#128 「推しのいる世界」と「いない世界」
アイドルグループ「≠ME」の永田詩央里さんが
2022年8月16日から学業により活動休止をされていました。
それから約7ヶ月。
2023年3月31日の≠ME 4周年コンサートにて活動を再開されました。
まあ、ここまでの4行でお察しのかたもいるかと思いますが
私の≠MEの推しは永田詩央里さんです。
なので、この7,8ヶ月の間、感情の起伏がかなりありました。
何なら自分の予想外レベルで自分の感情の変化があったので
メモがてら時系列っぽく書いてみます。
・2022年7月25日
8月15日をもって活動休止をすることが発表される。
・2022年8月11日
最後に生の姿を見られる、朝日放送 ノイミーステーションの公開収録が開催される。
この2週間くらいは、漠然と「活動休止するのか〜」みたいな感じで
全く実感がありませんでした。
しかし、公開収録が終わり帰路につく時
急に実感し始めて、それから1ヶ月くらいいまいちやる気が出ないという
10年以上のオタク人生の中で初めての出来事が起きました。
(いや、推しの卒業発表であったか)
1ヶ月くらいの間に徐々に回復していき、普通の状態には戻りました。
そこから
きっかけが未だに判らないのですが
秋から冬にかけて≠MEと≒JOYへの興味が急速に薄れていき
2023年になる頃には=LOVE以外への興味はほとんど無くなってしまっていました。
(当時、少し疲れていた気持ちを少しでも維持させようと、何かしらの自己防衛が働いていたのかもしれません)
(ちなみに、こんなことになったのは=LOVE発足以来はじめて)
=LOVEに関しては何も変わらずオタ活ができていたのですが
≠MEに関しては推し不在ということもあってか
ツアーのやる気が全然なく、地元公演しか行かないという
普段は遠征過激派オタクの私の中では前代未聞なことも起きていました。
せっかくリリースされて家にやってきたCDもいつまで経っても開封しなかったり
開けた頃にはSPイベントの応募期間は終わっていたり
2月ごろにはとうとうTwitterすら見なくなる、という
散々たる状態でした。
この点に関しては、≠MEの皆さんへは非常に申し訳のないことをしていたと反省をしております…。
4周年ライブの受け付けが始まり、こんな気持ちな状態で
参加しようかどうか、かなり悩んだのですが
開催日が3月31日ということもあり、一縷の望みをかけながら行くことにしました。
この4周年ライブでモチベが回復しなければ
≠MEのイベントとはしばらく距離を置くことを考えていました。
(なんか深刻そうに書いてるけど、他人様から見たら何も大したことはない)
そして、やってきた4周年ライブ当日の3月31日。
永田詩央里さんが復帰するかも、と期待しすぎて
結果復帰がなければメンタルが持たないので、あまり期待しないようにはしていたのですが
Overtureの映像でほぼ確信しました。
いつもであればメンバー紹介のように各メンバーの映像が出てくるのですが
今回の映像にはメンバーソロの映像が出ない。
(=LOVE 髙松瞳さんの復帰の時も同じだったんですよね)
そして、のっけからダンスパートがあり
どーーんとステージ2階中央に出てきた永田詩央里さん。
もちろん、ここでテンションは最高潮に上がります。
無くなっていたやる気も、まるでこれまでがなかったかのように
みなぎってきました。
その瞬間、これまでひたすらに長く感じていた7ヶ月間が
ついこないだの出来事のように思えるようになりました。
ここで「推しの尊さ」というものを初めて実感した気がします。
この10年以上のオタク人生で、ここまでの起伏はなかったので
私自身もかなりびっくりでした。
(なんなら、この記事の執筆時点でもまだびっくりしてる)
ここまで変わるものかと、ほんとに不思議でした。
=LOVEの楽曲である「推しのいる世界」というものを
初めてしっかりと体感した瞬間でもありました。
また、推しがいることによってオタ活がさらに充実するものであることも
実感できました。
この先も"推し"を大事にしていこうと、改めて思えました。
永田詩央里さんへ。
色々なことを気付かせてくれて本当にありがとうございます。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
(この記事見てるわけないけど)