ピアノは素晴らしい。
私はギターを5年ほどやっている。
べつにうまくはないがそれなりに楽しめるほどには弾ける。
楽器を何年かやっていると必ずぶち当たる壁として音楽理論というものがある。
私は、初めて3年目くらいでその存在に気づき勉強を始めたのだが、最初のうちはもちろんギターを用いて勉強していた。
しかし、ギターを使って音楽理論の勉強をすると、まずは指板上になんの音があるのかを覚えなくてはならない。
これが相当面倒なのである。
長らく使っていたkey of Cの音階ならすぐに見つけられるが、#や♭が入るとそれは大変なのだ。
そこで私は音の位置が一目でわかるピアノという神器を購入し、勉強の効率化を図った。
するとどうだろうか、みるみる頭に入ってくるではないか。
ギターの指板にドレミシールを貼ることを小一時間ほど検討するくらいにはやりやすかった。
まぁ流石にそれは思いとどまったのだが、代わりに、何故もっとわかりやすい表記にしてくれなかったのかギターの発明者を小一時間ほど問い詰めたい。
ギターから始めた私だが、途中でピアノに切り替えてよかったと思っている。
一度覚えてしまえばいくらでも応用は効くので、後からゆっくりギターに当てはめることができた。
ということなので、これから音楽理論を学ぼうとしているギター少年は、是非、なんでも良いので鍵盤のついた楽器を購入することをお勧めする。
ただ、ギターでアドリブを弾きたくて勉強する人には遠回りになってしまう可能性があるのでご注意ください。