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非スピリチュアル! 誰でも現実的に幸運になる方法完全マニュアル

こんにちは、非スピリチュアル幸運ブロガーのヒデヨシです。

あなたは運がよくなりたい、幸運になりたいと思っていませんか?

しかし、その具体的な方法がわからない。

というのも、「幸運」というものは目に見えない、とらえようのないものだからです。

ところが、世の中には確かに「運がいい人」が存在します。

一体その人たちは何をしていたのでしょうか。

わたしは幸運になる書籍200冊以上を読み、研究し、実践し、運がよくなる方法をブログで発信し続けてきました。

そうして情報を実践・発信しているうちに、幸運な人に共通する特徴がはっきりしてきたのです。

本マニュアルでは、わたしがたどり着いた、運がいい人に共通する幸運になるための具体的なノウハウのすべてをお伝えします。

このマニュアルを読んでいただくことで、あなたが幸運になる手助けができればこれほど嬉しいことはありません。


【注意!】ノウハウは実践してはじめて意味を成します


ここで一点、先に注意事項を申し上げておきます。

本マニュアルは、スピリチュアルな要素(たとえば、宇宙、波動、オーラ、神様、子宮、占いなど)は出てきません。

現実的な方法を通して幸運になるノウハウをお伝えするものです。

また、本マニュアルに書いてあるノウハウは、ただ強く信じれば幸運を引き寄せられるといった類いのものではありません。

実際に自分の体を動かして、行動して、継続して、はじめて効果の現れるものものです。

ですから、自分の人生を変えるために行動し続けることができる方には強くおすすめできる一冊となっています。

第1章と第2章は「無料」でご提供いたしますので、ご自分にとって必要かどうか、上手に活用できそうかをご検討いただければと思います。


目次

第1章 幸運とは何か?

・幸運には3種類がある

第2章 人からもらう幸運の確率を高める方法

・人からもらう幸運の確率を高めるための基本
・相手の名前を呼ぶ
・話上手よりも聞き上手になる
・ほめ上手になって相手をほめる
・人から褒められたら素直に喜ぶ
・会話に具体的な数字を入れる
・どんな人にも誠実に接する
・去り際を大切にする
・自分の成功は謙虚に語る
・過去の栄光を自慢する昔話をやめる
・相手を不快にする口癖をやめる
・すべての人から好かれようとするのをやめる
・できない約束をやめる
・謝り癖をやめる
・人を許すために心がけたい3つの要素

第3章 自分でつかみとる幸運の確率を高める方法

・自分でつかみとる幸運の確率を高める基本
・夢を実現したいなら日頃から情報発信をしよう
・小さなチャンスに気づけるようになるトレーニング
・チャンスのときに行動できるようになる口ぐせ
・チャンスが現れたらハッタリをかましてでも行動してしまう
・目標達成したいなら「しないこと」を決める
・ポジティブな脳の状態をつくる簡単な方法
・いつもと違う行動をすることで幸運と遭遇する
・つまらない作業は自分でルールをつくりゲーム化する
・毎朝を正月の元旦だと思うと、毎日が新鮮になる

第4章 自分の解釈による幸運の確率を高める方法

・自分の解釈による幸運の確率を高めるための基本
・自分の解釈による幸運の本質は「ありがたい」と感じること
・何もない平凡な一日こそ実は幸運だった
・「これは運がいい」とこじつけて解釈する
・自分の成長日記をつけて毎日を振り返る習慣をつけよう
・物事のとらえ方一つで良い人生にも悪い人生にもなる
・嫉妬の心を成長のエネルギーに変換する
・他人に大きな期待をしない
・生活の中で目にする数字をちょっとしたラッキーに変える方法

第5章 わたしは不運だ、不幸だ、人生ついてないと思っている自分を変る方法

・自分は不運だ、不幸だ、人生ついてないと思う人を劇的に変える3つの質問
・完璧を求めるあまり自ら不運を招いてしまうときの対処法
・人生を後悔しないために今やるべき5つのこと
・イヤな相手の誘いを上手に断る方法
・他人の些細な言葉に毎日イライラしてしまう自分を変える方法
・「自分はダメだ」と追い詰めてしまうときの対処法
・考え方が極端で自分に厳しくしてしまう状態を変える方法
・いつもクヨクヨしている自分を前向きにする方法
・失敗が多くていつも追い込まれているときの解決策
・悪いニュースを見て怒り悲しみ不安になる自分を変える方法
・自分の本音を隠して、嫌なものは嫌だと主張できない自分を変える方法
・冗談で人を傷つけてしまう自分を変える方法
・他人の失敗による不運を減らす方法
・批判や悪口を言われて辛い心を楽にする方法
・過去の後悔や未来の不安が頭から離れない自分を変える方法
・いつも頭のすみに不安があるときの対処法
・すぐに不幸自慢をしてしまう自分を変える方法
・どうにも不運が続いているときの対処法
・自分は汚くて嫌いだと思ってしまうときの対処法

第6章 自分のレベルと人生のステージを高めるための行動と心のつくり方

・自分の成長のために自由な時間をつくり出す
・他人に振り回されず自分軸をもって生きる
・待つだけの毎日をやめて、人生を豊かに充実させる方法
・言いたいことを相手に伝えるための3つのコツ
・イライラを上手に発散して意見を伝える「アイ・メッセージ」
・イライラ・怒りのマネジメント方法
・よどんでいる人生をリセットして人生の再スタートを切る
・「悪い我慢」ではなく「良い我慢」をしよう
・一生を通して信頼できる人を見つける
・有言実行、言行一致する
・どんな人でも自分の長所が見つかる3つの方法
・憧れの人ではなく尊敬する人を見つける
・成功・尊敬している人をまねることで自分も成長できる
・自分よりもレベルが高い成功している人の環境に飛び込む
・三日坊主をし続けることはとても誇れること
・今の自分の人生を選んだのは、過去の自分だと自覚する

おわりに

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第1章 幸運とは何か?


