川撮が好きなレイヤーさん 2
結局2時間半かかったw
撮影開始のデータを見ると13:46ということは有効時間を過ぎていた。狙いの逆光はすぐに川を渡った対岸に移動してしまう。目先の岩場に急かせてポージングさせて撮影
狙いの逆光がすぐに変化して影が支配する川。すこしがっかり気味なのを察してかレイヤーさん
「奥の滝まで登っていきましょうよ」
今撮影してる場所に向かう駐車場から滝がみえるのだが、直接は行けなさそうだ
だが、今撮影してる場所からは川伝いに行けば行けそうだ
滝を近くにしての撮影は初めてなので
「よし行こう!」と二つ返事。
荷物を最小限にまとめて向かうことに
「あ!血糊忘れた!」
準備していた血糊セットをポケットに入れる
ぼちぼち向かう川沿いの道、岩を登ったり竹藪をかき分けたりして思ったようには進まない
それらしい場所を見つけては撮影して進む。今回は幕末の設定のコス(コスプレ)なので現代物の写りこみは厳禁だ(いざとなったら後加工で消すのだが)電線電柱ガードレール塩ビ管そして川に落ちているポリ袋や空き缶…
メインの滝が背景に入るかなと思えるポイントで事件は起きた
河原に大きな石がゴロゴロと転がっていていい感じ、レイヤーさんはここで水を跳ね上げたりした撮影をしたそうでそわそわしてる「ここで撮ってみようか」「うん」浅瀬のところから足首まで浸かる深いところに入ってポーズをとる「ちょっと待ってよ、まだこっちの準備が」背負っていたリュックを下して撮影の準備
「あ!血糊血糊」と岩の裏に隠してあった血糊を取ろうとするレイヤー
「あ!」バシャーン(水しぶき)
滑らないよう危険な岩を回避してその場所に立ったのだが血糊を取りに戻るときに直線的に移動したため苔の生えた滑りやすい岩に足をかけて上った瞬間に滑って水の上に落下した模様
「全身濡れようか迷ったけどこれで踏ん切り着いたわ~」
みごとな切替だ