JPSA第1戦一回戦負け
まず初めに、応援してくださってる方々本当にありがとうございました!
結果は望んでた結果ではなかったですが、自分なりに一生懸命にやりましたので後悔はないです。
あの時こうしてれば良かったみたいなものは、今の所思い浮かんできません。
おそらく地元では最後の試合であったと思います。
独り言のように、振り返って思ったことを淡々と綴ってみます。
まずヒートが始まる前にパドルアウトした時、腕が回らなかった。
普段の練習でもこんな重さを感じることはないし、昨日も食事をしっかり摂ることも意識したし、前回の試合も波が大きかったので疲れを溜めないように過ごしてきたつもり。
予想外のパドルアウト。もう既に4ヒートくらい終えた感じの腕の重さ。
自分の身体じゃないみたい。回らない。
だから若干開き直る感じで笑うことにした。
楽しんじゃえって感じで構えた。
沖に着く前に試合は始まっちゃって、動かない身体との闘いからスタート。
波はできる限り慎重に選ぶしかないと思った。
7分すぎたくらいで1本目を乗り終えて、パドルバック中に1本底惚れした波をドルフィンした。
かなり下まで持ってかれて一瞬本当苦しくなって『やばい』と思ってしまった。
沖に戻って、2本目の波を探してる際にボードに異変を感じて
ボードを見ると真ん中からサーフボードが折れていた。
体力的にも時間的にもボードを交換する時間はないし、最後の1本の勝負だと思った。
ボードはボトム側で繋がっていて1本に留まってる状態。
力のあるリップにロールインしたら完全分解で折れる可能性大。
逆転に必用なポイントは1点台。
ヒートの流れ的に4点台はスコアしたい状況だけど、16分ヒートが流れてまだ1本しか乗れてない。波を選ぶ時間はほぼない。
残り時間が4分切ったくらいで、目の前に来た壁のない波を乗った。
3.4ポイント出して逆転はしたが、3位の選手が最後に壁のある波を乗り1位に逆転した。
結局、最後自分の前には波が来なく終わった。
地元では最後の試合
良いサーフィン、良い試合をイメージしてた。
でも、実際開けてみたら内容は中々散々なものになった。
試合が始まる前から自分の身体じゃないくらい身体の重さを感じる。腕に重りのベルト巻いてる感じで。
サーフボードは折れる。
正直、心も折れそうになった。
まさかこんな感じになるとはな。
でも、これも運命。
結果を受け入れる。
なぜこうなったのか?
冒頭でも書いた様に、自分なりの一生懸命はやってきたから悔いはない。
だけど敗因を考えて上げるとしたら、練習量なのかな?と思う。
普段波に乗る数だったり、辛いトレーニングだったり。
サーフィン競技に影響する一定のハードワークが、当日の予想外に起こる心身状態に適応する身体を作って助けてくれるものになるのかなと思う。
今の僕は、その部分が足りなく敗因を考えるならそこだなって思う。
今このnoteを書いてる間も腕の動きが良くない。
なんなんだろ?本当に。
サーフィンの練習量だったり足りてないと思うけど、他のこともやらないといけないし今の自分には心でできる範囲がそのくらい。
自分なりに一生懸命やったと思い一度は肯定したけど、
今回の負けは、自分なりの一生懸命が少し足りなかったんじゃないか?って思い直した。
たぶん、今の一生懸命の範囲は意外と普通な範囲で
それを今の自分はわかってないんだと思う。
それは今回の負けた結果表を見て思ったんだよね。
地元最後の試合で、なんともスッキリしない内容と結果。
でも、この結果をすんなり受け入れる。
今までは色々考えたりイライラしたり
誰かにストレスを見せたりストレスを投げることがあった。
でも、今の自分は強くなりたいし
起きたことをストレートに受け入れることがテーマ。
受け入れて平常心を忘れず、誠心誠意を持って自分を貫く努力をする。
僕は、本当に色んなものを拾ってしまう脳みそを持ってるので最近は静かにしたかった。SNSも実は得意じゃないからお休みしまくってる。
次の試合まで、4ヶ月くらい空く。
今の僕は正直プロサーファーと言えるものじゃなくなってて、この敗北は仕事に専念させる為の引き金を引いてくれたのかもしれない。
今日学んだことを実生活に活かし、もうちょっとの一生懸命を出して
『強さ』を求めて生きて行きます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
田中英義