「幸運」とひとことに言うけれど、漠然としていてイメージがつかみにくいですね。

まず、話を進める上で幸運とはどのようなものかを定義しておく必要があります。

この章では、幸運には大きく3種類があることを紹介します。

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幸運には3種類がある


「幸運とは何ですか?」と聞かれたとき、あなたはどんなイメージをするでしょうか。

宝くじが当たって億万長者になった
大きな災害から無事に生き残った

このようなものを想像するかもしれませんね。

確かにこれらも幸運なことですが、視野を少し広げてみると、幸運というのは身の回りにもっと多く存在しています。

わたしたちが感じる幸運は大きく以下の3種類に分類することができます。


1. 人からもらう幸運

予期せず人からもたらされる幸運です。

たとえば、

・友人からステキな人を紹介してもらう
・サプライズでプレゼントをもらう
・普通は入れない会員制パーティに招待してもらう
・仕事が認められて昇給や昇格する

などがこれに当たります。

主に人間関係を良好にすることで周りの人からもらえる幸運です。


2. 自分でつかみとる幸運

自ら行動した結果もたらされる幸運です。

たとえば、

・宝くじが当たって億万長者になった
・Youtubeでメジャーデビューのチャンスをゲットできた
・大きな災害から無事に助かった

などがこれに当たります。

このようなものは、宝くじを買ったり、自分から情報を発信したり、災害への知識集めや備えをするなど、日ごろから準備をして自分からチャンスをつかみにいくことで達成できる幸運です。


3. 自分の解釈による幸運

一見普通に思えることを幸運だと自分で解釈するものです。

たとえば、

・500円玉を拾った
・電車で目の前の席が空いて座れた
・すべての信号が青でスムーズに目的地まで行けた
・スーパーでセール品を見つけた
・レストランで奥の静かな席に案内された

など。

当たり前に通り過ぎてしまうような普通のことに目を向けると気づくことができる幸運です。


これら3種類の幸運は、適切な行動をとることでその確率を高めることができます。

以降の章では、3種類の幸運の確率を現実的に高める方法について解説していきます。

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第2章 人からもらう幸運の確率を高める方法


「幸運になるためにはどうすればいいですか?」と聞かれたら、『良好な人間関係をつくること。それが運がよくなる一番の近道です』と、わたしは自信を持って答えます。

なぜなら、運が良いことというのは、実のところ身の回りの人からもたらされることが多いからです。

では、どのようにして人間関係を良くすればいいのでしょうか。

この章では、人間関係を良好にして人からもらえる幸運を増やす具体的な方法を紹介していきます。

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人からもらう幸運の確率を高めるための基本


まずは人からもらう幸運の確率を高める基本をおさえておきましょう。


・いつも笑顔でいる

良い人間関係を作るうえで欠かせないのが笑顔です。

ムスッと怒り顔の人とニコニコと笑顔の人、どちらの人と親しくなりたいかと問われたら、答えるまでもありませんね。

笑顔でいるだけで自分の気分も高まり、それが周りにも伝わり、その場の雰囲気が良くなります。

笑顔はコミュニケーションの要です。

鏡を見て自分が笑えているかをチェックし、いつも明るい笑顔でいるように意識してみましょう。


・挨拶、感謝、気づかいをする

コミュニケーションの基本は「挨拶」「感謝」そして「気づかい」です。

そんな人間関係づくりのファーストステップである以下の言葉を相手にかけることができているか、今一度確認してみましょう。

・ありがとう
・おつかれさま
・大丈夫?
・手伝おうか?
・さすがだね
・お先に失礼します
・いってらっしゃい
・気をつけてね
・お帰りなさい
・いただきます
・ごちそうさま
・よかったね
・大変だったね

