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40歳デザイン未経験者がエムハンドに転職するまで

自己紹介

初めまして!
ひふみ(@HifumiWeb_d)と申します。現在わたしは40歳。
プライベートでは中学1年生と3年生の子育て真っ最中です。
長男は来月中学の卒業式があり、春からは高校生になります。
今年2月より株式会社エムハンドにフロントエンドエンジニア⌨兼広報📣として入社致しました。入社して早1ヵ月経ちますが、日々コードとにらめっこしながら課題に取り組み、少しずつ実案件にも入らせて頂いています。

photo by エムハンド岩松さん

わたしはよく、
「子育ても仕事(フルタイム)もしながらよく勉強出来たね」
(その年齢で)エムハンドに入れたのすごい!!!!」
とよく言われます。

このnoteはこんな方に是非是非読んでいただきたいです。

■ 現在スクールで学習中
■ 転職活動中
■ 30過ぎてしまって、転職に不安
■ 学習の仕方がわからない
■ 時間の使い方がわからない
■    コミュ力鍛えたい

なぜ、エムハンドに入れたのか

わたしが一目惚れしたリクルートサイト

結論から申し上げますと、わたしがエムハンドに入れた理由は
Twitterでの発信を続けていたからだと思います。

では、どのように発信を続けていたかですが、まずは学習方法について一度過去に遡ってみます。

Web制作への興味

わたしがWebデザイナー(フロントエンドエンジニア)を目指したきっかけは、前職でのバナー制作でした。事務職の派遣として転職しましたが、入社すると
「You、Photoshopできる?ならバナー制作もお願いしたんだけど・・」とのことで、なんとなくバナー制作もすることになりました。
そこでPinterestを見ているうちに、WebSiteがわたしのタイムラインのアルゴリズムに入ってくるようになりました。
元々クリエイティブが好きだったわたしは、
「どうせクリエイティブに関わるならずっと大切にしてもらえるWebSiteを作れるようになりたい!」と思い立ち、スクールを探し始めました。


スクール選び

スクール選びは困難を極めました。
以下がわたしのスクール選びの条件でした。

■ オンライン完結ではなく、先生に対面で聞ける環境が良い
■ なるべくお金をかけたくない。
■ とにかく最短ルートでいきたい。

これを満たすスクールは当然ありませんw
評判がいいところは高いし、安いところはすべてオンライン完結。
安いには安いだけの理由があるのです。

ネットから15社程候補をあげ、そのうち5社の説明会を受けに行きました。

結局私は都内に通える教室が多いデジハリに申し込みました。
デジLIGもオススメですよ)


授業料はほぼ50万円。かなりの大金です。
果たしてそこまでの価値があるのかどうか、かなり悩みました。

しかしどうしても諦めきれず、これがわたしの人生のラストチャンスやで!と自分に言い聞かせて申し込みました。

スクール開始

スクールが始まると、見るべき動画が大量にあったり、
課題があったりとやるべきことが明確でした。
まずは動画を2倍速で2周することが目標です。
まとまった勉強時間が取れないわたしの学習方法は以下でした。

■ 朝起きて準備する間はイヤホンで耳だけで聞く
■ お昼休みはサンドイッチ頬張りながら課題制作
■ 帰って家事をしながらイヤホンで動画授業を聞く
■ お風呂に浸かりながら動画を見る
■ 電車ではTwitterで情報収集&参考サイトさがし
■ 就寝時はデザイン見本帳的な参考書籍を読む

勉強は机に向かってするだけではありません。
〇〇しながら聞く、スマホで読む、これだけでもかなり理解度が高まります。小さいことの積み重ねです。

この方法でわたしは常にスケジュールの1ヶ月前倒しで進めていました。


立ちはだかったコーディング

デザイン系の課題(テンプレをトレース的な)が出来ると次はコーディングです。コーディングは動画を見も何を言ってるのかさっぱりわかりません。

そこでわたしが行ったのは以下のことです。

■ 無心で写経
■ ググるスキルを上げる(検索に的確な単語を入力)
■ わからない単語をYoutube検索して動画で見る
■ 専門書籍を買う
■ 素直にトレーナーさんに聞く(一番早い)

                     (くだらない写経して楽しんでいたあの頃・・・)

これが功を奏して、中間課題はサクッと終わらせることが出来ました。ここまでくるともはや2ヶ月前倒しで卒制に取り掛かれます。

今考えるとちょっと異常なくらいやってました。でも楽しかったです。
Twitterで発信していいねがもらえたり、ハッシュタグで仲間を見つけたりして、色々なツイートを見るのも楽しんでいました。

わたしはよく「忙しいのによく出来るね」と言われていましたが、逆に忙しい方が時間の捻出は出来ます。何事も動き始めが一番労力がかかります。すでに動き出している(忙しい)状態の中にスケジュールを組み込む方が楽です。単にスケジュールキチキチに詰め込むのが好きなだけなのかもしれませんが…


学習方法について

分からないことは色々なメディアで調べる

デザインやコーディングに関して、度々壁にぶち当たります。その時はまずググる。ググってダメならYouTubeで検索する。それでもダメなら書籍を読んでみる。(聞ける人がいるなら聞くのが一番早い)とにかく多角的な視点からその課題の解決方法を調べることです。
1つのメディアに偏らない方がいいです。

