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なぜ「釣りブランド」が「釣りに関係ない商品」を作ったのか?

ついに昨日より、クラウドファンディング第二弾を開始しました。

さっそくの応援購入やシェアなどでのご支援本当に感謝しております。

本当にありがとうございます。

前回のプロジェクトに比べますと、非常に苦戦しているという印象ですが、単価が高いこともあり、そういったことも想定しておりました。
(前回のプロジェクトの結果からすると目標金額が低いと思われる方もいるだろうなと思っておりましたが、こういった可能性も想定してのこの金額での設定だったのです。)

苦戦しておりますので、シェアなどでご支援いただきますと、泣いて喜びます。よろしくお願いいたします。

商品も、ものすごくいい出来ですので、是非ご検討ください。

Makuakeプロジェクトを開始し、プロジェクトの案内を告知したところ、下記のようなご意見をいただきました。

「2作目にして釣りとは全く関係ないアパレルに行っちゃいましたか。」

このアイテムをリリースするにあたり、こういった意見もあるだろうなと予想しておりましたし、そう言いたくなる気持ちもすごくわかります。

「期待に沿えるような商品でなくて申し訳ない」という気持ちでいっぱいではあります。「釣りに使える服」のリリースに期待してくださっていたからこその意見だと思いますので、ありがたくもあります。

では、なぜ「釣りとは全く関係ないアパレル」と思われるようなアイテムをリリースしたのか?(※実際には「釣り」に適した商品ではないかもしれませんが、「釣り」にも使える商品です。)今回は、その辺りをご説明させていただければと思っております。

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Twitterでも少し触れたのですが、簡単にまとめるとTwitterのとおりです。

Bywaterは「釣りのある生活」を提案するブランドであって、「釣り着」のブランドではないのです。

「フィッシング ライフスタイル ブランド」「フィッシング ライフスタイル  アパレル」と「Bywater」の前につけているのはそういったことが理由です。
(※表記が複数あるのは、まだブランドが定まりきっていないのと、相手によって表現を使い分けています。「フィッシング ライフスタイル ブランド」に収まりそうではありますが…。まだ迷ってみます。)

このタイミングでこのアイテムをリリースしたのも、ブランドの方向性を示すという意味合いもありました。

Bywater.jp(公式サイト)のTOPページにBywaterのコンセプトを表す3つのコピーを書いております。

※「ビジョン」「ミッション」「バリュー」「コンセプト」この辺りの定義が難しいので、わかりやすくまとめてあるサイトがあれば、教えてください。間違ってたらゴメンなさい。

1つ目は「ブランドミッション」です。「ブランドビジョン」「ブランドコンセプト」でもあるのかもしれません。

A Life with Fishing
ファッションアイテムを通じて「釣り」という素晴らしい文化を世の中に広め、「釣り」という人生を豊かにする素晴らしい文化を身近に感じていただく助けになりたい。

「A Life with Fishing」翻訳すると「釣りのある生活」「釣りのある人生」といった感じです。「Life with Fishing」としてもよかったのですが、「A」をつけることで、人それぞれの「釣りのある生活」というニュアンスを出したかったのです。釣りの楽しみ方も人それぞれ。多様性を認める社会であってほしいと思っています。また、ファッションアイテムを通じて、釣りという素晴らしい文化が広がっていく助けになれればと考えております。

2つ目は「ブランドコンセプト」です。「商品コンセプト」や「ブランドミッション」でもあるのかもしれません。

「釣り場」でも「街」でも
「釣り場でおしゃれに見られる」のはもちろん「街中でも着れるようなデザイン」「釣りをアピールしすぎないデザイン」で、「街」や「オフィス」でも着たくなる。そんなモノづくりをいたします。

これはBywaterがどのような「モノづくり」をするかということを表しています。単に「釣り着」ではなく、「街中でも着れるようなデザイン」を意識しております。

前回のプロジェクト「釣り特化型パンツ」も「釣りの際に着ていただける」だけでなく「街(普段)」でも着ていただけるデザインを目指しました。

つまり、前回のアイテムは「釣り場」寄りではあるのですが「街」でも使える。ゲージっぽくするとこんな感じでしょうか?

《釣り特化型パンツ》
釣り場  ⇔   街
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そして、今回のプロジェクトのアイテムは、こんな感じでしょうか?

《"ハレ"の日に着るレインコート》
釣り場  ⇔   街
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前回がかなり「釣り場」寄りのアイテムであっただけに、今回のアイテムにがっかりした方がいる理由もここが大きな原因だと思っています。

3つめも「ブランドコンセプト」ではあるのですが、「ブランドバリュー」にも近いのでしょうか?

いつも「釣り」を感じたい
「好きなアーティストグッズ」を身につけるように、普段から「Bywater」の服を着ていただく事で「いつも釣りを感じていたい」「釣り好きをさりげなくアピールしたい」という、自分でも気づかないような小さな想いを叶えたい。

普段から「Bywater」の服を着ていただく事で「いつも釣りを感じていただきたい」そう考えております。普段身につけるものが「釣り」に関連するブランドであれば、「釣り」を感じることができるのではないでしょうか?

今回のアイテムは、この部分にも関係しております。一見「釣り」とは関係ないのですが、「釣り」に関連するブランドの服を身につける事で、普段から「釣り」を感じていただければと思っております。


ここまで書いて、自分でもうまく説明できているのか、よくわからないのですが…

一見「釣りに関係ない商品」に見えると思うのですが、上記の3つのコピーをご理解いただくと、少しは今回のプロジェクトの商品をリリースした理由などを理解していただけるのではないでしょうか?

前回のプロジェクトが「釣り場」寄りで、今回のプロジェクトが「街」寄り。この両極端のアイテムをリリースする事で、ブランドの方向性を示すという狙いがあったのです。

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さらに説明しますと、プロジェクトページ内に『Rileyの「釣りのある1日」』というストーリーを入れました。

この商品の特徴を表すためのストーリーでもあるのですが、「ブランドコンセプトを表す」という意味や「こんな1日はいかがでしょうか?」という提案をしているという一面もあります。

「スーツ着て釣りなんてするわけない」って思われる方もいると思うのですが、スーツを来ているのは「フォーマルさ」や「ビジネスシーンで使える」という少しデフォルメした表現といいますか…。そんな感じです。

実際に働いている方全てが「スーツ」を着ているわけではないでしょうし、「ビジネスカジュアル」の会社や「完全にカジュアルでもOK」という会社もあるでしょう。でも、カジュアルな服装だと「仕事帰りに釣りをする」って絵面にはならないですよね?なので、このような表現にさせてもらいました。(でも、実際に釣りをしたので、全然スーツでもできなくないですよ。)

長々とまとまりのない文章を書いてしまい、申し訳ございません。

もっと頭が良ければ、もっとわかりやすく、的確に説明できたのだと思いますが、少しでも「Bywaterの目指す姿」をご理解いただければと思い、書かせていただきました。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。

【追記】
現時点では1件しか応援コメントがないのですが、一番最初の応援コメントから、私たちの目指した「商品コンセプト」を理解してくださっていて、めちゃくちゃうれしかったです。


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