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突然ですが、こんにちは!|半身浴のはなし

こんにちは! 
冷えとりスタイルブック』の企画・編集をしました
服部みれいです。
本や、このnoteのスナップや体験談を、
たのしんでいただいていますでしょうか?

さて、新型コロナウイルスのニュースで
世界は一色となっていますが、
みなさまは、いかがおすごしですか?

非常に大変な状況が続いており、
さまざまな側面で胸を痛めておりますが、
一方で、このような状況になり、
よかったことも
たくさん起きはじめているのではないかなと思っています。
また、これから、
まだできることもたくさん、というふうに……。

そのひとつが、
免疫力をあげるということに
たくさんの方々の意識がむいたことです。

しかも!
今、気軽にお医者さんへ行けなくなりました
(病院は、本当に重篤なかたに
ゆずりたいですよね)。

わたしは、もう、冷えとり健康法のお話を
表立ってするのは、やめようと昨年あたりから思っていたんです。

ただ、今回の新型コロナウイルスによる
さまざまな状況の変化を鑑みて、
今、お家でできること、ととして、
お話できることもあるかと思い、
体験者のひとりとして、
あくまで、冷えとりを実践する者として
(現時点でも発展途上です)
お話させていただけたらと思います。


***

今回、このような状況になって、
病院も行きづらい、免疫力をあげたい、
家で時間もたっぷりある、というようなときに、
本当に本当に、おすすめしたいのが、
半身浴です。

わたしはもともと、
母を揶揄していた(!)高校生の頃に
冷えとり健康法にであっていまして、
その頃から、半身浴だけは、
いいなーと思って実践していました。
(その頃から、完全に習慣にしていたなら
大病しなかったのですが、
高校を卒業して、親元を離れてからは、
かなり乱れたひどい生活をしてしまい、
大きな病気、それも難病にかかってしまいました)

当時は、半身浴をすると寒くて、
肩を出して入って入られませんでした。
だから、Tシャツを着て入ったり、
タオルを温めて肩に置いたりしていたんです。
からだが冷えていたんですね。

冷えとりをはじめて、
半身浴をスタートしたのは、2007年の秋からだったと思いますが、
以来、基本、
朝と夜、わたしは2回半身浴をします。

少ないときで30分ずつ。
理想は、1時間ずつです。

この春からは、できるだけ、朝1時間、夜1時間
入るようにしています。

冷えが強いときや
半身浴ができないときは、
足湯をします。
足湯は、バケツなどにお湯をはり、
やかんに沸騰したお湯をわかしておいて、
足し湯しながら入ります。

半身浴がぬるめのお湯で入るのに対して、
足湯は、熱ッ!!というくらい熱めのお湯で入ります。
汗がじっとりでてきます。
これが本当に気持ちいいです!


半身浴は、これまで、
最長では6時間連続で入ったこともあります。
まだ、からだが本調子になっておらず、
より状況をよくしたい頃だったと思います。

わたしのまわりで、
本気でからだをよくしたいかたは、
夜中から朝まで入ったりします。
(よく浴槽で溺れませんか?とか、
危なくないですか?と聞かれますが、
ちゃんと目が覚めます。
お湯がかなりぬるくなっても、
ちゃんと半身浴になっていれば大丈夫です)

ただし、
正しい半身浴のやりかたをして、ということですが。

また、冷えとりを実践している人は、
朝でも、昼でも、夜でも、夜中でも
いつでも入ります。
「ああ、なんか調子悪いかな」と思ったら
すぐに入ります。

そのとき食事を減らすか、抜いたりもします。
そうして水分(お茶など)だけ飲んで、
あとは、ひたすら半身浴します。

そうそう、今は、もう、
肩になにもかけず、
真冬で露天風呂でも、
寒く感じないで、半身浴ができます。

半身浴を続けて、
免疫力があがっていると
医学的、科学的に調査はできないのですが
(やる前とあとと、血液を調べたりできないため)
わたしが体感していることを列記してみます。
免疫力があがっているか、さがっているか
みなさんでご判断ください。