これらを継続して相手に伝えることで、コミュニケーションの頻度が上がり、人間関係をよくするきっかけを生むことができます。

特に意識したいのは、「自分から声をかける」こと。

相手から言葉をかけられるのを待つのではなく、積極的なコミュニケーションを心がけましょう。


・自分から与えて他人に貢献する

自分から他人に対して貢献できる人は好かれます。

たとえば、いつもお土産を持ってきてくれる、大変な仕事を引き取ってくれる、人の嫌う作業を進んでしてくれるなど。

こうして見ると、能力の高いすごい人にしかできないように思えますがそんなことはありません。

ドアを開けて先にゆずってあげたり、美味しいお店の情報を教えてあげたり、明るく話しかけてみたり、簡単なことから人に貢献できることはあります。

自分の得意なことを見つけて、小さなことからでもいいので他人に対して貢献してみましょう。


・純粋に相手を応援する

相手を応援することも立派な貢献です。

その人の考えや活動に共感し、「頑張ってください、応援しています」と伝えるだけでも相手にとっては大きな勇気になります。

可能なら、声をかけるほかにもサポートをしてみましょう。

そして、達成できたときは一緒に喜ぶ。

シンプルですが、こうして相手の目標達成のためにエネルギーを与えたり、一緒になって喜び共感することで親密感が増していきます。


・嘘をつくのをやめる

嘘をつく人を信頼できるでしょうか。

他人と良好な関係をつくるには、信頼関係が欠かせません。

仮に相手を気づかっての嘘だとしても、そのしわ寄せはいつかどこかしらに必ず表れます。

また、嘘を隠すために自分が辛くなってはそれこそストレスがたまり、不幸な結果になってしまいます。

素直に真実を伝える、これも勇気が必要なことですが、長い目で見たときはやはり嘘をつくべきではないのです。

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相手の名前を呼ぶ


両親が一生懸命つけてくれた自分の名前。大切にしたいものですね。

相手に話しかけるとき、この「相手の名前を呼ぶ」という一手間を付け加えるだけで、以下の3つの効果を得ることができ、2人の関係を良好にしていくことができます。


1. 承認欲求を満たしてあげられる

人は承認欲求という、他者から認めてもらいたい欲求をもっています。

名前を呼ぶことは相手をその人個人と認めた上で話をすることになりますから、相手の承認欲求を満たしてあげることができます。


2. 単純接触効果で無意識に仲良くなる

単純接触効果とは、人と繰り返し会っていると、好感度や印象が良くなるという心理的な効果です。

繰り返し名前を呼んで接することで、相手は無意識に自分が必要にされていると思ってくれて、好感をもってもらえます。


3. 相手と顔を合わせることができる

人とコミュニケーションをするとき、目と目を合わせないと不安に感じたり、不快に感じたりしてしまいます。

名前を呼ぶことで、お互いが顔を向け合うので自分も相手も目を見て話すことができます。


さらに、相手の名前を入れて呼ぶことで、「あなたとコミュニケーションをしたいんです」という意思表示をはっきりさせることができます。

たとえば、

「あの、◯◯さん、ちょっとここを見ていただけませんか。」
「すみません、◯◯さん、すこし相談したいことがあるのですが。」
(相手の顔を見て)「◯◯さん、あなたはどう思いますか。」

