性があります。

しかし、マスク氏はこれが競合相手にさらに大きな打撃をもたらすと主張しています。

一方で、トランプ氏は自動運転車に関する連邦規制を緩和する見込みで、これはテスラのロボタクシー構想に恩恵をもたらす可能性があります。

未来の予測と具体的な根拠

テスラが2025年に向けて成長を続けるためには、以下の要素が重要となるでしょう

1. 新モデルの投入:低価格車の発表が予定されており、これが市場シェア拡大の鍵となります。

2.自動運転技術の進化:自動運転の技術がテスラの競争力を高める要因となります。

3.政策の影響:トランプ政権下での規制緩和が、テスラの新技術導入を加速させる可能性があります。

これらの要素を踏まえ、テスラは2025年に向けてさらなる成長を遂げる可能性がありますが、競争環境や政策の変動に注意が必要です。

#テスラ
#EV市場
#イーロンマスク
#自動運転
#トランプ政権

いいなと思ったら応援しよう!