みなさまへ、こころからの「ありがとう」をこめて
みなさま、こんにちは!
ウェブショップ|マーマーなブックス アンド ソックス(mmbs)、
スタッフのやまだともみです。
「スタッフ」としてここに登場するのが、
今回で最後になります。
約9年、エムエム・ブックスで働く上で関わらせていただいた、
mmbsのすべてのお客さまに、
『マーマーマガジン』の読者さまに、
noteの記事をお読みくださっていたみなさまに、
こころからの感謝を申しあげます。
まことにありがとうございました!
わたくしごとですが、
この9年間のこと、書かせていただけたらと思います。
ここでまとめるにはスペースが足りなさすぎる、
体感としては20年分くらいの9年間、
でも、1日1日があっという間で、
昨日のことのようにも記憶している日々ばかりの、
濃密な9年間でした。
わたしは『マーマーマガジン』のこと、服部みれいさんのことを、
何も知らない状態で、エムエム・ブックスに
アルバイトとして入社しました。
これも、何かのご縁が導いてくれたとしかいいようがない出合いでした。
はじめは仕事上の理解のためにと、
『マーマーマガジン』を1冊読んでみました。
ちょうど16号の発売後で、そのころのわたしにドンピシャ! な、
数秘術の特集の号でした。
自分のことがよくわからない、
自分に自信がない、
なんだかいつもモヤモヤしたり、
がんばりすぎたり、
周りに気をつかいすぎて空回りしたり、
周りを気にしているのに、それに気づかれたくなくて平気なふりをしたり、
そんなふるまいすらばれていたり、
承認欲求ばかりが高かったり、
負けずぎらいだったり、
自分や人へのジャッジが激しかったり、
いつも自分にダメ出ししていたり……、
していたため、数秘術の考えかたを知って、
とても腑に落ちました
(数秘術については、『改訂新版 [魂の目的] ソウルナビゲーション』(ダン・ミルマン 原著、東川恭子 翻訳 徳間書店=刊 がくわしいです)。
そして直感的に、
「この世界には、うそがない……!」
と感じました。
小さいころからいつも、こころの底では、
「みんなが平和な世界ってできないのかな」
と思っていました。
誰も苦しまなくてもいい世界、
誰にも気をつかわなくてもいい世界、
みんながその人のままいて調和できる世界……。
でも本当は何より自分自身が、
先ほど挙げた行き場のない気持ちの扱いに困っていたのだと思います。
一見すると、誰もがみんなもっていそうな、
特別なことなんてない、ありきたりな気持ちだし、
みんなそうやって生きているのだから、
それを我慢できないなんて、自分はダメだ、なんて、
思っていました。
今、振り返って書いているだけで、
思わず「昭和かよ!」と自分ツッコミを入れたくなるような、
こりかたまった考えかたでしたね(汗)。
そんな「うそのない世界」に衝撃を受けて、
すぐに、『マーマーマガジン』や、
みれいさんの本をすべて読み、
関連している本も、できるだけ読みました。
日々、夢中になって読んでいきました。
読めば読むほど、今まで疑問に思っていたことや、
自分自身のモヤモヤの答えをもらえている気がして、
「おお〜! ガッテン! ガッテン!」と、
自分の中で歓声があがっていました!
なかでも、冷えとり健康法は、わたしの中では
ベストオブ「みんなが平和な世界」を実現する方法、
でした!
なぜなら、冷えとりは、
自分が自分を頼りに生きる
自分が自分のめんどうをみる
自立する
自分のことは自分で100%責任をとる
自分が自分の味方であることを実感する……
そんな健康法だと思ったからです。
世界中の人が、
自分ひとりだけ、本当にしあわせにできたら、
世界中が平和になる。
とってもシンプルなことだけれど、
複雑化した個人、社会では、
そのシンプルさがなかなか見えづらく、
そんなこと到底できないように思い込んでしまっている、
という側面があるように思います。
冷えとりは、そんな個人個人の、
まずはからだにアプローチ。
「頭寒足熱」の状態をつくることで、
気と血のめぐりをよくして、
いつも「循環」しているからだをつくります。
からだとこころは、イコールではないけれど、
深いつながりがあるので、
自然とこころもどっしりとしてくる。
「循環」は、ただそれだけできていれば充分ともいえるほど
人のからだやこころ、自然にも、たいせつなことですね!