のように名前を呼んでもらえた方が、会話の相手がはっきりしますし、自分を必要としてくれていると思うので呼ばれた相手は嬉しくなります。

たった一言、相手の名前を呼ぶだけでいろいろな良い効果が期待できます。

仕事で、家族で、日常生活のシーンで、是非意識して相手の名前を呼んでみましょう。

お互いに好意をもつことで良好な関係になり、その人が思いもよらない小さな幸運や幸せを運んできてくれるようになりますよ。

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話上手よりも聞き上手になる


よい会話というと、話し上手になろうと自分の話術を磨くことをイメージするかもしれません。

しかし多くの場合、聞き上手である方が会話を上手に進めることができます。

というのも、聞き上手な人は相手の話を上手に引き出せるので、その人のことを理解しやすく共感もできるためです。

人は自分を理解してもらえたときに喜びを感じるもの。

ですから、まずは話のスキルを磨くよりも、相手の話をしっかり聞くことが会話上手になるための第一歩となります。

では、どのようにすればいいのかというと、以下のコツを実践してみましょう。


・オウム返しをする

相手の言葉をシンプルに繰り返して共感を表します。

たとえば、

A「今日は朝の通勤電車が30分も遅れて大変だったの」
B「朝の通勤電車が30分も遅れたんですか。それは大変でしたね。」

のように、相手の言葉をそのまま繰り返すだけです。

さらに、以下のように続けることで会話を広げることができます。

A「今日は朝の通勤電車が30分も遅れて大変だったの」
B「朝の通勤電車が30分も遅れたんですか。それは大変でしたね。それからどうなさったのですか?」

大切なのは、「オウム返しによる共感」+「質問」の形をつくることです。

こうすることで、「わたしはあなたの話に興味をもっています」という印象を相手に持ってもらうことができます。


・適度なあいづちをする

オウム返しとあわせてもう1つ大切なのは「適度なあいづち」です。

あいづちは相手の話を聞いていることを示せる非言語コミュニケーションの一つ。

自分が会話しているとき、相手のあいづちがあるのと無いのとでは不安の度合いが全く異なりますね。

あいづちをすることで、話をしている人に安心感を持ってもらうことができます。

ただし、気をつけなくてはいけないのは「たくさんあいづちをしない」ことです。

「うんうん、そうなんですね。うんうん、大変でしたね。」

と、頻繁にあいづちをしてしまうと、相手の話を遮ることになってしまい、会話がスムーズではなくなってしまいます。

理想はゆっくりとうなずくことです。

相手が一通り話し終えたタイミングで

「そうなんですね、大変でしたね。(ゆっくりとうなずく)」

のようにゆっくりとしたあいづちと言葉で共感を示します。

こうすることで、相手の話に集中しながらコミュニケーションをとることができます。


・アドバイスをしない

相談されるとき、ただ聞いているだけではなく、何かアドバイスしてあげた方がいいのではないかと思うかもしれませんが、実はそうではありません。

「悩みの相談に乗ってほしい」というのは、ほとんどの場合、「悩みを聞いてほしい」ということ。

つまり「話を聞いてほしい」ということです。

下手にアドバイスしたり、その人を否定したりすることは、かえって逆効果になります。

悩みというのは、実は相談する前から自分の中である程度答えが出ているもの。

ですから、「あなたはどうしたいの?」と一言投げかけて、相手から答えを引き出すようにしてみましょう。


・自慢話や知ったかぶりをしない

人の自慢話やうんちくを聞いて喜ぶ人はいません。

相手の話を聞いていると自分のことを話したくなりますが、そこはグッとこらえて聞き役に徹します。

自分の話の内容よりも、相手の話の内容に興味を持って聞いてみましょう。


聞き上手な人のところには、どんどん人が集まってきます。

話を黙って聞いてくれることで安心感を与えて、人から好かれるからです。

そしてその親切さや誠実さから、色々と幸運な話も集まってきます。

「パーティがあるんだけど来てみない?」
「旅行の話聞いてよ!美味しいお土産あるからさ!」
「今まで相談にのってくれたお礼に、いい人紹介したいんだ!」

などなど。

人の話を聞いているだけで、幸運な状況というのも集まるものなのです。

話すのは好きだけど、聞くのはあんまり・・・という人は意外と多いもの。

それだけに、自分の話を真剣に聞いてくれる人というのはとても重宝されます。

もし、自分が話下手だと思うなら、紹介した聞き上手になるコツを実践してみてください。

声が耳に入ってくる数だけ、幸運が舞い込む可能性も大きくなりますよ。

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ほめ上手になって相手をほめる


ほめ上手な人は心が豊かな人です。

なぜなら、他人の行動に感動しないとほめることはできないからです。

そして、自分の感じた感動をその人に素直にほめて伝えることで、自分の嬉しさを他人に与えることもできるようになります。

それと同時に言われた人も嬉しくなり、その場には笑顔とよい空気が生まれます。


また、ほめるという行為は、相手に幸運を与える行為です。

というのも、ほめられた相手は自分のするべきことをしていただけで、その行動が思いがけず評価されるということは、その人にとってはとてもラッキーなことだからです。

ほめられれば誰でも嬉しいですから、喜んでくれた相手はどんどん頑張ります。

たとえば、仕事だったら業績として、恋人の料理の腕だったら料理の味として、どんどん上達して最終的には自分の幸せとして返ってくるようになるでしょう。

ですから、ほめることをためらう必要は何もなく、どんどん相手をほめてあげましょう。


ただし、何でも闇雲にほめるのではなく、しっかりと相手の行動を評価した上でほめることが大切です。

「あなたのこういった点がとてもよかったよ」
「いつもこれを手伝ってくれてありがとう」
「よくここに気がついたね、たすかるよ」

といったように、具体的にどこがよかったのかを一緒に伝えてあげると、ほめた相手はその言葉を受け止めてくれます。

ほめる行為はお互いの関係を良くするのに大切ですが、意外と照れくさかったりしてなかなか言えないもの。

しかし、相手に幸運を与えることができ、めぐりめぐって自分にも幸せが返ってくるのですから、遠慮する必要はありません。

人と接するときは相手をほめるように意識すると円滑なコミュニケーションができるようになります。


さらに、他人をほめることによるメリットが2つあります。

1つ目のメリットは、他人のよい部分を見つけられるようになること。

他人の良いところを見つけるように意識していると、自然とポジティブな部分を探すようになります。

このおかげで、たとえば嫌いな上司がいたとしても、よい部分を見つけようとする習慣がつき、人間関係の改善につなげることができます。

そしてもう1つのメリットは、自分のよいところにも気づけるようになることです。

自分のよい部分を挙げてくださいと言われたら、すぐに言えますか?

自分に自信が無くて自己肯定感を感じられていない人は思いのほか多いもの。

そんなとき、他人をほめるために良いところを探していると、人のポジティブな側面を探すクセがつくので、自分にも応用することができます。

そして、自分の良いところに気づいて自信がつけば、いろいろな場面で前向きになり、行動的になり、自己実現のために毎日を楽しめるようになるのです。


他人をほめるようにすることで、自分の人生を楽しくするきっかけを作れます。

また、人の良い部分が見えるようになるので、日頃のストレスを軽くすることもできます。

周りの人からも、良い印象を持ってもらえるので、人間関係もどんどんよくなっていくでしょう。

簡単なのにメリットが大きい「他人をほめる」方法。

是非意識してみてください。

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人から褒められたら素直に喜ぶ


人から褒められたとき、「いえ、わたしなんて」と謙遜してしまうかもしれませんが、これは相手に対して失礼にあたります。

というのも、相手はあなたに喜んでほしくて称賛の言葉をかけているからです。

よくよく考えてみると、せっかく相手がほめてくれているのにそれを否定するのはとても失礼なことですね。

自分に自信が無い人ほど、自分を否定的にとらえてしまい、自虐に走り、さらに自分に自信がなくなっていくという悪循環に陥ってしまいます。

ではどうすればいいでしょうか。

まずは、ほめてもらえたら恥ずかしさを捨てて、自虐もやめて、素直に「ありがとう」とお礼を言うことが大切です。

「すてきですね。」と言われたら、「ホントですか! ありがとうございます!」とシンプルに喜ぶ。

たったのこれだけですが、相手の褒め言葉を肯定することで、ほめてくれた人の気持ちを尊重することができます。

自分のことも肯定的にとらえることができますし、素直に嬉しくなれます。

そして何より、ほめてもらえること自体がラッキーなんです。

大人になると、そうそうほめてもらえる機会はありませんから。

そんなラッキーにも「ありがとう」と感謝する意味にもなります。

ほめてもらえたとき、「ありがとう」と言うことで自分も相手も幸せな気分になれるなら、そうしたほうがお得ですね。

もし心当たりがあるなら、これからは気をつけて素直に喜びを伝えましょう。

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会話に具体的な数字を入れる


生きている中で必要になるものの一つが「数字」。

そんな「数字」を会話に取り入れることで、他人に誠実に接することができるようになります。


よく使ってしまいがちな表現、「あと少し」。

こういったあいまいな表現は、かなり無責任な表現です。

というのも、その言葉の解釈を聞き手に任せてしまっているからです。

たとえば、待ち合わせで遅れているとき、あとどのくらいで到着するのかは目的地に向かっている本人でなくてはわかりません。

あと少しって、5分? 10分?

