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マジックボードとの出会いは2パターンある

先日、YouTubeに新しい動画をアップしました。

【遂にゲット】あのSITDで優勝したCIPROボードレビュー&インプレッション

実際に動画を見てもらえればわかるのですが、最初全く上手く乗れてません。

ですが、最後は別人に変わっています。

CIPROは、コナー・コフィンを兄に持つパーカー・コフィンが、ボードシェイパーのブリット・メリック氏に新しいボードの開発提案をして20本以上のボードを試行錯誤して仕上がったモデルと言われています。

そして、上の動画を見てもらえればわかるのですが、なんと2022年のSTAB in the darkでブリット・メリック氏の削る”CIPRO”が優勝したのです!
※STAB in the darkの企画内容はこちらの記事に書いてますので、是非見てください!簡単に言えば世界一のボードに選ばえたって感じです。

パーカーとブリット氏の多大な努力が、この結果に繋がったのだと思いますが、ブリット氏は当初自信がなく企画に参加すること自体気が乗らなかった様です。

でも、そんな中で優勝できた事は不透明な現在、未来でも一生懸命に今を生きてれば何かが生まれるということを教えてくれているのでは?と思います。
そして自信がなくても前に出れば、その結果が恥になるものであったとしても、それは自分を知るということに関しては凄く良いフィードバックになるものだとも僕は今思いました。

自分の向かってくる運命から逃げないでいようと、この記事を書きながら確認できました。

パーカーとブリット氏の努力のたわものでできたCIPROは、完全なるハイパフォーマンスだと宣言します。


攻撃的なサーフィンをしたいと思う方、そのマインドがあれば必ず受け答えてくれます。

なぜなら、このボードが生まれたストーリーは2人の闘いから生まれた物だからです。

乗り手のパーカーは、自分が納得するフーリングを矜持できるまで、一本一本真剣にサーフボードをテストしていたことが20本以上のボードを乗ったというストーリーからも想像されます。

僕のCIPROでのサーフィンも乗れば乗るほど良くなっていて、映像には残ってないけど、すごく自分のサーフィンが攻撃的になってるのを感じるし、よりコンペティターとしてふさわしいマインドにさせてくれてる気がしています。


僕は、自分が指導者を務めるサーフレッスンで、当たり前ですが生徒さんにはできないことを挑戦させています。


ですが、指導者の自分は人にはできないことをさせて、自分はできることの繰り返ししかやっていないことに先日気づきました。

前から頭では気づいてはいたものの、生徒の皆さんと接して『自分は何の為にサーフィンをやっているんだろう?』ということを肌で感じさせて頂き、そこで初めて実感として理解できました。

当たり前のことをやる当たり前の姿勢を持ててなかったんですね。

レッスンを受けて下さっている方の真剣度は、『この姿勢こそが、何かと向き合い目標に向かっていく姿勢なのだ』ということを、いつも僕に思い起こさせてくれています。

できることの繰り返しで、ふわふわ生きて行くのは終わりです。

いや、いつかのいつかは、ふわふわ平和に生きたいなとも思いますが、そんなのは今考える必要もない。

一生懸命生きた過程で勝手にそうなれればそれで良いのだと思います。

なんか気づいたらボードの情報ではなく、熱い話に変わってしまっているのでブログにアップするつもりの記事をnoteに今置き換えて書いてますw

ちょっと話が思いつきになっていますが、

CIPROは、これまでにないタイプのCIサーフボードの乗り感なので、僕の様に最初合わないパターンもあると思いますが、

マジックボードと言うのは一発からくるものもあれば馴染んで生まれるものもあるということを知っておいてください。


昔の話になりますが、当時高いお金を出して、メイヘムという一流ボードを買って初めて乗った時に、『うわっ全然調子良くない』と思ったんですね。

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