テスラの「GAFA化」が進む!日産もテスラの急速充電規格「NACS」を採用
EV充電規格でテスラがGAFA化している。
皆さんは、EV充電規格について知っていますか?
以下で分かりやすく説明していきます。
EV充電規格の種類とメリット・デメリットについて説明します。
1. テスラの急速充電規格「NACS」
NACS(North American Charging Standard)はテスラが開発した北米向けの急速充電規格です。GMやフォードなど他の自動車メーカーも採用を表明しており、北米を中心に普及が進んでいます。
2. メリット
- 使い勝手の評価が高い: テスラ規格はプラグを車両に差し込むだけで充電と決済がスマートフォンのアプリで手軽に完了するシンプルな使い勝手があります。
- 課金収入が増える: NACSを採用するメーカーが増えるほどテスラの課金収入が増えます。自動車メーカーが自前でインフラを整備するよりも費用が低くなるため、採用が進んでいます。
3. デメリット
- 日本勢主導の規格が影響を受ける: 日産の方針転換で、日本勢が主導してきた「CHAdeMO」の先行きが不透明になります。これにより、日本でもNACSが広まる可能性がある。
- データ管理に制約がある: NACSを使うことでテスラが他の自動車メーカーの充電情報や利用者のデータを握る可能性があります。これにより、競合他社のサービス開発に必要なデータがテスラに集中する恐れがあります。
4. 今後の展望
- 北米以外の国や地域の充電規格争いにも影響: 世界の自動車メーカーが北米でNACSを採用することで、他の地域での充電規格争いにも影響が及ぶ可能性があります。
- ソフトウェア開発での競争が重要: 充電規格の競争がソフトウェア開発での勝負に変わりつつあり、EV利用者にとって魅力的なサービスを提供できるかが自動車メーカーの課題となります。
テスラの「GAFA化」が進み、NACSの普及によってEV充電インフラの規格競争が激化しています。今後は地域によって採用される規格が異なる可能性もあるため、自動車メーカーは使い勝手やコネクテッドサービスに重点を置いた戦略を構築する必要があります。
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