無題

元裁判所職員による、明日からできるNHK対策(玄関前編)

暇なんで書きます。全部自己責任で行ってください。

対策① 出ない

 令和の時代において、宅配と友人以外にだれがあなたの部屋のインターホンを鳴らすのでしょうか?(そもそも僕は基本的に友人すら来ない。いないじゃなくて来ない)宅配の予定とかすらなければインターホンは切っていても良いかも知れません。鳴ったらなったで緊張するので。
もしドアをドンドンされたら覗き穴で確認して、盛大にブチ切れましょう。
 誤って出た場合、「ドアを開けて対応してください」と何様か知らんが要求してくるのでインターホン越しに次の対策に進みます。

対策②-1 特定のワードで対応する

 基本的にNHKの契約云々言ってくる人はアルバイトです。これは個人的な予想ですが事前のブリーフィングで何を言われても機械的な対応をするようにインストールされているように見受けられます。そんな彼らが反応し、諦めるようなワードがコチラ

「受信設備持ってないんですよ」

頭に「放送法に定めている」とつけても良いかもしれない。
と、いうのも放送法64条1項は

「協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。」

と定めています。逆に言うと「受信設備を設置していない者は境界とその放送の受信についての契約をしなくてもよい」という事です。
 そんな構成が通用するのか厳密に詰めると割と知らないのでアレなのですが、徴収員が上記のワードを聞くと「法律用語(=受信設備、というワード)を使っている・・・・こいつ、できる・・・!」となるわけです。実際にこれを使う事で次のステップに進みます。

対策②-2 受信設備がない事を言い張る

「車のカーナビ」やら「ワンセグ」やら「PCにチューナー」がないか聞かれます。「一切ありません」と言い張ってください。実際にあなたが持っていたとしても徴収員が調べる術はありません。仮にNHKが法的にそれを証明する手段をもっていたとしても、明らかに次のターゲットに行ったほうが効率的です「もし設置した場合は連絡します。」と一言付け加えると割とすんなり帰ります。
 何度か押し問答してしつこいようだったらブチ切れてもOKです。あなたの貴重な時間をアポイント無しに浪費させてくるのは向こうです。
 僕だったら奇声を上げるなりドアを逆に内側からドンドンしたりします。腕でオナラの音を出しても良いかも知れません。全部やったことないけど。


基本的に上記の対策で勝率は100%です。以下、心が軽くなる蛇足です。


対策③ 玄関より先に入ろうとしたら現行犯逮捕

 放送法というより刑法の範囲ですが、130条前段は不法侵入について定めています。

正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

 実はここでいう「正当な理由」というのは刑法上における「正当な理由」ということで結構厳密に解釈されます。具体的に言うと裁判所が発行する「捜索差し押さえ令状」とかです。なので徴収員がその場で「受信設備がないか確かめるのは正当な理由だ」と言っても家主であるあなたからしたら知った事ではない理由です。敷居をまたいで来たら心おきなく逮捕しましょう。逮捕後は直ぐに警察に引き渡さないと後々面倒なので速やかに連絡しましょう。無駄な危害は加えないようにしましょう。

対策EX 全裸で応対する(男性限定)

 これは僕が一度も試した事がないので効果は不明です。あなたが男性だったら有効だと思います。自分の支配空間である部屋において全裸でいることはなんら不思議ではありません。玄関もあなたの部屋です。それ込みの家賃です。欲を言えば闘志をいきり立たせて向かえば相手は何かを察して怯むと思います。僕が徴収員だったら真っ先に帰りたくなります。

繰り返しますが自己責任でやってください。

実際に契約しちゃったけど解除したいって場合は、また気が向いたら書きます。

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