どうして冷えとりをするのか

みなさま、こんにちは！

ウェブショップ｜マーマーなブックス アンド ソックス（mmbs）、
スタッフのやまだともみです。

先週のnoteの記事（by服部みれい）、
この、毒出しの春の過ごしかたのヒントが満載！　で
とてもおもしろかったですね！

わたしは、冬と春の間の土用の時期に、
下痢などたくさんの毒出しをして、
この春はさらに感情の毒出しがすさまじいです！

車の中で、自分の声が聞こえないくらいの音量で
すきなロックバンドの歌を流し、
熱唱しながら、時に号泣しながら運転する、
という出しかたをしたり
（補足ですが、わたしは、車の運転がとてもすきで、
一番リラックスできる空間でもあるので、
熱唱しようが号泣しようが、安全運転です｜笑）、

半身浴をしながら、汗とともに、
たくさんの涙を流したり。

「声を出す」「泣く」というのも、
すばらしい毒出しの方法だなと思います。
みなさんも、何かモヤモヤしたり、イライラしたり、
くよくよしたりしたときは、
とりあえず大声を出してみるのもいいかもしれません！
ひとりカラオケに行ってもいいかも……♪

（そういえば、お友だちのNさんは、
パートナーが運転する車で高速道路を走るとき、
窓を開けて「ばかやろー！」と叫ぶのだそうです！）

＊＊＊

さて、ここで、突然ですが、冷えとり健康法を提唱された
進藤義晴先生のことばを引用させていただきます。

「科学的な考え方というのを身につけていきますと、例えばこうだと言われてもそうだろうかと、色々なことを考えてみて、その中から法則を見つけ出していく。それをやっていけば周囲の人の言動に振り回されて右往左往するとか不安を抱くとか、そういうことがなくなるわけですね。自分の信念というものがピシッときまりますから。心が安定すれば当然健康にも役に立つということになります。」
（『自然のささやき　医学のつぶやき』　高木健太郎、竹熊宜孝、進藤義晴＝共著、生き方懇話会＝編、地湧社＝刊　より抜粋）

冷えとりをはじめたいけれど迷っておられる方や、
冷えとり初心者の方のお悩みあるあるとして、

・家族が理解してくれない
・周りの目が気になる
・一人で取り組んでいるとさみしい
・本当にいいかわからない

というようなことがあります。

それの答えが、この進藤先生のおことばかな、と思います。

自分が100%、納得して、決めたことであれば、
周囲の目やいうことは、気にならなくなるのだと思います。
「自分の内側にあるものが、外側に反映されている」
ということは、お悩みあるあるのようなことも、
自分がそう思っていることが、
まわりからの声として聞こえてくるということかもしれません。

たとえば、
「親が結婚しろとうるさい」
というよく聞く話も、
「自分が（自分に）結婚しろとうるさい」
といえるかもしれません。

結婚していない自分に焦っている、
もういい年だし、と思っている、
ひとりでは生きていけないと思っている、
さみしい、
同年代で家族をつくっている人たちを見ると苦しくなる、
そういう感情を見ないようにしている、
など、
自分が自分にダメ出しをしたり、
湧き出てくる感情を無視したり、
今の自分に満足していないと、
まわりからの声となって、それが聞こえてくる、
というような。

ということは、
自分が自分に結婚しろ、とうるさくいわないようにすると、
まわりの誰からもそういう話が聞こえなくなるかもしれません。

自分が自分に対して、
どうして「うるさく」いってしまうのか、
を深くみつめてみるのは、今できるひとつの方法かなと思います。

深く深くみつめていくと、
自分がそれを選択しているのだ、
と腑に落ちることがあるかもしれません。

実際にわたしもそれを経験しました……！
「結婚」に対して、自分の中がすっきり整理されると、
誰にも何もいわれなくなりました。
その変化がおもしろく、自分の内側が外側に反映されていることを
実感しています。

で、ちょっと脱線してしまったようですが、
冷えとり初心者の方の冷えとりあるあるに関して、
こういうことと似ているなと思ったのでした。

自分の内側が外側に反映されている、のだとしたら、
「どうして冷えとりをするのか」
を自分の中ではっきりとわかっておくということが、
まわりの声が気にならなくなるコツかなと思いました！

わたしの「どうして冷えとりをするのか」は、
「本当に、自分のことを頼りにして生きるため。
どんなことも、そうかもしれないしそうではないかもしれない、
という視点をもって、柔軟な自分でいたいから。」
だと思いました。

冷えとりは、からだからのアプローチで、
治療も予防も含めた
「健康とはどういうことか」を体感することができるし、
こころがどっしりします。
そういう状態でいられたら、あとは自動的に、
起こるできごと、湧き出る感情に、
自分がどう向き合うか、ということですね！

冷えとりは本当に奥が深いなあと、
いつも感謝の気持ちいっぱいで実践しています！

みなさまお話も、ぜひお聞かせください！
お便り、メールなどお待ちしております。

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冷えとりについてくわしくは、
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すっかり春の空気になった岐阜・美濃より。
みなさまからの体験談、こころよりお待ちしております！

（やまだともみ）

やまだともみ
冷えとり歴９年目。エムエム・ブックススタッフ。痛くない「はり」と熱くない「お灸」で、鍼灸施術もしています。（インスタグラム：yamadashinkyuu）