菊池渓谷に大勢の韓国人観光客 入国者制限緩和を実感
菊池渓谷で撮影
空撮の為14日の午前7時過ぎ菊池渓谷の駐車場に着いた。
夏に空撮した時は、撮影中誰とも会わなかったので、一番乗りかと思っていたが、開園前にもかかわらずもう10台近くの車がとまっていた。
川のせせらぎを聞きながら橋を渡ると先々にカメラの三脚を立てファインダーを覗き込むプロと思われるカメラマンやアマチュアカメラマンに遭遇した。
紅葉の時期なので平日を狙って撮影に来たが、みんな同じ考えのようだ。
遊歩道は、ゴープロで撮影をしていきながら、川辺に降りられるところでは、カメラ初心者の私は、立派なカメラで撮影をしているおじさんたちの斜め後ろから同じ構図で数枚ずつ写真を撮っていった。
夫は、別行動で川の上を空撮していた。
午前9時前には一通り二人とも撮影し終わったが、渓谷の中なので、朝日が差し込まず暗い映像ばかり、夫から観光客は殆どいないので撮影をもう少ししようという提案があり、
観光客がまだたどり着かない上流付近の撮影を1時間程続けた。
渓谷の木々の間を縫ってのドローン撮影も無事終わり、ほっとして上流付近の出口から道路に出ようとした時、ちょうど道路から団体客が現れた。
狭い山路を、向こうから韓国語でしゃべりながら 横2・3列で歩いて来た。
彼らは、私を見ても1列になることもなく降りてくるので、下手の私が草むらに大急ぎで避けて、30人以上の団体客が通り過ぎるのを待った。
韓国人観光客
韓国人観光客を見たのは久しぶりだったが、私が登ってきた渓谷内に目をやると、さっきとは別の下流の方から歩いてきたと思われる別の韓国人観光客の一団がいて写真を撮っていた。
ずっと写真撮影しているおじさんたちと数組の日本人の夫婦以外は、まさに 渓谷内は韓国人観光客であふれる状態になっていた。
駐車場に向かって道路を進んでいくと、先の方に 別の出口から上がってきた3番目の韓国人団体客を見つけた。
50代ぐらいの女性3人組が、道路に広がって写真を撮りながら歩いていたので、撮影中に横をすり抜けることが出来ず、私は彼らの後をゆっくり歩いてついて行った。
振り向きながら歩いている2人を斜め後ろから同じ女性が撮り続けているので、
私は勇気を出して「すみません。写真を撮ってあげましょうか?」
と片言の英語で話しかけ、スマホを受け取り撮ってあげた。
何枚か3人の歩く姿を撮ってあげると、その中のひとりの女性が私と並び、「アメリカン?」と尋ねた。
「日本人」と私が答えると彼女は、「日本人・」と言ったが、その先の日本語が出てこない様子なので、私がいくつか英語のような日本語で尋ねてみた。
彼女たちは
ソウルから福岡空港に来て、昨夜は、阿蘇の角万ホテルに宿泊したそうだ。
彼女も私と話したそうだったが日本語が話せずもどかしい様子だった。
別れ際、彼女は私に「ツアー?」と言ったので、首を振ると「ファミリーね」と言った。
バスの降車場に着き、彼女たちを待つバスに乗り込んでいった。
(韓国語も勉強しなくちゃ)と思った。バス前で待つ運転手さんと守衛さんの会話が聞こえ、このバスは韓国からの団体客を乗せた6代目のバスということが分かった。
後で追いついた夫が、「韓国からこんなに日本に来てくれてありがたいね。」と言った。
中国からのお客さんはまだだが インバウンドは再開したと実感した瞬間だった。
菊池渓谷の動画 ひとつでも見て頂けたら嬉しいです
こちらは
夏の菊池渓谷です。あまり変わりませんが・・・
おまけで・・大分の耶馬渓です