【食物アレルギー】シリーズ3:かゆい犬と猫で皮膚食物有害反応の有病率はどのくらい?
Olivry and Mueller BMC Veterinary Research (2017) 13:51
かゆみや赤みといえば皮膚病の主訴の中でかなりの割合をしめるかと思いますが、そのような症状のある犬や猫のうち、皮膚食物有害反応である割合はいったいどれくらいなのでしょうか?
今回は、『掻痒症や皮膚病の犬や猫で、皮膚食物有害反応(CAFR)の有病率はどのくらいか?』について検討した記事の紹介です。
この報告は、皮膚食物有害反応の予後に関して、1990年から2015年の間に報告された論文(犬22報、猫9報)をまとめたものです。
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