多少の時間のブレも考えられるため、待っている人にとってはかなりストレスとなる表現です。

そういったとき、言い方を改めて「あと5分くらいで着く」と言ってみましょう。

聴き手は具体的な数字が出てきたことでイメージがしやすくなり、あいまいさによるストレスが軽くなります。

できれば、「あと5分以内に着く」のように、最大でどのくらいかかるのかを伝えるとより親切です。

待っている人は、確実性に安心し、スキマ時間をつかうことで時間をムダにしないようにすることもできます。


わたしたちがあいまいな表現を使ってしまうのは、自分の発言に自信が持てないからです。

何か質問したときに、あいまいに自信なく返答する人と具体的に自信を持って返答する人、どちらが信用できるでしょうか。

具体的な数字をつかって返答できる人からは自信が感じられ、それだけで信用できるという印象を持ってもらうことができます。

また、具体的な数字を使って答えようとすると、必ず自分の中で数字を算出しなくてはなりません。

それはつまり、自分で見積もるということ。

時間なり金額なりを自分で見積もるようにしていると、どんどん見積もりの精度が上がっていき、数字の正確さが増してきます。

その数値を相手に伝えていくと、正確な値のためどんどん信用されるようになるのです。

そして人から信用されると、幸運が舞い込むようになります。


幸運の多くは周囲の人からもたらされるもの。

信用した人には、大きな仕事をお願いしたり、いつものお礼にステキなパーティーに招待したり、ステキな人を紹介したくなったりします。

信用されることはそれだけで幸運になるチャンスを増やしていることになるのです。

会話に「数字」を入れることは、意識すれば誰でもできるテクニックです。

相手から信用してもらいやすくなる方法ですので、是非日々の生活に取り入れていきましょう。

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どんな人にも誠実に接する


コンビニ、スーパー、レストランの店員などに対して、あなたは誠実に接することができていますか?

全く目を合わせない、無言、上から目線の横柄な態度をしていたりしませんか?

今一度自分自身を振り返ってみましょう。

もしかしたら、横柄な態度はとっていなくても、無愛想に接してしまったりすることはけっこうあるかもしれません。


世の中誰が自分のことを見ているかわかりません。

そして、世の中誰と誰がつながっているかわかりません。

悪い態度で接した店員が実は取引先の社長の孫だったとか、レストランで店員に適当に対応したところを好きな人が目撃していた、なんてことが偶然に起こり得る世の中です。

わたしも街で買い物しているところを友人に目撃されたり、たまたま入ったカフェで友人とばったり出会ったりしたことがあります。

世界は思っている以上に狭いのです。

だからこそ、どんなときも、どんな人にも、優しく丁寧に接していると自信をもって安心して過ごすことができます。

また、相手の尊厳を守って接することで、その人は大切にされているという気持ちが芽生えて幸せを感じてもらえます。

さらに、その対応をみた第三者が自分の身の回りの誰かとつながっていて、その話が伝わり、思わぬ良い形で自分のところに返ってくるかもしれません。

会社でお客さんのところへ行ったとき、受付に優しくあいさつしていたら、ラッキーなことにその会社の社長の耳に入りほめられた、といった具合です。

丁寧に接した相手を幸せにでき、それを見たり聞いたりした第三者も幸せになり、回り回って自分が幸せになれる。

これは一つの輪になった、確定した幸運だといえます。


では、どのようなことを意識して接すればいいのでしょうか。

相手に優しく接する最も簡単な方法は、「目を見ること」「ありがとうと感謝をつたえること」、そして「笑顔」が入れば完璧です。

最初の慣れないうちは恥ずかしく感じるかもしれませんが、目を見ながら「ありがとう」と言うだけでいいのです。

相手の目を見てお礼を言う。とても立派な誇らしい行為です。

「笑顔」「目を見る」「ありがとう」

自分が人に対して丁寧に接することができていないと思ったら、是非自信をもって試してみてください。

その行為は幸運という形で自分のもとに戻ってきます。

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去り際を大切にする


人と会うときは第一印象が大切だというのはよく言われることですが、終わりの印象も第一印象と同じように大切です。

終わりよければすべてよしと言いますが、実際に心理学では「ピークエンドの法則」というものがあります。

簡単に言えば、人と会ったとき、去り際に良い印象を与えるともう一度会いたいと思ってもらいやすくなる法則です。

去り際が笑顔で丁寧におじぎをしてくれる店員のいる店と、去り際がムスッとしていておじぎもせずすぐに去ってしまう店員のいる店、どちらにまた来たいと思うでしょうか。

店のサービスがどんなによくても、最後の印象の良し悪しでそのお店の最終的な印象が決まってしまいます。

このように、最後の印象はとても大切なものなのです。


ここで自分を振り返ってみましょう。

笑顔で別れていますか?
「また会いましょう」とこちらから声をかけていますか?
見送らずにすぐにその場を去っていませんか?

人との別れ際、去り際は心の緊張が途切れる瞬間です。

緊張が途切れたその瞬間の自分の心は、相手からよく見えてしまうもの。

ですから、友人と会うときなどは相手を見送った後に自分が去るようにすると、丁寧な印象をもってもらうことができます。


そして何より、最も大切なのは「あなたにまた会いたい」と自分自身が思うことです。

あなたはわたしにとって大切な人ですという思いやりをもって接していれば、去り際も自然と気持ちよく良い印象で別れることができるようになります。

そして人を大切にしていると、その人から思わぬラッキーをもらえるようになります。

楽しいイベントに誘われたり、ステキなプレゼントをもらえたり、幸運の多くは人が運んできてくれるものです。

まずはあなた自身から相手を思いやって、大切にしてみましょう。

その心は巡り巡って、幸運というかたちで戻ってきますよ。

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自分の成功は謙虚に語る


あなたは自分が成功したとき人から嫉妬されて人間関係に困ったことはありませんか?

