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ウェディング空撮を続けていきたい

 これまで書いたように、私がウェディングドレスを集め始めたきっかけは、次男夫婦の入籍でした。
その後は、結婚したいカップルや入籍はしたけれど結婚写真を撮っていないカップルが、気楽にウェディングフォトが撮れる様に、
実家の山小屋を利用して自撮り撮影に使ってもらおうという思惑がありました。
が、この2年ほど、山小屋の貸別荘貸しもストップしていることもあり、10着程集めたドレスは行き場を失いました。

欲しいものはためらわずに買う夫は、
Mちゃん夫婦のウェディング空撮の時点で空撮用のAIR2Sを2台購入していましたが、続けてAIR2を1台、測量に使えると聞いたファントムプロを2台購入し、ネットで調べて測量の練習を我流で始めました。
後で、測量の知識がないとドローン測量は難しいとわかりましたが・・

そんな夫は、買いすぎたドレスに悩み始めた私に、
「ドレスは買って良かったよ。」「必ず役に立つよ。」
と言葉をかけてくれました。

そんな時に、前回書いたMちゃん夫婦のウェディング空撮をさせてもらいました。
この体験と、夫の言葉、私のレース生地好き、幅広いサイズと種類を揃えようという思いが相まって、この後、ドレス購入を加速させていくことになりました。

以前は、オークションサイトというのは、プロだけのサイトだと思っていましたが、一度このサイトで購入してからは、常連の様に、ためらわずにスマホのボタンを押していくようになりました。

普通サイズは、出品数が多いのですが、大きいサイズは出品数が少なく、まだ大きいサイズを数枚しか揃えないうちにドレスの数は60枚を超えました。

この頃は、夜中に急に目が覚めると、集め過ぎたドレスのことが気になり、しばらく眠れなくなりました。
「60歳を過ぎたら、断捨離を勧められているのに、私は逆に増やし続けている。私が、もし急に死ぬことになったらドレスの始末をするのは大変だろうな。」

こんな日が時々あり、ある夜も目が覚めると同じ言葉を心の中で繰り返していましたが、

「私は今まで、自分の意志でたくさんお金を使ったことがあるだろうか?訪問販売で粘られて、布団や下着や化粧品やアクセサリーを買ったりしたけど、自分から欲しいと思わなかった。」

そして
自分発の意志でお金をたくさん使うのは、初めて  
と、気づきました。そして、これは
自分初の経験。やらなかったら後で後悔する
と、思いました。


遠景撮影部分で編集した 芦北、御立岬で撮影したウェディング空撮  

観て頂けたら嬉しいです。



今年3月末で夫婦で仕事を辞めると、夫はすぐにSNSで空撮映像を投稿し始めました。
主人の話を聞いた次男は、自分からホームページ作りを手伝ったりアドバイスしてくれるようになりました。

 次男のところに行った時、私が作ったドレスカタログを持って行き、次男の嫁のYちゃんに見せました。
そのころには、ドレスの数は90着を超えていましたが、Yちゃんは、ページをめくってドレスを見ながら、「きれいですね。」と言いました。

私は、ドレスを集めすぎたことと、「私がもし死んだら、後の処分なり、引継ぎはYちゃんに頼めないかな?」話すと、Yちゃんはニコニコしながら「はい、大丈夫ですよ。」「一緒に営業したいですね。福岡で空撮する時は、手伝いますよ。と、期待以上の私が安心する返事を返してくれました。

集め続けたウェディングドレスのカタログ

私は、この日から自分で積み上げ続けてしまった肩の荷が、すっかり軽くなりました。

ドレスの収納場所ですが、家を訪ねてきた人に、見せると「コンパクトに収まってますね。」と驚かれます。
ドレスのおしくらまんじゅうの様な状態ですが、寝室のクローゼットと2階の子供部屋の備え付けのクローゼット、子供部屋に置いた1台の簡易クローゼットにどうにか収まっています。

どうしたら、私たちのウェディング空撮を宣伝できるか・・
試行錯誤しています。

私が、ブログを書き始めたのは、夫が投稿を始めたYouTubeを紹介したいと思ったからでした。でも、投稿されている他の方のブログを見てなんかちがうなと、感じながらも一度始めたブログは辞められず、「撮影を始めたきっかけとそれから」をどうにか書き終わりました。

おばさんの独り言のような思い出ばなしブログを、
読んでいただいた方、本当にありがとうございました。







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