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密になってくレイヤーさんとのツーショ

レイヤーさんは自撮りが好き
でもそれ以上にツーショット写真が好きだ
撮影の始まりや、休憩時間、撮影終了後もツーショしている

ピンショは「ここにいるよ!」とか「今日はこれやった」とかの情報主体であるが、ツーショは思い出主体なのでレイヤーとしては大切だ

ピンショは見てくれる人を意識するので女子キャラなら必要以上に可愛く綺麗にみせ、男装ならば見る女子に刺さる用にカッコつける
でもツーショはその必要がない、必要ある場合は明らかな宣伝の体裁を取るのである
ツーショは純粋にレイヤーさんの交流の記録であり計算のない楽しみなのだ

レイヤーさん同士がツーショしていた
「楽しそうだな〜」
僕が呟いた、それを聞いていたのか
「僕さんも一緒にツーショしよ!」
断る理由はない
一緒にスマホの画面に入る
『カシャッ! Σp[【〇】]ω・´)』
写った2人はなんだかよそよそしい、見知らぬ人と撮る記念写真みたいだ
端的に言えば2人の間に距離がある

「もう少しくっ付いても良い?」
勇気をだして聞いてみる
「そうだね、他人ぽいよねw」
こんどはレイヤーさんの背中から肩を合わせるようなレイアウトにした
『カシャッ! Σp[【〇】]ω・´)』
まあ、これなら仲良しに見えるギリセーフか?

これがきっかけで、仲の良いレイヤーさんとのツーショがエスカレートしていった
遠近法使えば完全にくっ付いて見えるので、も少しだけ過激なショットが出来上がる

だんだんエスカレートしていく僕のツーショ
レイヤーさんは「仕方ないオヤジだな〜」と思っていると思うが、表面上は乗り気でツーショに応じてくれているので、まだまだ僕の撮影外の楽しみとして定着していくだろう
僕とレイヤーさんの思い出を積み重ねて行くのだ