もし心当たりがあるのなら、自分の振る舞いを変えることが必要です。


自分が成功したときは、周りの人に自慢したくなるものです。

しかし、それは良好な人間関係を作る上では逆効果。

たとえ本当のことであっても、自分自身を過大に評価して、能力の高さを主張するとよい印象をもってもらいにくくなります。

自分語りをするとイヤミな人になってしまうんですね。

ですから、自分が成功したとしても謙虚に振る舞うことが大切です。

そこでおすすめしたいのは、成功したのは運のおかげ、もしくは自分だけではなくまわりの人たちのおかげと主張すること。

というのも、世の中の経済的な成功とは、多くがチームプレーによるものだからです。

主張したい自分を押さえて他人を尊重できる人は、人間関係も良好でチームプレーが上手いので、まわりの人からほめられたり好きになってもらえます。

そんな人は、人から承認される幸せを感じることができるので、日々が充実したものになる。

さらに、チームプレーがよくなり、より大きな成功を手にする可能性も高まります。

そして、成功する可能性が高くなるということは、結果的に幸運が舞い込みやすくなるということ。

謙虚に振る舞うことで、自分も周りの人も良いスパイラルの中に入ることができるのです。


この世は一人の力で成功するのは難しいもの。

そんな事実を謙虚にとらえて、日頃から「チームのおかげ」「サポートのおかげ」「幸運のおかげ」と語ってみましょう。

その謙虚さによって人の心に波やささくれを生み出さず、円滑な人間関係をつくることができます。

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過去の栄光を自慢する昔話をやめる


「わたしは昔、有名な〇〇に仕事で携わったんだよ」
「昔はよかった、今なんて〇〇だもんな」

こんな風に過去の栄光にすがっている人、身の回りにいませんか?

こうした過去に目を向けてばかりいる人は残念な人です。

なぜなら、その人の人生のピークが過去にあると思い込んでおり、その栄光に執着して自分を成長させようという気がなくなっているからです。

また、過去の栄光にすがり昔話ばかりする人からは人が離れていきます。

これはいつも同じことしか話せないためです。

昔話は変化することがないので、何度も話しているうちに

「また同じ話か、何度聞かされるんだ・・・」

と話を聞いている相手がうんざりしてしまうのです。

また、昔話は自慢話になったり、説教臭くなってしまいがち。

そんなものを聞かされる方は苦痛以外の何物でもありません。

ですから、自分が昔話ばかりして相手を退屈させていないか、不快感を与えていないかを今一度振り返ってみることが大切です。


過去の栄光にすがる人に対して、未来志向の人はどうでしょうか。

未来志向の人は「今がスタートだ」という気持ちをいつも持っているため、常に成長しようというやる気に満ち溢れています。

また、目標があり成長しようとする人は魅力的に映り、人からの協力も得られるので、結果的に人間関係がよくなります。

さらに、向上心が行動につながり成果も残せるので、成功という幸運も舞い込むようになるのです。

ですから、自分が昔話ばかりのつまらない人になっていないか、今一度振り返ってみましょう。

もし自分が過去の話をしていると気づけたなら、未来のことを語るように意識してみてください。

未来のことといっても、暗い未来のことはやめましょう。

希望のある話、具体的には、小さくてもいいので自分の目標について語るようにします。

目標は何でもいいです。

旅行に行く、資格をとる、転職をする、素敵なパートナーを見つけるなど、自分がワクワクするものを設定しましょう。

そして「目標の実現のために今こういう行動をしています」と語ることで未来の話ができるようになります。

前向きな人のもとには、人も幸運も集まってきます。

過去の栄光にすがった昔話をやめて、未来に目を向けて希望のある話をしましょう。

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相手を不快にする口癖をやめる


口癖は無意識に出てしまうもの。

もしかしたら、気づかないうちにネガティブな口癖を使ってしまい、他人を不快にさせ、自分の価値を下げているかもしれません。

ここでは、幸運になることを目指している人が避けるべき悪い口癖を紹介します。


・でも、どうせ、だって(言い訳の3D)

言い訳の3Dとは、言い訳をするときに無意識に使ってしまう口癖です。

・でも、◯◯だからできないよ。(否定)
・どうせ、◯◯だからできないよ。(あきらめ)
・だって、◯◯だからできないよ。(正当化)

◯◯には言い訳の理由が入ります。

たとえば、「お金がないから」「時間がないから」「もう歳だから」など、自分があきらめるための都合のいい言葉。

考えるより先に言い訳をすると、チャレンジ精神が失われてしまいます。

何より、ネガティブに考えていると周りの人は離れていってしまいます。

「できない理由」よりも、「どうやったらできるか」という方法を考えてみましょう。

目の前のことを前向きにとらえて改善しようとすることで、人生を生産的に過ごすことができます。


・なんでもいい(主体的な人生を捨てる口癖)

「なんでもいい」は自分にはっきりした意見が無いときに使う言葉です。

友人「何が食べたい?」
自分『なんでもいいよ。』

「なんでもいい」という言葉は正直、本当になんでもいいと思っていることもあるでしょう。

しかし多くの場合、「なんでもいい」の本心は「考えるのが面倒」というもの。

そうして「なんでもいい」といって、自分の決断を他人に任せていると、自分の人生を主体的に決断できなくなってしまいます。

また、周りの人からも「あ、この人には自分の意見が無いんだな」と見限られてしまいます。

もし「なんでもいい」が口癖になっているなら、多少考えてもいいですから何かしらの意見や案を出してみましょう。

そうすることで、小さいながらも主体的に自分の人生を歩むことにつながります。


・とりあえず(問題を先送りにする口癖)

「とりあえず」は暫定的にものごとを決めておくときに使う言葉です。

たとえば、「とりあえず、これはとっておこう」など。

家を掃除しているとき、「また使うかもしれないから」といった理由でいつ使うかもわからないモノをとりあえず貯め込んでませんか?

