復活録②
※この復活録というタイトルの記事は、復活録①の続編になります。
まだ①を読んでない方は、そちらを読んでからこの記事を読んでくださると嬉しいです。
復活録①を書いてから、およそ8日ほどたった。
試合まで、後もう1週間を切った。
前回の記事を書いてからの僕は、軽くサーフィンをしながら、体を”ゆるめる”トレーニングをしながら精神的に負担を感じないように、メンタル、考え方から一つ一つ修復できるように慌てずに落ち着いてゆっくり過ごしている。
足を痛めているのでサーフィンもそこまで出来ないし、基礎体力をつけるロードワークもできないので、実は最近ちょいちょいプールに行ってる。
今日までに3回行った。
プールでは1キロ泳いだ日もあったし、潜水である程度息が上がるまで泳いだ日もあったし、最後に行った一昨日では、ゆっくりサウナに入った後に身体を弛緩するように泳いだ。
そして、『痛みが出ないように歩くにはどうしたら良いか?』を考えて
痛みが出ない方の足の動かし方と比較しながら水中の中で歩いてみた。
そうしたら気付けることがあって、プールを出るときには希望が湧いていた。
実際、今は以前と比べて歩く時に足首に負担が来ていないように感じている。
昨日は、久しぶりに頭オーバーサイズの綺麗なチューブ波が割れる良い波で、チューブを狙う動作でしかサーフィンはできてないけど痛みはあまり感じなかった。
今日は、少し波のサイズが下がって、マニューバーサーフィンをする波でのサーフィンで、やっぱり足はまだ不安定で左足が浮いてしまうシーンもあるけど、”痛み”というものは感じなかった。代わりに今強く感じているのは”張り”。足はやっぱり貼っている。
左足から左股関節、左側背中の肩甲骨、肋骨周りと首。
足から繋がるように張りがある。
それでも少し良い兆し。
今この記事を書いている時も左足のスネをマッサージするとやっぱり張ってるけど、一昨日のプールでヒントを得たように何か一つでも気付けることがあると思うと自分と向き合う事は大事だなって思えるし、継続して向き合っていきたいと思える。
ちょっと良い兆しを感じれるだけで、明日のサーフィンの糧になってる。
最近全くと言っていいほどイメージが沸き上がって来なかったんだけど、昨日インスタで外国人選手のサーフィン動画を見て、自分のサーフィンを創造出来る瞬間も感じれた。
魂と肉体の統一。日々の鍛錬。これらが戻ってくれば、
必ず、今の自分とは全く違う自分が未来にいると思う。
試合はもうすぐだけど、今と変わらず焦らず最善を尽くす。
自分は、”ポテンシャル”に関しては今上位にいる多くの選手よりもあると思ってる。
それは、実績からもそうだし僕の様なサーフィンスタイルはそう多くない。
そして、勝負にも弱くない。
しっかり足の状態を良くして、いつか必ず最高の自分を見せたいと思ってる。
今は次の試合、勝つとも思ってないしまた負けるとも思っていない。
ただ、目の前に向かってくるワンシーンワンシーンに今の自分の全てを投じる事に尽くすだけ。
大会は来週15日からのスタート。
土曜日から行ってきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
田中英義