◎ 冷えとりをして1年ほどで視力があがりました
◎ 冷えとりをして13年間、医者にかかっていません
◎ 薬も飲んでいません
◎ 花粉症が改善しました
(今も春になると鼻水が出たりはしますが、
以前は、薬を飲んだり、ティッシュを1箱もちあるくほどでした)
◎ 更年期障害がありません
(これから起こるのかもしれませんが……)
◎ 難病だった疾患の症状が徐々に徐々に快復していき、今はありません
◎ 以前よりスタミナがあり集中力があります
◎ トーストを水なしでどんどん食べられます
(冷えているかのチェックになるそうです)
◎ 顔色がよくなりました
◎ 声もよくなりました
◎ 呼吸も深くなりました
◎ 体臭がなくなりました(足などがまったく臭くないです)
◎ 首の襟のところが汚れなくなりました
◎ 精神的にどっしりと安定しました
(落ち込むことがあっても、復活がはやくなりました)
◎ あちこちでていた湿疹がなくなりました
(何度か、湿疹がどっと出る経験をへて、なくなりました)
◎ 調子が悪くなる前に、勘づくようになりました
◎ 睡眠や食事にくよくよ、ハラハラしなくなりました
◎ 仕事などで間が合うようになりました

まだまだありそうですが、このあたりにしておきます。

何しろ、少々の不調ならば、
自分で早めに気づき、半身浴をして、
改善できるということを
自分でわかっているということ、
これくらい安心なことはありません。

この早く気づけるようになったというのが
セルフケアを続けている、
半身浴を続けている恩恵かなと思います。

***

冷えとりでは、
よく毒出しのことを
借金取りに例えられます。
借金取りも、借金を返してしまえば、もう来ないと。

押入れに隠した洗濯物、でもいいですね。
しまったままでは、いつまででも、たまっていますが、
出して洗ってしまえば、
押入れは空です。

冷えとりでも、
からだやこころの毒を出し切ってしまえば
おしまい。

現代社会では、食べもの、空気、
人間関係、ストレス、いろいろな
不自然な生活スタイルから
毒を溜め込んでしまいます。

それを、しっかり出す、というのが
冷えとり、半身浴の根本の考えです。

そういうわけで、半身浴をし続けると、
その人らしいかたちで
めんげん(好転反応)が出ます。

わたしも数々の好転反応を経験しました。

でも、乗り越えられました。

(もちろん、
好転反応が激しくて、心配になった場合は、
専門の医師の診断をあおいでください。
心配なまま、続けるのは、
からだとこころにとても負担がかかります)

冷えとりの基本は、
この半身浴です。
ただ、ぼーっとお風呂に入っているだけ、です。

時間があまっていたり、
家にいる時間が多かったり、
自分でセルフケアしたい、
病院にできるかぎりかからないで予防したい、
免疫力をあげたい、
というかたに、
本当に、試してみていただきたいなと思います。

もちろん続けているかたも、
このタイミングを機に、
ぜひ、半身浴の1時間越え、2時間越え、3時間越えを
体感してみていただきたいなと思います。

今日はこんなところで!

来週からも
いくつかわたしからの記事を
アップできたらなと思っています!
最後に正しい半身浴のやりかたを添付しておきますね。

冷えとり健康法による 半身浴の方法 37〜38度のぬるめのお湯に、みぞおちまで浸かります。 腕は上半身の一部と考え、出して入ります。 最低20分―30分ですが、 もりのこ針灸院の加藤祐里先生は、1日2時間をおすすめしています。

◎寒く感じるようでしたら、はじめ、温度はもう少し高めでもOKです
◎自然と冷めていき、あたたかいと感じられるような温度で入ります
◎肩にタオルをかけたり、Tシャツを着て、まくりあげて入るのもよいです ◎寒く感じたら、追い炊き機能があるお風呂では追い炊きをします
◎ユニットバスなどで追い焚き機能のないお風呂では、 冷めたお湯を抜いて、熱いお湯やシャワーを足すと、 ちょうどよい温度に戻り、長く入ることができます
◎1日のうち朝でも昼でも夜でも、いつ入ってもよいです
◎この方法で、正しく入れば、20〜30分以上24時間入っていいといわれています

さらにくわしく知りたいかたは、ぜひ 『冷えとり健康法』(進藤義晴=著)についての本、または 『冷えとりスタイルブック』(エムエム・ブックス=刊)をお読みください。

すばらしいお風呂タイムをお過ごしくださいませ。

(服部みれい)




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