士冠禮第一 第二章
主人は賓に戒ぐ。賓は禮辭して許す。
「戒」は、警なり、告なり。「賓」は、主人の僚友なり。いにしへ、吉事有れば、則ち賢者と與に歡びて之を成すを樂しむ。凶事有れば、則ち賢者と與に之を哀戚せんと欲す。今將に子に冠せんとするが故に、就きて僚友に告げ來たらしむ。「禮辭」は、一辭して許す。再辭して許すを固辭と曰ふ。三辭するを終辭と曰ひ、許さざるなり。
主人は再拜し、賓は荅拜す。主人は退き、賓は拜して送る。
「退」は、去なり、歸なり。
主人は賓に戒ぐ。賓は禮辭して許す。
「戒」は、警なり、告なり。「賓」は、主人の僚友なり。いにしへ、吉事有れば、則ち賢者と與に歡びて之を成すを樂しむ。凶事有れば、則ち賢者と與に之を哀戚せんと欲す。今將に子に冠せんとするが故に、就きて僚友に告げ來たらしむ。「禮辭」は、一辭して許す。再辭して許すを固辭と曰ふ。三辭するを終辭と曰ひ、許さざるなり。
主人は再拜し、賓は荅拜す。主人は退き、賓は拜して送る。
「退」は、去なり、歸なり。