デジタル田園都市国家構想について調べてみた!
今日は「デジタル田園都市国家構想」について調べていきたいと思います♩
デジタル田園都市国家構想とは
デジタル田園都市国家構想とは、デジタルの力で、地方の個性を活かしながら社会課題の解決と魅力の向上を図ることを目的とし「地方に都市の利便性を、都市に地方の豊かさを」を実現することで、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を目指している取り組みです。
ちょっと難しいですが、要約すると
「デジタル実装を通じて地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されずすべての人がデジタル化のメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現する」という構想です。
例えば、「暮らし」という観点では、デジタルの力によって教育から生活、医療に至るまで最先端サービスの提供を目指すことが掲げられています。
このように、DX(デジタル化)の推進により「すぐ使えて」「簡単で」「便利な」行政サービスを提供するデジタル田園都市国家構想の実現は、人口減少・過疎化・産業空洞化など、いわゆる地方課題の解決にも踏み込んだ施策となります。
ちなみにDX化を行うことで解決を目指す課題は以下の5つと言われています。
これらの課題を解決することで、地方の魅力向上のブレークスルーを実現し、地域活性化を加速させることが「地方と都市の差を縮めていく」ための足がかりとなります。
また、地方での新産業や雇用機会の創出が促されることによる人口拡大も期待されており、まさに今後の地方自治体のあり方に大きく関わる鍵となります。
構想の背景
岸田内閣がデジタル田園都市国家構想を打ち出した背景には、都会と地方都市の格差が存在していることです。
この地域間格差は戦後復興や高度経済成長などの日本経済の歴史と深くかかわっており、現代でも続く根深い社会問題です。
また、新型コロナの影響で観光産業を中心に据える地方都市に打撃を受けました。これまで抱えてきた高齢化や過疎化の問題に加えて観光客の減少と、さらに状況を悪化させたのです。
しかし、新型コロナがもたらした影響は悪いものだけではありません。
民間企業がテレワークをはじめ、働き方や国民の意識・行動に変化が出てきました。これらを背景にデジタルの力で、地方の個性を活かしながら社会課題の解決と魅力の向上させようと、デジタル田園都市国家構想が生まれたのです。
今日はここまで!
今後も「デジタル田園都市国家構想」について深掘りしていきたいと思います〜!
\音楽情報メディアHigachi studio(ひがちスタジオ)/
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