トレーナーさんの意見はひとまず全部素直に聞くこと

スクールには様々なバックグラウンドのトレーナーさんがいます。それぞれが、自分の経験を元に色々なアドバイスをくれます。それはどれも正解で、でもどれが自分に合うのかはやってみないとわかりません。何事も失敗を恐れないでとにかくやってみることです。
やってみて違ったらまた違うトレーナーさんに相談してみる。そうして知見を集めていくことで自分に合った方法が見えてきます。


モチベーションを保つために

なぜここまで出来たかということの理由の一つとしては、
スクール代を無駄にしたくない、ということでした。
デザインが好きとか、コーディングやってて楽しいとかは普通にあるけど、それだけではここまでのやる気は続かない。
スクール代はもちろんスクールに対して払ってるお金なのですが、それってどれだけこの先の自分に賭けてるか、本気度のあらわれだと思います。

Twitterでの発信について

わたしは、「今日のWebデザイン学習」と称して毎日やったことをツイートしていました。
よく友達からは、
「自分みたいなもんがツイートしていいのかわからない」
「てかそもそも恥ずかしいから無理」

と言われます。
これは自意識の問題です。わたしも自意識過剰なので気持ちがめっちゃわかります。
そこで、わたしはいつもツイートするときはブラックホールにエイヤっと投げるつもりでツイートボタンを押しています。
みなさん人のツイートを何秒みていますか?
1.5秒くらいですよね。長くて5秒くらい。
つまり、ほとんどみていないのです。
しかもめちゃくちゃバズったツイートも、次の日にはタイムラインから消えています。
それがTwitterの世界線です。

あと大切なことは、公共の場であるということを意識することです。
投げるときはブラックホールのつもりだけど、着地するのはネットリテラシーのない中学生のスマホの中かもしれないし、尊敬する人のスマホの中かもしれない。
着地する場所を意識して文章を考えましょう。

尊敬する人に読まれても問題ないかという視点だけ持ってツイートすれば、どんなツイートでも大丈夫だと思っています。


Web系イベントは全て見る&観覧に行く

Web系転職者にとって一番大切なことはとにかく情報収集です。寝ても覚めてもとにかく新しい情報を見つけて自分の中に吸収するのです。
あと、オフラインイベントに積極的に行く。(ムーテレ)
これにつきます。

無名の未経験者がTwitterで有名になってスカウトのDMが来る・・・そんな夢のような話はyukaさんくらいです。(最近ならReiさん
作ったサイトをポストして有名な制作会社の人たちが次々とリツイートしてくれる、そんな人はゆめのゆめのゆめ・・・ってゆーか無理。

我々平凡な人間は、まず自分が平凡だと自覚するところから始まります。
いくら #webデザイナーと繋がりたい とタグつけても誰も見つけてくれません。(※タグは悪くない。仲間を増やすためには有効。わたしもつけてる。)

つまり見つけてくれないなら見つかりに行くしかありません。
イベントに行って、交流会で話しかけてとりあえず自分という存在を認識してもらいましょう。


コミュ力を鍛えるために必要なこと

わたしはよく「ひふみさんはコミュ力があるからね〜」と言われます。
しかしわたしもベラベラ話せるタイプではありませんでした。

てか今でも家が大好きで基本的に家に引きこもってポテチ食べながらNetflixを見ていたい、みなさんと同じタイプの陰キャです。

しかも、そのむかし産後鬱でメンタルクリニックにも通っていたし、今でも戻らないように瞑想したりメンタル面のケアをすごく気をつけているメンタルよわよわ星人です。

そんなわたしがコミュ力があると言われるまでになったのは、ひとえに
「知識欲」だと思います。
とにかく人に興味をもつことです。
自分の中にはもう面白いことがありません。他の人の人生を聞いてみましょう。面白いお話が聞けて、その上視野が広がります。

「何て話しかけたらいいかわからない・・・」と思っている人はまずは自分のことは一度置いておいて、他の人にインタビューするつもりで話しかけてみてください。同じコミュニティーにいる人なら、「どうやって学習していますか?」「あの作品すごいですね!どういう経緯だったんですか?」など、聞くことによって自分の知識になることを聞いてみてください。同じコミュニティーの人に聞かれて嫌な気持ちになる人はいません。

コミュ力が上がるだけでなく、色々な知識が身についていいことだらけかもしれません。


最後に大事なこと言いますよ

はっきり言って、40歳未経験からの転職は「可能」ではありますが、かなり難しいです。

わたしの場合は…ですが、卒制が終わったタイミングで色々な転職エージェントに登録しましたが、全て『あなたに紹介する案件はありません』という冷た〜いメールしか返ってきませんでした。

年齢による制限は会社によってはあるし、それは経営者のことを考えると当然です。転職エージェントも、そんな効率悪そうな年齢の人に労力をかけるほど暇じゃないです。

でも逆に大人だからこそ、持っているものが沢山あります。
今無いものを嘆かずに、逆に今自分の中にある強みを磨く。
それは必ず武器になります。


あと変なプライドは捨ててください。

自分が採用者(経営者)だったら、どんな人と働きたいか?どんな人になら給与を渡してもいいか?と常に考えてそんな自分に近づけるように日々努力することです。

他の人と同じ方法でやっていては選ばれません。
わたしが特別なわけではない。
わたしとも違う方法でやればあなたも出来ます。

大事なことは、とにかくどんな小さなことでも継続することです。
継続だけが結果に繋がる唯一の方法です。

頑張ってください!!

そして読んでくださって本当にありがとうございます!!!

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