わたし自身も、先ほど挙げたような、
あまりにも循環していない状態だったのが、
冷えとりをはじめ、さまざまなめんげん(好転反応)体験を経て、
たくさんのこころの毒出しを経て、
自分がぐるぐると自分自身にまきつけてしまった、
ありとあらゆる不要なものを、
「循環」させることで吹き飛ばして行ったら、
いつのまにか、以前よりもずっと、
自分自身でいることが心地よく、
自分頼りに生きることができるようになっていました。
それは、いつもニュートラルでいる、
というような、平然としたことではなく、
落ち込んだり、悩んだり、怒ったり、悲しんだり、
悔しかったり、揺れ動いたりしながらも、
それをとことん味わい、自分の腑に落としていく、
そんな自分自身のプロセスにつきあう
胆力ができていったということかもしれません。
(さらにもっと、冷えとりがすすんだらきっと、
フラットな自分でいて、ものごとの純粋な部分だけを感じ、
いつも自分やそれらを愛でているような状態になるのであろう!
と、少しずつでもその境地に近づくことをたのしみにしているのですが!)
そうして、冷えとり健康法や『マーマーマガジン』の世界観を
たのしんでいるうちに「インナーチャイルド・ケア」に出合い、
自分自身への癒しがすすんでいくうちに、
本来の自分が歩みたがっている道があらわれてきました。
それが、今回エムエム・ブックスを卒業する理由になりました
「鍼灸師になって、人々の、
こころとからだをつなぐ扉を開けるお手伝いをする」
というものでした!
わたしの家系は、何代かにさかのぼって、
代々からだの治療にたずさわる家系だったようです。
ずっと知らなかったですし、自分がまさか鍼灸師になるとは、
夢にも思っていませんでした。
でも、今となっては、血筋だけではなく、
何か自分だけが惹かれているこの世界のことがある気がするし、
何か自分に役割があるような気がするし、
これからそれを、人々との関わりの中で探っていくこと、
終わりなき旅のようでワクワクします。
マーマーなブックスアンドソックスの発送の仕事は、
本当に、本当に、だいすきな仕事でした。
先日「按田餃子」の按田優子さんが、
みれいさんとの対談でおっしゃっていた
「料理はわたしにとって、自分だけの神話を紡ぐ行為」、
ということ。
わたしはそれを、発送の仕事を通じて体験していたなと思いました。
「1件、1件」とものの数で捉えるのではなく、
「おひとり、おひとり」のお客さまに対して、
お届けするお品ものをピックアップし、
クリーニングしながらメッセージを書いたり、
おまけをつけたり、きれいに梱包したり。
ほとんどの方はお会いしたことないお客さまでしたが、
わたしはおひとりおひとりの尊い人生を感じながら、
発送をしていたなあと振り返っています。
妄想でもなく、想像でもなく、ただ感じながら、
おひとり、おひとり、ていねいにお届けしました。
それぞれちがった物語をもつたいせつなみなさまの日常に、
すっととけこむような、フラットな波動をもった荷物をお届けしたいな、
と思っていました。
お客さまおひとりにお届けするのにも、
仕入先の方々、生産工場の方々、
どの場面にも必要な配送ドライバーさんがた、
ウェブショップという機能をつくってくれた方々……、
などなど、誰が欠けても成り立たない、
仕事って、人とのつながりって、
本当に人で成り立っているんだなと日々感じながら。
ここには書ききれないほどの、
たくさんの重なり合いがあって、
ひとりひとりの人生ができあがっているんだなと感動したり。
mmbsの発送の仕事は、今思えば、
鍼灸師として、おひとりおひとりの患者さんを
みさせていただくことの前兆だったのでは!? と感じるほどです!
これからは、鍼灸師という、
仕事というかライフワークというか姿勢というか……、
それを通じて出合える方々の人生と重なり合えること、
およろこびさまの気持ちでいっぱいです!
『マーマーマガジン』に出合い、
みれいさんに出合い、福太郎さんに出合い、
エムエム・ブックスでともに働く仲間たちに出合い、
取引先の方々、取り扱い店の方々に出合い、
そして、お客さま、読者さまと携わっていく過程で、
本当に、本当に、語りきれない、
たくさんのおよろこびがありました。
「ありがとう」しかありません。
この場をお借りして、もう一度、
みなさまに、こころからの感謝を申しあげます。
本当に、本当に、ありがとうございました!
(やまだともみ)
***
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住所:〒501-3725 岐阜県美濃市俵町2118-19
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冷えとりについてくわしくは、
新版 万病を治す冷えとり健康法
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増補改訂版 医者知らず「冷えとり」で完全健康人生
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『冷えとりスタイルブック』
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☆冷えとり初心者のかたへ
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☆冷えとりガールの集い|体験談
https://note.com/hietoristylebook/m/m2c0375243738
※ウェブショップ「マーマーなブックスアンドソックス」は、2021年4月1日(木)〜13日(火)まで、リニューアルのため、休業させていただきます。14日(水)からあたらしくなって、リオープンいたします!
リニューアル後のmmbsも、おたのしみいただけますと、さいわいです!
***
やまだともみ
冷えとり歴9年目。エムエム・ブックススタッフ。痛くない「はり」と熱くない「お灸」で、鍼灸施術もしています。(インスタグラム:yamadashinkyuu)