介護福祉士に合格したら何をする?資格登録手続きとその後の流れ
キーワード:介護福祉士 国家資格 合格後 登録 手続き
皆さん、こんにちは!
Sakulaの干泥です。
介護福祉士試験に無事合格された方、おめでとうございます!これからの介護業界で活躍するための第一歩を踏み出しましたね。
合格後の手続きやこれからの流れについて不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、介護福祉士合格後の資格登録手続きとその後の流れについて解説していきたいと思います。
このブログを通して、介護福祉士としての新たな一歩をスムーズにスタートできるよう、手続きやキャリアに関する情報をお伝えします。
是非、最後までお読みいただき、介護福祉士として充実したキャリアを築いていきましょう!
【1. 資格登録手続きの方法】
1-1.登録申請書・登録の手引を受け取る
国家試験の合格者には、合格証書と一緒に「登録申請書・登録の手引」が同封されています。
この書類は介護福祉士国家試験の合格発表日から順次、試験申し込み時に登
録した住所に発送されます。
もし引っ越しなどで住所が変わっている場合は、事前に試験センターへ問い合わせをしましょう。
手引きが届いたら、なるべく早めに手続きを行い、「資格登録」を済ませましょう。
1-2. 必要書類の準備
介護福祉士の資格登録手続きには、以下の書類が必要です。
(1) 登録申請書
(2) 登録免許税9,000円 (収入印紙の原本)
(3) 登録手数料3,320円 (振替払込受付証明書の原本)
(4) 登録手数料「振替払込受付証明書(お客さま用)」の原本
(5) 住民票(本籍地・国籍の記載のあるもの)
(6) 受験票受取証明書のコピー(郵送で受験票を受け取った場合)
(7) 介護福祉士養成施設などの卒業(修了)証明書 ※学生の方
(2)収入印紙と、(3)振替払込受付証明書は、郵便局で購入・手続きが可能です。
また、登録申請書・介護福祉士養成施設の卒業証明書に記載された氏名と現在の氏名が異なっている方は、資格登録申請の際に旧姓から現在の氏名までが確認できる戸籍抄本等も一緒に準備してください。
1-3. 手続きの流れと期間
資格登録手続きの流れは以下の通りです。
(1) 必要書類を用意
(2) 所定の用紙に記入
(3) 資格登録料を指定口座に振り込む(登録料は全部で12,320円)
(4) 必要書類を「(財)社会福祉振興・試験センター」へ郵送
(5) 登録完了の通知を受け取る
手続きにかかる期間は、郵送や審査の状況により異なりますが、一般的には申請から2~4週間程度となります。登録が完了したら、介護福祉士登録証が送付されるため、受け取りまでの間は手続きが完了したことを確認できます。
こちらに書類のサンプルを載せます。
隠れているところは自分の住所など記載が間違っていないかチェックします。
もし住所が変わっていたら、こちらに正しいものを記載します。
もし手元に書類がなかったり、別で送る場合はこちらに送ります。
送付先はこちらです。
【2. 介護福祉士としてのキャリアパス】
2-1. 就職活動のポイント
もし介護福祉士を取得した後、転職を考えている人は、以下のポイントに注意して進めましょう。
(1) 自分の働きたい職種や施設を明確にする
(2) 履歴書や職務経歴書に資格取得の経緯や志望動機を具体的に記載
(3) 求人情報は信頼できるところから入手し、適切な選択をする
特に(1)の部分は非常に大事です。
よく給料がよいところを希望するあまり、給料以外の部分を考えずに転職する方がいますが、多くの場合で失敗してしまいます。
失敗する原因として、
・なぜ給料が高いのかの根拠を明確に理解が出来ていない
・施設のやり方が合わず、自身のキャリアアップにつながらない
・新人ばかりで、自分の負担が大きい
などがあります。
転職をするときはしっかりと相談できる相手を探して、慎重に探しましょう。
もし相談できる人がいないときは、私に相談してください。
連絡はFacebookからお願いします。
2-2. 介護福祉士の働き方
介護福祉士は、以下のような働き方が可能です。
(1) 介護施設(特別養護老人ホーム、デイサービス、グループホームなど)
(2) 居宅介護支援事業所
(3) 小規模多機能型居宅介護
(4) 病院や障がい者施設など
また、正社員、パートタイム、派遣、契約社員などの雇用形態や、働く時間帯、勤務地なども選択肢があります。
特に外国の方は就労資格「介護」で働くことになります。
このビザは日本人同様、上記の事業所で働くことが出来ます。
介護ビザの変更方法はまた別のブログで紹介します。
2-3. スキルアップの方法
介護福祉士としてスキルアップする方法には、以下があります。
(1) 研修や勉強会への参加
(2) 他の資格の取得(ケアマネージャー、認知症ケア専門士など)
(3) 自己学習(専門書の読書、オンライン学習など)
(4) メンターや先輩からの学び
(5) 実際の現場での経験を積むこと
積極的にスキルアップを図ることで、キャリアの幅を広げることができます。
【3. 継続教育制度について】
3-1. 研修の目的と内容
介護福祉士は、資格登録後も継続的な教育を受けることが求められます。これは、専門性の向上や知識の最新化、サービスの質の向上を目的としています。研修内容は、法律や制度の変更、介護技術、チームケア、コミュニケーションスキルなど幅広いテーマが含まれます。
3-2. 研修の取得方法
研修は、以下の方法で受講することができます。
(1) 公開講座やセミナー
(2) 職場での内部研修
(3) オンライン研修
研修の選択にあたっては、自分のニーズやスケジュールに合わせて選ぶことが重要です。
3-3. 研修の履修期間とポイント制度
継続教育は、一定期間(通常5年間)ごとに所定のポイント数(例:30ポイント)を取得することが求められます。ポイントは、研修の内容や時間に応じて付与されます。期間内に所定のポイント数を取得できない場合、資格登録が更新されない可能性があります。
【4. まとめ】
このブログを通して、介護福祉士としての新たな一歩をスムーズにスタートできるよう、手続きやキャリアに関する情報をお伝えしました。資格登録手続きから継続教育まで、しっかりと準備しておくことで、自信を持って介護業界で活躍できるでしょう。是非、最後までお読みいただき、介護福祉士として充実したキャリアを築いていきましょう!
今後も、介護福祉士としてのスキルアップや業界の動向、仕事のコツなど、役立つ情報を発信していきますので、引き続き当ブログをチェックしてくださいね。
最後に、新たなステージで活躍する皆さんのご活躍を心よりお祈りしています。介護福祉士として、地域の皆さんや利用者の方々に貢献できるよう、一緒に頑張っていきましょう!
それでは~