「とりあえず」が口癖になっていると、大切な物事を先送りにするクセがついてしまいます。

物事を先送りにすると、後々忙しいときに限ってひょっこり問題が顔を出すので、「あのとき先送りにしなければよかった」と後悔するはめになります。

今やるべきことをせずに後回しにしていると、トラブルに巻き込まれることが増え、周りの人からも「この人とはかかわりたくない」と思われてしまいます。

いつかやろうと思っていることは忘れるからすぐに手を付ける、あるいはやらないと決める。

こうして問題を先送りするクセを改善して、未来の不運をなくしましょう。


口癖は無意識に使ってしまうものがほとんどです。

無意識のものは人から指摘を受けないとなかなか気づけないもの。

幸い、口癖は意識すればなおすことができます。

一度自分を振り返ってみて、ここで紹介した口癖を多用しているようなら是非改善してみましょう。

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すべての人から好かれようとするのをやめる


まず、イメージしてみてください。

自分はとあるパン屋さんのオーナーをしています。

ある日、お店に1人のお客さんがやってきました。

一方で、店の外には自分のお店の前を素通りする人がが99人います。

あなたはどちらの人を大切にしますか?

シンプルな質問ですが、見逃してしまいやすいとても大きな気づきを与えてくれます。

つまり「少数でも、自分に興味を持ってくれている人」こそ大切にするべきということです。


では、人が他人に興味を持つときというのは、どういうときでしょうか。

それはその人に「共感」「期待」をしているときです。

この人の言うことや考え方は、なんだかしっくりくる。

この人の行動を応援していれば、もっといい世の中になるかもしれない。

こうした共感や期待が自分の中に生まれることで、人は他人に興味を持ち、好きになっていきます。

とはいえ、地球上のすべての人から好かれることは不可能です。

なぜなら、人は十人十色の価値観をもっていて、必ず反対の意見を持つ人が現れるからです。

何より自分という存在に気づいてくれる人がなかなかいません。

そう考えると、自分に興味を持ってくれる人というのはとても貴重な存在なんですね。


では、どのようにして自分に興味をもってもらうのでしょうか。

コマーシャルを流さないことには、なかなか商品やサービスが認知されにくいですよね。

それと同じように、自分から何かしら発信して表現しないことには、他人から共感や期待をしてもらうことは難しいということです。

たとえば、

・SNSをつかって自分の描いた絵を見てもらう
・Youtubeをつかって自分の気持ちを見てもらう
・セミナーや勉強会を開いて、あるいは参加して人と意見交換をする

こうした一つひとつの表現や発信を積み重ねた結果、共感や期待をしてくれる人が一人、また一人と現れて、コミュニティが広がっていきます。

大勢の中から自分を選んでくれたということは、とても幸運なことです。

人間関係にしろ、ビジネスの関係にしろ、自分の持つものに共感してくれて、期待してくれる。

そんな人が少しでもいるということに気がつくと、人生がとても楽になります。

その他大勢の人を気にすることなく、数は少ないけれど自分に共感してくれる人を大切にしましょう。

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できない約束をやめる


あたりまえのことですが、小さな約束事を守らないと幸運を逃してしまいます。

約束事を守るというのは人づきあいの初歩。

言われれば当たり前のことですが、この当たり前のことができていない人が思いのほか多い。

あなた自身は大丈夫でしょうか?


約束を守れない人は、他人の時間を軽視している人です。

たとえば待ち合わせの約束に5分遅刻をしたとしても、たった5分ですが、相手の人生の貴重な時間を奪っていることにかわりはありません。

時間ほど貴重なものはこの世にあるでしょうか。

時間の大切さをわかっていない人は、信用されません。

そして、信用を失うとそれだけでチャンスを失うことになります。

自分で約束を了承しておいて、その約束を守らなかった結果、信用をなくしてしまう。

こんなにもったいないことはありませんね。


では、小さな約束事を守れるようになるにはどうしたらいいのかというと、

「そもそも約束をしない」

この一点につきます。

まず、他人と約束をしなければ約束を破ることがなくなりますね。

他人の貴重な時間を奪うこともなくなりますから、悪い印象を与えることもなくなります。

また、約束をしなければ、自分が約束事に追われてストレスになることはありません。

時間に間に合わない、納期に間に合わない、やると言ったけれどできない、こういったストレスから解放されます。

「約束をしない」ことは、自分にとっても相手にとってもとても親切なことなのです。


約束をしないことの本当の目的は、「できない約束をしなくなる」ことにあります。

約束をしないことも人としての一つの責任能力です。

約束事を守れないのは、自分でできると思い込んでいるだけの約束をしてしまうことが原因。

それが積み重なって、約束事の数が多くなり、予定がパンパンになってしまうので約束を忘れたり間に合わなかったりするのです。

「約束をしない」というのは、そういった無理な状況をなくそうということ。

約束をしなくなると、自分の予定がどんどんシンプルになり、生活にも行動にも時間の余裕をつくることができます。

そうしてある程度の期間、約束をしないように生活しているといつのまにか約束をすること自体が苦手になってきます。

人は苦手だったり不慣れなことをするときには慎重になるもの。

ということは、約束事に慎重になるので、逆に約束したことは守ろうと必死になります。

結果、長期的にみて約束事を守れるようになるのです。


まずは約束をしないようにして、約束事に不慣れになってみてください。

たったのそれだけで誠実になり、他人や自分との約束を守れるようになります。

少し時間がかかる方法ですが、長い人生を見たとき、人からの信用を失うよりはマシではないでしょうか。

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謝り癖をやめる


自分の生活を振り返ってみてください。

たとえば、誰かにドアを開けてもらったとき「すみません」と言って申し訳なさそうに通っていませんか?

「すみません」と何ごとにも謝ってしまう人は周囲の人から自信がない印象をもたれてしまいます。

相手に申し訳ないと思っての一言かもしれませんが、その言葉は相手を気遣っての言葉ではなく、何となく気まずさを感じての一言。

謝罪の気持ちよりも後ろめたさが表に出てしまいます。

悪いことをしていないのに、自分が悪いと認めてしまっているのでは常にネガティブな状態で自分に自信を持つことはできません。

また、謝り癖がついているということは、失敗の癖がついているということです。

「謝ればいいや」という気持ちが少なからずあるために、失敗に対して無頓着になってしまうのです。

そうすると自分の行動に責任感がなくなり、どんどん人からの信用もなくなってしまいます。


では、どうすればいいのかというと、簡単です。

「すみません」を「ありがとう」に変えればいいのです。

何かをしてくれた人に対して、シンプルに「ありがとう」と感謝を伝えてみてください。

ドアを開けてもらったら「ありがとう」。
エレベーターの乗り降りをゆずってもらったら「ありがとう」。
落としたものを拾ってもらったら「ありがとう」。

英語では気軽に「サンキュー」という文化があります。

同じ意味の言葉なんですから、「ありがとう」なんて気軽に言うくらいでいいのです。

人に感謝することで自分に自信がついて、人生が楽しくなりますよ。


「ありがとう」と言ってくれたら嬉しくなりますよね。

人からもらえる思わぬ幸運は、こうした小さな感謝の積み重ねです。

今日から是非、謝り癖をやめて「ありがとう」と感謝する習慣をつけてみましょう。

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人を許すために心がけたい3つの要素


人を許すことはとても難しいことです。

相手が悪いこともありますし、自分に非がないことだってたくさんあります。

そんなときは、いったん心を落ち着かせて以下の3つの心得をもって相手と接すると心が楽になります。

その3つの心得とは、

・責めず、ほめる
・否定せず、肯定する
・変えようとせず、受け入れる

です。

これらを意識するだけで、心を落ち着かせることができ、お互いを許し合える環境を整えることができます。

それぞれどういう意味か見ていきましょう。


・責めず、ほめる

「あなたに責任がある」と、相手を責めてしまうとお互いが不快な感情に包まれて、そのあとますます関係が悪化してしまいます。

このとき、「◯◯してよ」と指示をしてしまうと相手は身構えて反抗的になってしまいます。

何かしらを押し付けるなど「指示」するのではなく、「ほめる」ことを試してみましょう。

人は命令されると嫌な気分になりますが、ほめられて嫌な気分になる人はいません。

たとえば、気をつけてほしいときは「気をつけてよ」と言うのではなく「よく気がつくよね」と言う。

優しくしてほしいときは「優しくしてよ」ではなく「あなたって優しいね」と言う。

他人から見れば足りていなくても、本人は本人なりに一生懸命がんばっていたのです。

そこを認めてあげることで、相手は嬉しくなって毒気を抜かれて心が落ち着き、というかむしろ喜び、以後の行動を気をつけるようになります。


・否定せず、肯定する

「だからダメなんだよ」とか「でも、悪いのはあなたでしょ」などと相手を否定するのはよくありません。

自分でもわかると思いますが、否定されるとムカッとしてしまうからです。

そんなときは言い方を「否定」から「肯定」に変えて、丁寧に伝えるようにすればムカッとさせずに自分の意見を伝えることができます。

たとえば、

「あなたはがんばっている。でも、ここを直さないとダメだ」

というのを

「あなたはがんばっている。だから、ここを直すともっと良くなるよ」

のように、先ほどの「ほめる」ことと合わせて「肯定」すると、相手の気持ちを尊重した上で自分の意見を伝えることができるので効果的です。


・変えようとせず、受け入れる

まず、他人を変えることはできません。

自分から変わりたいと思わないことには、人は変わることはありません。

自分の理想に合わせてムリに相手を変えようとするとひずみが生じてしまいます。

ですので、相手を変えようとする前に「今の相手を受け入れる」ことに集中してみましょう。

そもそも人として、一個人として別々の存在なのですから、同じであるはずがないんです。

相手には相手の、自分には自分の持って生まれたものや積み重ねてきたものがあります。

その部分を理解して、相手を変えようとせず受け入れて、まずは自分が変わってみるのです。

努力して変わろうとしているあなたの姿を見た相手は共感し、「自分も変わらなくては」と思い自分から行動するようになります。


人を許す行為はとても崇高なものです。

許せるというだけで心の器が大きく、人から信用されるようになります。

そして、他人を許せるというのは心に余裕があるということ。

心に余裕があると視野が広くなり小さな幸運にも気づけるようにもなります。

「ほめる」「肯定する」「受け入れる」という3つを実践していただき、心にゆとりを持って、小さな幸運や幸せを見つけられるようになりましょう。

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第3章 自分でつかみとる幸運の確率を高める方法


運がよくなりたいとは言うものの、何も行動しないままでは幸運になることはできません。

毎日の自分という原因を変えないのに、違う結果を求めるのは愚の骨頂です。

チャンスや幸運は、自ら行動し、自らの手でつかみ取りにいくことが大切なのです。

この章では、自分でつかみ取る幸運の確率を高める具体的な方法について紹介します。

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